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もうすぐ北風が強くなる

米国・イスラエルのイラン攻撃に注意!

 経済的にも政治的にも追い詰められている米国とイスラエルは、イラン攻撃を起死回生の契機とする可能性がある。
 過去の歴史上前例に事欠かない程の戦争中毒国家である。米国は窮地に陥ると必ず戦争を仕掛けて、挙国一致と経済回復を図ってきた。歴戦の前科者だ。
 米国と欧州の経済危機がますます危険な様相となり、悪化している。
 危険な徴候が強くなっている。要注意である。
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注意せよ! イラン制裁の本当の理由と迫り来るイラン戦争
2011年12月25日   seetellから
翻訳:mikte

日本はアメリカとともにイランに制裁措置を課すことを余儀なくさせられ、それによって日本経済に対する圧力が増している。次の段階は戦争かもしれないが、特に中東において、そして特にその国が石油資源を保有していて、侵略前のリビアやイラクのようにアメリカの手に負えなくなった場合、アメリカが取る行動としては珍しいことではない。

(イラクやリビアやイランの金融組織は、日本を含めた欧米諸国の中央銀行カルテルによって管理できなくなっていた(なっている)ことが分かる。中央銀行カルテルは最近非常に活発に活動しているにもかかわらず、こういった金融体制の下で生きる人々にほとんど利益を還元していない。さらにイラクやリビアで最初に行われたことの1つは、それぞれの国の政府を駆逐し、欧米スタイルの中央銀行を設立することだったことも付け加えておこう。)

ブッシュ政権はここ数十年の初めに、イランを対テロ戦争の「悪の枢軸」の一部と見なした。しかし今やイラクとアフガニスタンにおける戦争は幕を閉じようとしているため、アメリカはまた別の敵を必要としているように見え、イランがどこの国よりもそれに適しているようだ。実際、ワシントン・ポスト紙のコラムニストで、長年アメリカ政府の事情通だったデービッド・ブローダー氏がこの点を指摘しており、オバマ政権がイランに対する軍事行動をどうやって正当化できるかまで示唆した。

しかしもしオバマが2012年までに(新たな)成長を促進できなかったら、再選されることはなさそうだ。ホワイトハウスに至るまでオバマに付きまとった不況の影響が長引くと、オバマに良くない結果をもたらすことになるだろう。

オバマは新たな成長を促進し得る力を活用することができるだろうか? それがこの先2年の重要な問題である。

これまでのところ、オバマの政策措置によって中流層のアメリカ人の状況は悪化しただけだった。高い水準の消費に依存して成長する経済では、中流層が消費の原動力なのだ。

成長を促進し得る力とは何か? 本質的に2つある。1つは景気の循環力だ。歴史を通じて、経済が拡大したり縮小したりする際に影響を及ぼしてきた周期的な力のことだ。

経済学者はこの力を分析するのに苦労しているが、ほぼ必然的に、この力を急かすことはできず、政治的支配もほとんど受け付けないという結論を下している。俗に言うように、市況は進もうとする方向に進むのだ。

この点において、オバマが他の政治家より優位に立つことはない。周期的な力を正確に分析しても、それを支配することはできないのだ。

他にどんな力が経済に影響を及ぼす可能性があるだろうか? 答えは明らかだが、それによって引き起こされるであろう結果は恐ろしいものだ。それは戦争と平和である。

フランクリン・デラノ・ルーズベルトや世界大恐慌を振り返ってみてほしい。最終的に何によって経済危機を解決したのか? 第二次世界大戦だ

これは多くの日本人が本質的に知っていることだが、アメリカ人が日本の政府やメディアに及ぼす影響を考えると、日本人がアメリカに対し恨みを抱かないように軽視されてきた点でもある。第二次世界大戦は──少なくとも太平洋戦争は──経済をめぐる争い、1930年代に弱まったアメリカ経済をめぐる争いだったのだ。

それがオバマが優位に立つ可能性のある点だ。核保有国になるというイランの野望に対抗することに対し議会内の民主党から強力な支持を取り付け、オバマは2011年と12年の大半をムッラー(イスラム聖職者)との対決を画策することに費やせる。共和党はそうするよう促すと思われるため、この計画は政治的にオバマを助けることになる。緊張が高まって戦争準備が加速するにつれ、経済も好転するだろう。

