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信用創造(3)無政府的な過剰通貨

 バーナンキインフレ
 (記事とこの人との、直接の関係はありません)

 信用創造のからくりについては、「信用創造とは」、「通貨、金利と信用創造の特殊な性質」に書いてきました。

 通貨、金利、与信この三点セットが「国民国家(暴力装置)」を保証人として、流動性の過剰な増大を引き起こしていること。

 そのことのために、実体経済にはありえない、まさしく百倍をこえる「帳簿上の通貨が、投機を起こし、信用不安を起こし、恐慌を起こしては、資産を金融資本に回収して主要国は国際金融資本にその富が収斂します。
 FXのレバレッジと同様に考えて良いでしょう。
 現金通貨ではありません。帳簿上の通貨です。

 実体経済とか経営主体とかの個人的な意思を離れて、カネがカネの意思で流れを作っているかのように見えるのは、通貨価値で言えば、貿易とか経常収支などに関わりなく、カネが自己増殖を求めて動いてるいるためです。

 産業革命とは、実は技術革命と言うよりは、既にあった技術が、通貨、金利と与信が(発明と言うよりは)国家(暴力装置)を保証とすることによって、経済成長と結びついたものと言えると思います。
 「国際金融資本の成立」にて多少述べましたが、国家(暴力装置と)を保証とすることによって、即座に帝国主義へと展開せざるを得なかったと考えます。
 
 これらのことについて、私よりもはるかに解りやすく説明しているがけっぷち氏から一部引用させていただきます。(一部引用なので、責任は全て私です)。

2009/11/23から一部引用

過去の記事見てもらえばわかるように、おいらも信用創造の構造はもちろん知っている。
だから、カネなんてものは幻であって、現物こそが重要なのだとも書いてきたわけだ。

でもさ、ここは「利権屋」ブログなんで、自分の利権を守って拡大するのが目的だし、逆にそれの弊害になるような連中に力を持たせる結果になることなんか書くつもりないわけ。
プロパガンダだもの(笑)。

なんて書くと誤解されそうだが、ウソを書いているわけじゃないよ。
全容を書くとかえってろくなことにならないって話。

なお、ツッコミが入ったのは「ゆうちょは信用創造で莫大なカネが作り出せるのに、産経と同じように「預金が国債にまわっている」という論調はおかしい」という点だ。
いや、事実そのとおり。
あんたが正しい。

以前から「銀行なんてのはいくらでもカネを作れるし、融資の原資が預金だなんてのは大ウソだ」と書いてきた手前、正直、どうやって書こうか迷っていたんだよね。
これがゆうちょの問題になると、あまりにもデカすぎて、かえって面倒なことになりかねないからさ(もっとも、影響力のあるブログじゃないがね)。

だって「ゆうちょはやる気になれば1000兆でも2000兆でも国債買えるし、おまけに企業に山ほどカネをつぎ込める」なんて書いちゃったら(書いてるけど(笑))、また財政のモラルがどうだの、規律がどうだのっていう、まともで善良な人たちが警戒してしまうではないか。

で、同時に突っ込まれた「カネあまりなんか起こってない」の件もそう。
確かに、経済学的な話で言えば、カネがあまってるわけじゃなくて、カネはいくらでも作れるってのが正確な表現だ。
そこにカネがあるわけじゃなくて、カネを作る「装置」があるってことだからね。

だけどさ、亀井大臣がやっているように「カネがあまってんだから、どんどん使って景気をよくしよう」って言わないと、慎重な日本人はまたここで警戒に入ってしまう。
また溜め込みに向かって、消費も伸びずにデフレが加速することになるはずだ。

そういう動かないゼニをどうにかするために、国債とか公共事業があるわけだけど、財政がヤバいだの、ムダが多いだのってマスコミのプロパガンダに引っかかって、自らクビを締める結果になっている。

結局、日本の消費を回復させるためには「安心」と「安全」という裏打ちがなければダメなんだろうね。
むしろ逆なんだけどな。
カネを使わないと、経済はどんどん疲弊していって、最終的には溜め込んだカネさえも価値がなくなってしまうのだけれど。

というわけで、おいらは真実をなにもかもストレートに書けばいいというスタンスではまったくない。
ここが利権屋ブログであるゆえんである。


2009/12/10から引用


これが信用創造という仕組みの怖いところでして、カネがカネを生み出して膨張し、そのカネがさらに市場に流れるという構造なのですね。

誰かが銀行からカネを借りる→そのカネがどこかしらの銀行に預金される→銀行全体において資産が増える→さらにカネを貸せるようになる→初めにもどる

誰かがカネを借りることによって、カネの総量が増えていくんです。
カネの量が増えていくということは、インフレを起こしているものであり、つまり現物の商品に対する価値がどんどん落ちていくわけです。
だから、遊ばせておくわけにいかないと、それが各国の債券や株式に流れこむと。

それを銀行そのものがやっている例もあれば、ヘッジファンドや個人がやっている話もあります。
誰が、という主体があるというよりも、膨れ上がったカネが買い取ってるという感じでしょうかね。

これの一部が破綻して、信用不安に発展すると、各地で資金の引き上げが発生し、世界に膨れ上がったカネが収縮することになります。
そして、天文学的な負債を抱えているところが維持できなくなる。
よって、その維持のために、中央銀行などが債券の買い取りを行うわけですね。
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コメント

こんばんは。
読んでますよ。
北風きつそうですよね。
でも前に進みましょうね。

コメントをありがとうございます。
あかちん様のブログ、マッチしていて、これからも読ませていただきます。

当方は、浅学非才のへぼブログですが、
お読みいただいて、感謝の次第です。

変な話ですが、私、冬近くなるとモヤモヤと血が騒ぐタイプで、近い内に過激な言説をしそうです。

今後とも、よろしくお願いいたします。

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