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ウォール街を占拠しよう

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 「ウォール街を占拠しよう」と言うスローガンを軸に、9/17から若者たちがウォール街の公園を占拠している。

 拡大する貧富の格差是正、失業対策、金融資本への抗議だが、正しくもホワイトハウスではなく、ウォール街をターゲットにした。
 連邦政府は形式上アメリカを支配しているが、その政府を裏支配して国民の窮乏化の上に焼け太り、人道的な社会政策を妨害する国際金融資本、そのシンボルがウォール街だ。

 10/1には橋の車道の通行を妨害したとして、700人が逮捕されたが、ほぼ即日釈放されたようだ。
 参加者は拡大している。またシカゴ、ロスアンジェルス、サンフランシスコ、ボストン、ピッツバーグにも波及している。
 報道されている現在の状況。
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立ち上がった「沈黙の世代」の若者   9/28   WSJ

こんなデモは今までに見たことがない。

 なにせ参加者のほとんどは、幼な顔の10代後半から20代前半。団塊の世代や、1960~70年代の反戦運動を経験した世代など、「戦争反対」「自治体予算削減反対」「人種差別反対」などのデモで毎度おなじみの顔は全くない。いや、彼らは今までデモに参加したことすらないのだ。

 ところが、「Occupy Wall Street(ウォール街を占拠しよう)」を標語に、ウォール街から北に200メートルの広場に数百人が9月17日から野宿を続け、午前9時半の株式市場取引開始時と、午後4時の取引終了時の2回、段ボールのプラカードや太鼓、ラッパを持って、ニューヨーク証券取引所前を練り歩いている。

 彼らはなぜここに集まっているのか。

 「経済危機や貧困など、解決しなくてはならない問題がたくさんあるのに、企業の拝金主義が、こんなに僕らに消費を押し付けているのはおかしい。何とか仕組みを変えられるはず」(メイン州在住の男性、20歳)

 「金融街など人口のわずか1%の人たちが世界を仕切っていて、99%の人々が苦しんでいるのはおかしい」(メリーランド州在住の男性、24歳)

 「友達と15人でメイン州から来た。貧しい人も生きていかれるように、資本主義を変えるべき」(ベルギー人男性、19歳)

 「父親が家を失い、自殺した。今の経済の仕組みを変えたい」(サンフランシスコ在住の女性)

 このデモが変わっているのは、年齢層ばかりではない。参加者が訴えているのは、上記のように漠然とした「拝金主義のウォール街を占拠して、世界を変えよう」という主張だけで、次にどんな行動をするのか、課題をどう設定していくのかは毎日、「ジェネラル・アセンブリー」という話し合いで議論を同時進行させながら活動しているのだ。

 私は18日夜、初めて広場に行って、週明けの翌朝、初めてウォール街でデモを展開する方法について決める合議を5時間見ていた。夜中ちかく、デモに行く「アクション班」と、今後の問題を考える「ディスカッション班」に分かれること、逮捕につながるような行為はせず、ウォール街の通勤者の歩行をさまたげないなどを議長団が提案。挙手による投票で満場一致で提案を承認し、「これがデモクラシーだ!」と胸を張った。

 しかし、24日の週末は、全米からさらに若者が加わったため、1000人あまりの自発的なデモがニューヨーク市警と衝突し、100人近い逮捕者が出た。

 現場にいたスペイン人のマリウスさん(19)によると、警察は何もしていない女性2人に催涙ガスを使用し、動揺した通行人も含む90人あまりが、警察が広げた赤い網の中に囲い込まれ、逮捕された。警察は、逮捕者を運ぶ車両が足りないため、通りかかったニューヨーク都市交通局のバスを止め、全員を警察署まで運んだという。

 こうしたリスクを冒しても、参加者たちの表情はみな明るい。広場には市内や全米各地からの注文で届いたピザや水が常にある。組織はかなり確立されてきており、合議を導く「ファシリテーター班」、救急箱を持って歩く「医療班」、食料の寄付や調達を仕切る「フード班」がある。

 なかでも、メディア班は重要な役割を果たしている。広場の真ん中に発電機を備え、常に数人がパソコンに向かい、合議やデモの様子をほぼ24時間オンラインの動画で流すほか、ツイッターやウェブサイトの更新から、警察の暴力を撮影したビデオを動画共有サイト「ユーチューブ」に貼付ける作業をしている。オンラインで情報を発しているお陰で、全米から若者が次々と参加し、さらに、当初は見向きもしなかった大手メディアが取材に来始めた。