もちろん、再選するために戦争を誘発するよう大統領に提案をしているのではない。しかしイランは今世紀初頭において世界最大の脅威であるため、国民はオバマの下に集結するだろう。オバマがこの脅威と対峙し、イランの核の野望を封じ込めることができたら、世界を救った人物になり、史上最も成功した大統領の1人と見なされるかもしれない。


アメリカの民間情報サイトであるストラトフォーも、ブログ「Crooks and Liars」に掲載されたように、同時期に同様の記事を書いた。その中ではさらに踏み込んで、戦争に対する支持を得るためにイランを悪者扱いすることが指摘されている。我々が書いているように展開しそうなやり方だ。

オバマが外交政策を利用し、断固たる行動をとって諸外国政府との関係に一定の成果を出すことによって、自分の政治的立場を強化するとしたら、それができる唯一の場所はイランだろう。問題は、オバマが何をしなければならないのか、そしてどんなリスクがあるのかである。結局、イランに対する攻撃的な姿勢が目標の達成に役立たなかったり、アメリカにとって軍事的な惨事を引き起こしたりすることほどオバマが困ることはないかもしれない。

これまでのところ、イランに対するオバマの政策は弱い連携を築いて徐々に制裁を強め、イラン国内の政治状況に変化を作り出せるようにするものだった。マフムード・アハマディネジャド大統領の力を弱め、もっと穏健で核兵器開発にあまり関心を示さないと思われる敵対勢力を強めることを意図している。オバマはイランに対しあからさまな軍事行動を避けてきたため、イランと対立するとなると、アメリカの姿勢を意図的に変える必要がある。大義名分が必要なのだ。

最も見え透いた理由は、イランが核兵器を造ろうとしていると主張することだろう。それが真実であるのかないのかは重要ではないのだ。まず、誰もその主張に対抗できる立場にない。次に、オバマは2003年の大量破壊兵器の大失敗に対処する必要がなく、これまでにそういった主張を行ったことがないという強みがあることを考えると、オバマの主張に対する信頼性はジョージ・W・ブッシュよりはるかに高い。オバマがそう主張すると共和党の見解を裏付けることになり、その一方で民主党はオバマになかなか対抗できないだろう。この主張を前にして、オバマは行動を起こさざるを得なくなる。自分の支持基盤には気が進まないように見え、それ以外には決然としているように見えるかもしれない。共和党はオバマを簡単に非難することはできない。そしてオバマの主張はウソではないだろう。もう少しで核兵器を保有するということがどういうことなのか定義するのは、形而上学的議論に近い。定義と仮定を変えるだけでいいのだ。これは皮肉な筋書きだが、理にかなった懸念と結びつく可能性もある。

ストラトフォーのサイトが今週末ハッキングされ、米軍支部や他の官庁を含めた有料会員のリストが流出したことに注目しなければならない。

では、ノーベル平和賞を受賞したオバマが2期目に再選される手助けをするためだけに、(日本が良い関係を築いている)主権国家に対する戦争を支持せざるを得ない状況を日本人はどう考えるべきだろうか? 忘れないでいただきたいのは、オバマ政権が鳩山元総理、日本の全国民によって選ばれた総理に圧力をかけて辞任させ、沖縄県民を米軍の負担から解放してほしいという願いを日本政府に組織的に無視させているということだ。そして、日本は中東における別の戦争に巻き込まれることになりそうだ。経済を動かすために中東からの石油に依存しているというのに。

これは、野田総理が日本の福利のために必要だと主張する日米関係の一端だろうか? 同盟国のこういった行為によって、日本国民にどんな恩恵がもたらされるというのだろうか? 平和? 一層の繁栄? 核のない世界? どれも違う。この先4年間、オバマが政権にとどまるという特典に過ぎない。この社会は、一人の男の野望のために、そういった破壊行為を許すようになってしまったのだろうか?
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ロシアは米・イスラエルのイラン攻撃に対する準備を整えた
                  12月21日   ROCKWAY EXPRESSから

 北朝鮮の金正日総書記が死亡し、世界の耳目が極東に集まっているが、その間隙を縫うようにして、アメリカに支援されたイスラエルがイラン攻撃の機会を伺っているようで、それに対してロシアが厳戒態勢で臨もうとしている。

