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もうすぐ北風が強くなる

洗脳国家日本:上杉

洗脳国家日本 12/28 文化放送に上杉隆氏が出演し、放射性物質が無主物とした騙し裁判、洗脳国家日本について語った。   「ざまあみやがれい」から 

吉田照美「えー上杉隆さんにニュースを取り上げていただきます。福島県産のコメから放射性セシウムが検出されたという、えーニュースですね」

上杉「はい。えー。だいぶ前ですけども、スケープビーフという」

吉田「あーそうですね。上杉さんの造語で。」

上杉「ええ。作って。5月ぐらいでしたっけ」

吉田「ええ。そうでしたね」

上杉「えー。当時政府は、放射能は、えー、福島県内にしか飛ばない、さらに稲わらにしか付着しないと、さらには稲わら食べてた動物では肉牛しか、えー、汚染されないと」

吉田「はい」

上杉「つまり牛さえ、ということで。牛パニックだったんですね」

吉田「いやあほんとでしたね」

上杉「その時、時を同じくして、東海テレビが、汚染されたセシウム米さんという、あの、フリップで。」

上杉「えーその後懲戒免職になったますけど、その、えー、ディレクター、ADのかた」

吉田「そうですね」

上杉「あれ、社員だったらなってませんけど。だいたい社員じゃない下の人間は人間扱いされないんで、どの局も。で、そういうんで、解雇になってると。でも結局あってたじゃないですか」

吉田「まあまあそうですね」

上杉「ええ。当時もう言ってたんです。えーお米作付けの時期に農家の方々が心を込めて丹精こめて、作って、後でわかったときに、あの、ショックが大きいんじゃないか。だから選択することができる余地、つまり多様性ですよね、情報、それでもつくるという人がいれば作ればいいんですけど。最初からわかってて、大変なお米作り、労力かかるわけですよ。あたりまえですけど。体力も精神力も。で、それ作ったときに出荷できないとなったら悲しいだろうと、当たり前ですよね。」

吉田「そりゃあそうだよねえ」

上杉「それを3月に警告してたんですよ、ずっと。フリーのジャーナリストは」

吉田「そうですねえ」

上杉「で、他の民間団体も。政府、それから大手のマスコミはその時に、え、これを無視したんです。無視するどころか否定して、そんなことはないと。えー風評を広げるな、デマをいうな。」

吉田「まあ風評被害という言葉でねえ」

上杉「みんなで福島のものを食べようと。いうことで、そういう事を言うなと。排除したんですねえ。結果どうしたかっていうとこういう事になったわけです。」

吉田「そうだなあ」

上杉「だったら、最初からなんで言ってあげないんだと。と同時にこういうふうになった場合は、まず政府もマスコミも自分の間違いを認め…そろそろ認めてくれと。いうことを…」

吉田「そうですね。わかってたことですよね、これ」

上杉「まあ、ずいぶん9ヶ月も言い続けましたね。」

吉田「いや、本当ですよねえ」

上杉「疲れましたね。ということで、え、こう言うのはしょうがないんです。誰の責任でもない、つまり、東京電力の責任。ところが日本の法律では、セシウムはこれ無主物なんで」

吉田「無主物っていうこれがまた、すごい…ですねえ」

上杉「東京電力のものではない。ええ。」

吉田「これ、無主物ってのはあれですね。世界に通じる言葉になるんですかねえ」

上杉「すごいですねえ、日本の発明は」

吉田「すごいよ、日本って、そういう言葉の出し方が」

上杉「ええ。まあ司法もそこまで一体化してるということで。で、それはまあゴルフ場のえーいわゆるセシウム、これの判決が福島で出たのが、ゴルフ場にたまった今、福島のゴルフ場、セシウムは、えー、東京電力のものではないと。だから、賠償はしなくていい。まあ、これ全てに」

吉田「んーな馬鹿な話ないよねえ」

上杉「ええ。影響すると、申し上げましたがやっぱりそうなってますねえ。その後に移住、集団移住の、あの、訴訟も同じ結果ですね」

吉田「でもそういう方向性でずうっとやっていくことが、ずうっと通りと思ってんのかなあ……」

上杉「まあ日本の場合通るんじゃないですかね。結局、通ってますよね」

吉田「そうですねえ。今んとこねえ」

上杉「ええ。要するにすこしずつ気づいてる人がいるといっても、まだ圧倒的に多数じゃないんですよ」

吉田「でもこれがどんどんどんどんそのかたちでいくとやっぱり怒りは頂点に達すると思いますけどねえ」

上杉「そうののですかねえ。ただ、やっぱり、洗脳されてる国家というのは恐ろしくて。えー、やっぱ自分が行動するというときにまさかそうじゃないだろうと自分で打ち消しちゃうんですね。」