 このデモ活動はもともと、カナダのバンクーバーに本社がある環境問題を扱う雑誌「アドバスターズ」が、「9月17日にウォール街を占領しよう」と呼び掛け、それがツイッターなどのソーシャル・メディアを通して、若者層に広がった。

 ニューヨークで広場の占拠に成功したため、シカゴ、サンフランシスコ、フィラデルフィアなど全米の10数都市でも「座り込み」が次々と始まっている。ツイッターでは、「シカゴで警察から歩道にいてはいけないと言われたが、法律に詳しい人の知恵を乞う」などと、情報交換もリアルタイムに進む。

 「中東と同じように、デモを大きくすれば、何かが変わる」

 母国スペインで失業問題を訴える数万人のデモに参加し、ニューヨークのデモの支援に来た女性はこう語る。

 米国は中東と異なり、世界最大の経済大国で、言論の自由も保障され、失業率も中東や欧州ほど高くない。その米国の若者が立ち上がった。それだけ、目先の失業問題や経済危機の懸念だけでなく、将来の見通しの不透明感を、彼らが肌で感じ始めている証拠だ。彼らにどこまで何ができるのか、そして、ニューヨーク市警がいつ彼らを一掃するのか、はらはらしながら毎日広場をのぞいている。

津山恵子 フリージャーナリスト
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 ウォール街抗議デモが拡大、700人以上逮捕  10/2 WSJ

ニューヨーク】先月から続くニューヨーク・ウォール街の金融機関などに対する抗議デモが1日、市内のブルックリン橋などに広がり、警察は橋の交通をふさいだなどとしてデモ参加者700人以上を逮捕した。

ニューヨーク市警によると、午後4時45分に始まったデモ参加者の逮捕は何時間にもわたり、ブルックリン地区方向の道路は午後8時ごろまで交通不能だった。

 複数の目撃者によると、マンハッタン南部から始まったデモ行進はブルックリン橋のたもとに到達したところで、歩道だけでなく車道にも人が流れ込んだ。警察はマンハッタンの対岸にあるブルックリン地区から橋に入り、車道にいたデモ参加者を逮捕したという。

 「Occupy Wall Street(ウォール街を占拠しよう)」をスローガンにしたデモ活動は2週間以上前からウォール街の近くにあるズコッティ公園を本拠として行われており、金融界の「強欲と腐敗」への抗議などが目的だとしている。ここ数日では、著名人や労働組合がデモ活動への支持を表明している。
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 ブルックリン橋の交通妨害で400人逮捕 ウォール街デモ  10/1  CNN

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市のウォール街で金融界への抗議行動を続けるグループが1日、ニューヨーク市のマンハッタン島とブルックリン地区を結ぶブルックリン橋の車道でデモ行進し、約400人が逮捕された。

ニューヨーク市警によると、逮捕者らは警察が歩道上にとどまるよう指示したのに反し、交通を妨害した疑い。デモ参加者らはドラムをたたき、「全世界が見ている」と叫んで逮捕に抗議した。

デモ隊はこの日、ウォール街近くのズコッティ公園で集会を開いた後、ブルックリン橋へ向かった。

橋は午後7時15分の時点でマンハッタン島方面へ向かう車線だけが通行可能な状態だったが、当局者らはブルックリン方面の通行も間もなく再開するとの見方を示している。

同公園では「ウォール街を占領しよう」と称するグループが2週間前から座り込みを続け、インターネットなどを通して2万人の参加を呼び掛けている。
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 ニューヨークで金融界などに対するデモ、橋ふさぎ700人以上逮捕   10/3 RUETERS

 [ニューヨーク 1日 ロイター] 米ニューヨークのマンハッタンで1日、米金融機関や政府に対する大規模なデモが行われ、ブルックリン橋上で座り込むなどした700人以上が逮捕された。

  このデモは「Occupy Wall Street(ウォール街を占拠せよ)」と名付けられた抗議活動で、リーマンショック後の金融機関に対する公的資金注入のほか、住宅差し押さえや高止まりしている失業率などに抗議するため、世界最大の金融街であるウォール街周辺で先月17日ごろから始まった。

  デモ隊はこの日、マンハッタン南部の公園に集結後、ニューヨークの南東部へ延びるブルックリン橋を行進。ブルックリン方面の歩道と車道をふさぎ、中には自分の腕を道路の柵に結び付ける参加者もいた。このため、警察当局は午後遅くになって、参加者700人以上を逮捕したという。

 一連のデモは、映画監督のマイケル・ムーア氏や女優スーザン・サランドンさんも賛同を示しているほか、教員らでつくる労働組合なども支持を表明している。
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 アメリカの大都市で抗議が継続   10/3 イラン国営ラジオ

