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通貨、金利と信用創造の特殊な性質

 ロス

 先に、「国際金融資本の成立」にて「金利」「信用創造」「無記名有価証券」の一体となった拡大が国際金融資本成立の契機であり、産業革命を起こし、軍事力の増大と帝国主義を生み出す原動力として作用したことを書きました。

 また「信用創造と言えば聞こえは良いが」「信用創造とは」にて、与信による信用創造が金融資本による流動性の濫発、詐欺的利益そのものであること。これが投機不安定と循環恐慌を作り出すこと。を述べました。

 つまり、紙幣通貨の不安定性、投機性と信用創造による恐慌の循環でです。

 荒っぽい説明で恐縮ですが、ここで、通貨と言われる「無記名有価証券」が、国の徴税権を担保に、絶対的に流通していること。
 この事実がなければ、つまり暴力装置をもつ国家権力に裏打ちされた「通貨の流通」がなければ、信用創造自体が流通しないということになります。通貨の流通が不十分なら、帳簿上の通貨などはとてもありえない話になってしまいます。
 
 暴力装置をもって強制力のある国家権力がこの民間金融資本の信用創造に裏付けを保証し、限界的利益と循環恐慌までをも保証していると言う、巨大な制度的矛盾があることに、ご注意頂きたいのです。
 
 開発独裁型または計画経済型国家を除く国家の金融は、独立した民間中央銀行なるものを経て、直接あるいはIMF、世銀などをとおって国際金融資本に収斂しているのが現実である。
 国家を保証とする、彼らの極めて特殊でテクニカルな発明と言って良いでしょう。
 
 ビル・トッテン氏から一部引用します。

日本財政は借金漬け (と言うがなぜ借金なのだろう!!)
(引用開始)

 2010年度の政府予算は92兆円を超えた。これは当初予算として過去最高で、このうち国債発行額は44兆3,030億円。民主党政権の借金は自民党時代を超える金額で、このままいくと日本が積み上げてきたグロスの一般政府債務はGDPの200%以上にもなりうる。
 つまり、日本は1年間に作り出すすべての価値を合計したものの2倍以上の借金を背負っているということであり、財政危機のギリシャの債務が130.2%であることを考えると、日本の深刻さがわかるだろう。

 ギリシャの国債の保有者のほとんどが海外投資家であるのに対し、日本は9割以上が国内資金で買われていること、EU加盟の条件を満たすためにギリシャは財政赤字を隠してきたことなど状況は異なるが、日本の財政が借金漬けであるという事実に変わりはない。

 ではそもそもなぜ、国は国債を発行して借金をしなければならないのだろうか。

「税収が減って歳入が足りないなら歳出の不足分は借金しかない」というのがその答えだろう。だが私の疑問はそういう意味ではなく、借金をするとしても、なぜ「政府がマーケット、おもに銀行からお金を借りなければならないのか」ということだ。

 その理由は、政府が自らお金を作り出すのではなく、お金をどこからか借りているためである。つまり、政府が貨幣を発行する権利を放棄し、その貨幣発行権を民間銀行に委託しているのだ。
 多くの人はお金は日銀(中央銀行)が作っていると思っているかもしれないが、日銀が作っているのはごく一部で、日本経済で流通しているお金の80~90%は、民間の銀行が「貸付」の形で作ったものである。
 つまり民間銀行は、自分でお金を創造し、それを貸し付けて利子で儲けるという特権が与えられている。

 そして経済がつねに右肩上がりで成長し続けなければならないのも、この貸し出しに対してつく利子のためである。返済金額は貸付金額を常に上回る。
 この上回る部分が利子で、金融業者が無から生み出しているものなのだ。

 菅首相は、消費税増税と合わせて法人税を減税するというのだが、日本の大銀行は過去の損失を繰り越して黒字と相殺できる仕組みを利用し、その法人税すら10年以上払っていない。しかしこれ以上に銀行が享受しているのは、お金を無から作り出すこと、それによって利子という利益を手にすることができるという特権である。

 この民間銀行がお金を作る仕組みは「信用創造」と呼ばれる。銀行に与えられているこの特権が、増税を必要とし、景気を左右し、私たちの暮らしに重大な影響を与えている。財政危機を解決するには、まずお金を作り出す特権を政府自身の手に取り戻すことだ。
 国の借金をこれ以上増やさず、また大幅な増税で国民を苦しめることもしないで財政再建をはかるにはそれしかない。
(引用終わり)
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