 イスラエルのやり方はほぼ常に奇襲攻撃である。その意味からすれば、この時期が選ばれたとしてもおかしくはない。

 そのような情勢下で、前国際原子力機関(IAEA )事務局長のハンス・ブリックスはロシア・トゥデイに対して21日、「イランが核兵器を開発しているといういかなる兆候もないと報告されている」と語り、米・イスラエルのイラン攻撃を牽制している。

 イスラエル自身が国際世論に反して隠れて核兵器を開発し、今や400~500発の核兵器を保有しているとみられており、その脅威を時に見せながら中東はもとよりヨーロッパ、アジアまでも脅し続けてきているのである

 しかしそのようなお山の大将であったイスラエルの横で、イランが核兵器を保有するようになれば、今までの有利な立場を失うことになり、脅しも効かなくなるため、イスラエルは青くなって、何が何でもイランの核兵器保有を阻止しようとしている。

 自分が世界に隠れて核兵器開発をしたから、イランも同じであろう、と見るのは自分自身をイランに投影してその影に怯えているのである。これがイスラエルの病理の正体である。

 このブログでは何回も、イスラエルがイランを攻撃すれば、それがイスラエル自身の終焉につながる可能性大である、と指摘してきた。これはイスラエルのモサド元長官なども危惧する点である。分かっている者は分かっているのである。しかし、病理的体質の者がそのような判断を無視して、恐怖から取り返しのつかないことを仕出かすかもしれない。

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黒海艦隊所属のスラヴァ級ミサイル巡洋艦

●ロシアは米・イスラエルのイラン攻撃に対する準備を整えた
http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=39956
【12月21日 George Krasnow TruthSeeker】

 以下はロシアの polit.ru サイトに掲載されたもので、ロシア軍が厳戒態勢に入ったというレポートの翻訳である。

 ネザヴィシマヤ・ガゼータ紙によれば、国防省内の情報筋からのものとして、 ロシア政府はアメリカが支援するイスラエルのイランの核施設に対する来たるべき攻撃について新たな情報を得ているという。攻撃は突然始められ、それは間近いだろうという。全面戦争になる可能性があるという。

 この問題は、メドベージェフ・ロシア大統領の参加したブリュッセルでのロシア・EUサミットで話し合われた。EUの常任ロシア代表のヴラジミール・チゾフは、イスラエル・アメリカのイラン攻撃は、「事態の破局的進展」をもたらすと語った。この新聞によれば、イランに対するこの軍事的行動からもたらされる損失を最小限にするためのロシアの軍事的準備は、一年前から始められ今やほぼ準備は整えられたという。

 国防省筋によれば、アルメニア内のロシアの102番目の軍事基地は2011年10月-11月の間に最大限に準備が整えられたという。軍関係者の家族はロシアに引き上げた;イェレバン近郊のロシア軍の守備隊は縮小された;部隊はトルコとの国境に近いギュムリ方面に移送された。イラン内の標的に対する攻撃はトルコ領内から行われると考えられている。

 12月1日以来、南オセチアとアブハジアにある軍事基地のロシア軍は戦闘即応厳戒態勢に入っている;黒海艦隊は一旦戦端が開かれれば、反イラン側に着くと考えられているグルジアとの国境付近を巡航中である
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コメント

ロシアのプーチン氏かだいぶ攻勢をかけられています。エジプト、リビアと同様民衆の反乱という形でですが。日本でも偏向報道が多いですね。個人的にプーチン氏は有能な方だと思うのですがその分一部の勢力には好ましくないのかもしれません。

気がかりです。

こんばんは。
仰る通り、景気回復に戦争は使われてきました。
この辺りの動向、とっても気がかりです。
平和賞を与えられた人物は、就任当初の言葉を守っていない。
日本の隣国と同じで、一度手にしたものはどんな理由でも絶対放さない輩が多過ぎます。

軍産複合体は中露との対立緊張を演出し、目下はシリアとイランを軍事侵略の目標にしていると思います。
隙あらば戦争に引き込みたい思惑が続いていると思いますし、最近のロシアの反プーチン行動も日本マスコミが唐突に宣伝を開始したところからすると、米国の方針による米国の行動と考えるのです。

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