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もうすぐ北風が強くなる

シリアへの帝国主義軍事侵略が始まっている

 嫌な予想は外れてほしいものだが、外れなかった。
 イラクに軍事侵攻して解体占領した欧米帝国主義は、リビアについては反政府勢力を協力に武装させ、人道を名目に武力侵攻する、と言う新たなパターンで帝国主義軍事侵略した。
 「イラクの次はリビアを帝国主義軍事侵略」、「リビアから消える16項目

 リビア転覆で味をしめた欧米は、この春からシリアの反政府グループに強力な支援を開始している。
 イラク、リビアの次は、おそらくシリアを獲物にするのだろうと思っていた。

 この間にシリアの政権実態には何も変化はなかったのだが、当事者である欧米とその傀儡である日本のマスコミは、欧米側に立った報道を強めて、いつの間にか独裁が強化されたことになっている。
 反政府デモの写真が実は現政権支持デモの写真だったと言うすり替え捏造もこの春だった。
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シリア大統領、「わが国への軍事攻撃の結果は大惨事」   11/20  イラン国営ラジオ

シリアのアサド大統領が、「わが国に対する外国の軍事攻撃は、中東地域を情勢不安に陥れるだろう」として警告しました。
プレスTVが20日日曜、報じたところによりますと、アサド大統領はイギリスの新聞サンデータイムズとのインタビューにおいて、アラブ連盟のシリアへの内政干渉は、西側諸国によるシリアへの軍事攻撃の下地を整えることになると指摘し、「対シリア戦争は、中東全体を巻き込むものとなるだろう」と語ったということです。
アサド大統領は、諸外国がシリア政府に圧力を行使していることに触れ、「シリアは、これらの国の圧力に決して屈することはなく、あらゆる圧力に立ち向かい、抵抗する」としました。
アサド大統領のこの表明は、ここ数ヶ月のシリアの情勢不安が収束しない場合には、シリアに対し制裁を行使するとしたアラブ連盟の声明を受けてのものです。
シリア政府関係者らが、国内の政治・経済改革を段階的に実施すると強調したにもかかわらず、同国の一部の政治団体は、外国の因子の挑発により、抗議デモ参加者の中に紛れ込み、シリアの一部都市を騒乱に巻き込んでいます。
こうした中、クウェートの新聞アッスィヤーサは、シリアのアサド政権に対する2回目の軍事クーデターが失敗したことを明らかにしました。
アッスィヤーサによりますと、このクーデターでアサド大統領や、大統領よりの政府関係者の暗殺を目的に大統領府を空爆することになっていたものの、シリア空軍の情報機関がこのクーデターを事前に察知し、実行犯らを逮捕した、ということです。
シリアの首都ダマスカスでは、与党事務所の1つが20日、武装勢力による砲撃を受けました。

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「アラブの冬」は誰にとって必要か   11/15   ロシアの声

 ラヴロフ外相は「西側諸国は、シリアの在野勢力に同国の体制交代を唆している。又密輸により、過激派に武器を供給している」と指摘した。
 外相によれば、それでもロシア政府は、シリア社会の様々なグループに影響力を有する西側パートナー諸国が、生じている出来事に対する自らの責任を自覚するよう期待している。

 15日モスクワ時間で午後、ラヴロフ外相自身、シリア在野勢力の代表者らと会見した。会見後、発表された声明の中では、建設的な対話と危機の平和的解決が呼びかけられた。 会見でロシア側は特に、政治的目的達成の手段として暴力を否定するシリアの在野勢力すべてに対し、対話によるシリア国内の危機調整に向けたアラブ連盟のイニシアチブに直ちに加わるよう、明確に求めた。

  先にアラブ連盟は、シリアの連盟加盟国としての資格の一時停止を決めた。当然ながら、この決定は、アラブ連盟創設当初からのメンバー国であるシリア当局の不満を呼び起した。シリア当局は、アラブ連盟に対し、緊急首脳会議召集を求めたが、アラブ世界は今のところ、沈黙を守っている。 

 文字通りつい先日、アラブ連盟はシリア指導部に対し、この国を危機から脱出させる「ロード・マップ」を示し、シリアはこのプランに同意した。 しかし、連盟が「アサド大統領はプランを守っていない」と批判するまでには、一週間もかからなかった。東洋の常識では珍しいこの連盟の性急さは、決定が西側連合国の押し付けのもと下された事を意味しているのではないか。

 VORの取材に対し、東洋学者のボリス・ドルゴフ氏は、そうした考えを述べている―

 「シリアの体制は、西側主要国には、イランの同盟国として、急進的なパレスチナ運動体を支持している国として、受けとめられている。そうした事から、西側諸国指導部は、アサド体制の中に、敵対者の姿を見、より正当な体制がそれに代わる必要があると考えている。それゆえ、絶えずアサド体制に圧力を加えているのであり、西側の政策に沿って進むアラブ連盟の今回の決定もその一環と見る事ができる。」

 次にVOR記者は、ロシア戦略調査研究所のアジダル・クルトフ研究員に、話を聞いた―

 「NATO連合国がシリアを次の獲物とみなしたという事実は、もう大分前から公然の秘密だ。あらゆる情報キャンペーン、アサド政権に対する批判、アラブ世界の同盟者がアサド大統領非難に巻き込んでゆく試み、こうしたものは、ただ1つの事を裏付けている。つまりシリアは、米国が中東で考え出した実験の犠牲者とならなくてはならないという事だ。国連安全保障理事会常任理事国であるロシアと中国は、少なくとも、軍事的手段によりアサド体制の不安定化と転覆を目指すような努力を正当なものとするのを妨害する可能性を持っている。 リビアで起きた事を、シリアで繰り返してはならない。」