アメリカの政策と金融機関に抗議する人々が、ニューヨークなどの大都市で、デモを継続しています。
CNNによりますと、デモ隊はニューヨークで、「今週の半ばに、大規模なデモを実施するつもりだ」としています。
ボストン、シカゴ、サンフランシスコでも、ここ数日同様のデモが行われていました。
アメリカの資本主義体制に抗議する人々は、サンフランシスコの街頭でデモを行い、チェース銀行を包囲しました。
さらに、ロサンゼルスでも抗議デモを実施する用意があるとしています。
また、アメリカ人数千人が、10月6日のアフガニスタン侵攻記念日に、アメリカ政府の好戦的な政策に抗議し、ワシントンのメイン広場であるフリーダム・プラザに集結する予定です。

このデモは2週間前、アメリカの政策の腐敗に抗議し、「ウォールストリートを占拠せよ」というスローガンのもと、ニューヨークで開始されました。
デモ隊は、経済の悪化は、アメリカの大企業の貪欲さに端を発していると考えています。彼らは、アメリカの金融取引の中心であるウォールストリートを占拠しようとしています。
アメリカの高い失業率と財政赤字が、同国の人々に圧力をかけている中、アメリカの民間企業と政治家の癒着はアメリカ人の怒りを引き起こしています。
この抗議運動は現在、拡大しており、アメリカの大都市に波及しています。
アメリカのデモ、40都市に拡大の可能性

アメリカの政治活動家は、プレスTVのインタビューで、「ニューヨークでのアメリカの金融政策と企業の腐敗に対するデモは、40都市に拡大するだろう」と強調しました。
この活動家は、「アメリカ国民は目覚めようとしており、多くがこの運動に加わるだろう」と述べました。
アメリカの新聞記者、アレン・ローランド氏は、2日日曜、プレスTVのインタビューで、「ウォールストリートでのアメリカ人のデモはこの国の不公正の存在を示している」と語りました。
デモ参加者の1人は、CNNの記者に対して、「99%の国民が一般市民で、残りの1%が富裕層である。これは不公正の明らかなしるしである」と述べました。
アメリカの警察は、これまでニューヨークやその他の都市でデモに参加した1000人以上を逮捕しています。
およそ3万8千人が加盟する100の運輸業労働組合、教師連盟は、このデモを支持し、団結を表明しています。
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 反企業の抗議運動が全米各都市に拡大―ウォール街では3週目  10/4 WSJ

ニューヨークのウォール街周辺で、9月中旬から始まった反企業の抗議運動は3週目を迎え、シカゴ、ロサンゼルスなど米国のその他の都市に広がっている。さらには米国外にも飛び火する様相をみせている。

 ウォール街では10月1日に、デモ隊がブルックリン橋の交通を妨害し、警察が数百人を逮捕した。しかし抗議運動の主催者たちは、ニューヨークのシティホール(旧市庁舎)の玄関で、警官の弾圧に抗議する行動を展開することや、マンハッタン北東部にあるサザビーのオークションハウス周辺で労組の支援を受けて集会を開催する計画を明らかにしている。

抗議行動は会員制交流サイト(SNS)などを通じて米国各地に広がっており、シカゴやボストン、ロサンゼルスではかなりの規模の人々が集まった。サンフランシスコやピッツバーグなどでも小規模な抗議行動が行われたり、デモが計画されたりしている。米国以外でもプラハのほか、メルボルン、モントリオールでも抗議行動を組織する動きが出始めている。

 ニューヨークでは、抗議運動の主催者たちは当初ウォール街を占拠することを目指していたが、警官隊に阻止されたため近くの公園に拠点を置いて、「ウォール街を占拠せよ」と呼び掛けている。

 参加者は、「銀行経営者は公的支援を受けたと思ったら、法外なボーナスを手にした」、「企業は従業員の賃上げ交渉の権利をはく奪しようとしている」など、企業へのさまざまな不満や不信を訴えている。参加者の多くは若者で、背景にあるのは失業問題のようだ。

 抗議運動がどの程度続くのか、その他の都市でもニューヨークのような盛り上がりをみせるのかははっきりしない。ロサンゼルスでは、1日に市庁舎前で数百人がデモを行った。サンフランシスコでも同じ日にサンフランシスコ連銀前に二十数人がテントを張った。シカゴでは、デモ隊が10日間にわたってシカゴ連銀前の路地を占拠しており、1日午後に100人超が集まって集会を開いた。
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