吉田「まあそうなんだなあ」

上杉「だから例えばこれが中国とか、他のあのリビアとかエジプトとかだったら、すぐにみんな賢い人達は気づくんですけど。」

吉田「これ人事じゃないんだね、結局ね」

上杉「ええ。これ自分たち、日本人だけですねえ。普通だったら他の国だったら、アメリカもそうですしロシアもそうですけども、やっぱもうほとんどデモになって」

吉田「そうですね、ひとごと感覚が強すぎるから自分は関係ないと簡単に思い込みがちな国民性ですよね」

上杉「まあ、ほんとに昔北野武さんが言ったように、赤信号みんなで渡れば怖くない」

吉田「そうだねえ」

上杉「で、その赤信号になって、しかも先が崖に向かって皆一生懸命、みんなで、みんなでいけば怖くないと。まあ、その感覚がここまで、見事になってしまったというのは、まあ、ある意味官報複合体、記者クラブとかですね」

吉田「本当そうですね」

上杉「官僚制度の、えー、最たるもんじゃないかと」

吉田「つくづく思いますね」

吉田「さて、上杉隆さんの、今朝のキーワードなんですけども、ずっとこのニュースにお付き合い下さいました上杉さん、今年いっぱいでですね。ジャーナリスト休業宣言を」

上杉「さよなら」

吉田「出されてますんで。これが最後の放送に、とりあえずの、ことになりますが(笑)。えー今朝のキーワード『洗脳国家日本』という」

上杉「うわぁ」

吉田「という言葉です。」

上杉「はい。まあずうっと言ってきましたが、官報複合体というものが日本にあってですね。まあ記者クラブ制度というのも日本にしかありません」

吉田「はい」

上杉「えー官僚システムと報道が一体化して、まあ、悪さをしてしまったというのが3.11の報道ですね。安全です。安心です。」

吉田「報道が一様に各紙あってもおんなじ報道しか出ないと、横並びの」

上杉「そうですね。でこれ中国の、えー、まあ、あの、よく日本人は中国の報道はきついとか、えー、自由はないと言ってますが。実はこの番組でも言った鈴木邦子さんとですね、昨日お昼一緒に御飯食べて。で、中国帰ってきたばっかりなんですよ。私も、あの、先月行ったんですけど。で、話しててですね。で、中国のほうが、今自由があるんじゃないかと。あの鈴木邦子さんが言うんですよ。」

吉田「本当ですか」

上杉「ええ。それでどうしてかっていうと。ネットもそうだし、発展もぜんぜん違うのと。あと、もう外国人が行ったときには、ツイッターとかフェイスブック、全然OKなんです。」

吉田「はあ……」

上杉「で、やっぱり、柔軟に変わるんですよ。」

吉田「あ、そこがね」

上杉「共産国家といわれてますけど。一党独裁のそれが悪さでもあり良さでもあるんですけど。危ないと思ったときには柔軟にそこに合わせていくんです。そういう意味ではネットに関しては、はっきり言って日本よりまだ自由度が高いですね。だから新幹線事故の時もやはりネットで盛り上がって、すぐ1日で掘り起こす。日本はえー9ヶ月たってもまだ……」

吉田「ほんとだよねえ」

上杉「隠蔽が続いてますけど。」

吉田「まあ自由主義の国って言われてるのが、非常に不自由主義の国になっちゃってんだねえ」

上杉「ええ。それは世界にバレてしまったんですね。今回各国の報道を見てると、日本人だけが中国を笑ってますけど、世界中、中国より日本のほうがひどいって言うのが」

吉田「笑われてるねえ」

上杉「分かってしまったと。で、でも洗脳国家に住んでる日本人だけは、中国よりも上だと思ってますが。残念ながら抜かれてます、そういう意味では。」

吉田「なるほど。」

上杉「それと、あと、そういうことでは、例えばドイツ、ブレインウォッシングとかですね、そういうような英語の新聞も出てますけど、日本人の今回の3.11の対応に関して」

吉田「かなりドイツ、ドイツは日本のことをコケにしてますね」

上杉「イギリスのBBCもそうですし。ロシアのテレビもそうです。みんなロシアもアメリカも、こういうことに関しては、ツイッターとかで椅子ブックとか、SNSを使ってみんな行動を移してたんですね。えーオキュパイウォールストリートも、アメリカもそうですし。ロシアもプーチン、反プーチンデモが起こってるんです」

吉田「ほんとだよねえ。」

上杉「で、日本人だけが、まったく、そういう事がおこってない。昔の世界に、まあ自由政権の世界に住んでて、それがある意味見事にテレビとか新聞が洗脳国家を創り上げたと。」

吉田「6万人デモを載せない新聞があるってこと自体が物笑いですよね。ほんとに」

上杉「ええ。ウォールストリートの200人デモは載せるんですけど。自分たちの国で起こってることは、まあ、洗脳するんだから載せない。ま、そういう国に住んでるということを、ま、繰り返し言ってきて。そこん所リスナーはみんな知ってると思いますけど。まあ是非ね、そういうのをクチコミでもいいし、色々広げていって」

吉田「まあクチコミは馬鹿にはできないですからね、ほんとにね」

上杉「現実を直視して、それでいろいろ個人個人が判断すると。いうことを是非、来年はみなさんやっていただきたいなと。えー、思いますね。今年でもいですけど。」

吉田「はい。遺言を残していただきまして」

上杉「さよなら。」

吉田「えー。長らくありがとうございました。とりあえずのおわかれということで。えー今朝のキーワード上杉隆さん『洗脳国家日本』というキーワードでした。ありがとうございました。」

上杉「ばいばーい」
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