 ここで指摘したいのは、よどみなく冬へと移ってしまった「アラブの春」を、米国の同盟国すべてが満足しているわけではないという点だ。イスラエルのリーベルマン外相は「シリアにおける変革は、イスラエル政府にとって意味がない。 隣国におけるどのような革命も、我々にとっては問題であるのに、それにさらに問題が追加された」と述べている。西側は今度は、反イスラエル感情を持つ新しい「中東の民主主義」との関係構築が求められるだろう。

 一方EUは、シリアに対する制裁を強化し、さらにシリアの政治家・軍人など18人をブラックリストに追加した。 ロシア政府は、制裁は問題解決の出口を見出す助けにはならないと確信している。

 在野勢力を新たな行動に駆り立てたり、過激派を武装したりする代わりに、何よりも必要なのは、対立する双方の間で対話が確立するよう力を貸すことではないか。
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 ロシア軍艦がNATO攻撃阻止のためシリア領海に進入  11/19  ROCKWAY EXPRESSから

 リビアのカダフィ政権を倒したのはNATO勢力であり、そのNATOの次の標的としてシリアが上げられるが、このNATOのシリア攻略を阻止せんと、ロシア軍艦がシリア領海に入ってきた。

 既にこのブログでは、「このシリアに軍事基地を持つロシアがそれに対して黙ってみているとも思えない」と6月21日号の「シリアの不安定化と中東拡大戦争(その2)」などで指摘してきたが、その通りの展開となっている。

 このように中東地域で「政権交替」作戦を次々と推進しようとする欧米側の動きは、それと対抗するロシアをこの地域に軍事的に介入させるまでになってきていることを見ても非常に危険な動きとなっている。

 これにトルコの動きが絡まり、勿論イランが絡まってくることで、再び中東は緊張する時期に入るが、同時的に進んでいるのが、ヨーロッパの財政・金融問題であり、アメリカ中に起きている格差反対デモの活発化運動である。

 このような人間たちの欲の皮の突っ張りあいの活動を尻目に、大自然が不気味な動きを開始している。今年の3月11日の東日本大震災を皮切りに、大きな被害を出す地震や洪水、旱魃、そして最近数週間に渡って太陽黒点数が100以上を記録する日が続いており、11月9日には208個の黒点が観測された。

 今年から来年に掛けてこの太陽黒点数が異常なほど増加していく。肉眼でもその黒さを認識できるくらいになった場合の太陽電磁波は強烈なものとなるだろう。多くの電子機器の作動に狂いが生じてくることになる。また電気信号で動く人間の心臓も多大な影響を受けるようになる。

 人間は戦争などをしている場合ではなくなるのだ。
 
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●ロシア軍艦がNATO攻撃阻止のためシリア領海に進入http://www.propagandamatrix.com/articles/november2011/181111_russian_warships.htm
【11月19日 By Paul Joseph Watson】

 ロシア軍艦が「人道的介入」の口実でのNATOによるシリア攻撃阻止のため、シリア領海に進入した。

 「ロシア軍艦は、シリア領海に到達するだろう、とシリア通信社が17日語った。これは、ロシアはシリア国内騒乱に対し、いかなる外国の介入をも阻止するという明確な欧米側に対するメッセージを示す動きである」とイスラエルのハアレツ紙は伝えている。

 ロシアは最近、シリア保護のための動きを強化している。セルゲイ・ラブロフ外相は、シリアのバシャール・アル・アサド大統領はデモ隊に血の弾圧をしているとする欧米勢力の非難に対抗し、同国の騒乱は断固として内乱であるとしている。 

 「人道的介入」とされたリビアにおける攻撃で見たように、NATO勢力はアサド大統領の攻撃を悪逆非道な仕打ちであると喧伝しているが、反対派の似たような攻撃、例えば今週起きたシリア空軍情報部施設に対する攻撃で20人の保安部隊員を死傷させた攻撃などには目をつぶっている。

 アメリカ国務省のマーク・トナー・スポークスマンは、シリアは内乱状況にある、というロシアの見解を否定し、「アサド政権は無垢なデモ隊に対し暴力、恐喝、抑圧のキャンペーンを推進している、と考えている」と語った。

 勿論、NATOが支援するアルカイダ反乱者がリビアで戦闘機を指揮しグレネード・ランチャーを使用していたのさえ、「無垢なデモ隊」による行動だと我々は告げられていたように、似たようなレトリックを聞かされている。

以前我々が報告したように、NATO支援の政権交替の標的として、イランが次であるとする圧倒的な予想に反し、シリアが次の標的となりそうである。

 オバマ米大統領は既に8月の時点でアサド大統領は政権を去るべきだ、呼びかけた時点でシリアに引導を渡している。

 ロシアからの救援がなければ、シリアはNATOの攻撃から身を守ることはできない。「純軍事的には問題はないと考える。シリアは欧米システムに対する防衛力は持っていない。しかしリビアよりかは危険を伴うかもしれない。これは相当厳しい軍事作戦になりそうだ」とジャン・ランナウ元フランス空軍参謀長は語った。

 軍事介入を正当化するための嘘を作り出す天才であることを示した欧米メディアであるから、アサド政権の行動が全くの悪逆非道なものであるか、あるいは内乱状態での正当なる動きかは、まだはっきりとは分からない。
 権力濫用は脚色されていると非難する者がいると思えば、ロバート・ベアー元CIA職員やアラステアー・クルーク元MI6職員は、シリア人は間違いなく変化を望んでいるが、それはNATOによる「人道的介入」の形式ではないやり方を欲している、と指摘している者たちもいる。
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