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もうすぐ北風が強くなる

家族は守りたいが疎開は簡単ではない現実

 空中の放射線量はおちついてきたものの、今は降下して濃縮された高濃度汚染が拡大を続けている。
 雨樋、排水、流末、汚泥、ゴミ焼却炉、水たまり跡、道端、公園、草むら、畑、水田、林..........至る所にホットスポットが発生し、拡大を続けている。

 最初、例えば1km四方が大体平均1%の汚染だったとするなら、今はこの1km四方の中に高濃度20%の汚染箇所が50も100もあるような現実であり、さらに高濃度になり続け、箇所数が増え続けている。 
 そんな現状だ。

 だから、土壌汚染図を目安に南東北から関東にかけては、子ども、若者、女性は避難したほうが良い、決して「今からなら同じ」ではない。二次汚染、三次汚染、ますます実際の生活は注意が必要になる。
 そして、食べ物を含め被曝から身を守ることが段々困難になる。
 放射性物質は決して減らないし、今も毎日出続けており、濃縮し続けているのだから。

 今、国内は倒産と失業の真っ盛りに向かっている。
 経済状況は悪化し、新卒者の就職も最低だ。
 避難しようと考えても、避難先で生活の糧を得られるか、切実な問題なのだ。
 
 子どもを抱えた若夫婦ならなおさら、困難も予想され、展望は明るくない。
 (私は自身の単身赴任経験から、母子疎開なら少しでも多くの人が可能かと思いますが、人それぞれに様々な困難もあると思います)
 家族崩壊しては、子どもを守れない。 

 カレイドスコープ氏がこれらの事柄を、親身で解りやすく、明解に整理して書いてくれていた。
 もちろん、方法は家族でしっかり話し合い決断することが最重要だ。
 
 最悪に向かう経済情勢。
 まだまだ、綱渡りでいつ最悪事態になるかも知れない原発。
 いろんな事柄、情報を、マスコミと政府にだけは騙されないようにして、念入りにみんなで整理しよう。
 
  「カレイドスコープ」ダンディ・ハリマオ氏から
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
疎開の決断は入念に情報収集してから  8/3

とうとう栃木の牛肉まで出荷停止になりました。
今年のコメの作付けも心配です。
何から何まで心配。嫌なことばかりです。

放射能に汚染された食べ物を食べるな、といっても、スーパーには買いたい産地の食材ばかりではありません。
福島県産、茨城県産の野菜が山積みになって売れ残っています。
政府が何の科学的根拠もないのに、帳尻合せのために勝手に決めた食品の暫定基準値内だから安全だ、と言ったところで、誰が信じるのでしょう。

すべてが「何の根拠」もないのです。

では、どうすればいいのでしょう。
知恵を働かせて、これからの長い年月を乗り切っていくしかないのですが、そのためには多くのことを学ばなくてはならなくなってしまいました。それも、短時間に。
来年になって、「そうだったのか」と分ったところで、後の祭りです。

そのために、私自身の勉強も兼ねて、多くのことを書かなければならないのですが、ここにきて、あまりにも世界が急速に動いています。
すべてのことを書くことは時間的に無理になってきました。

なにより、秋口から食品の価格もどうなるか不透明です。

予想通り、アメリカはデフォルトを回避しましたが、次はだめでしょう。
ギリシャは実質、破綻ですし、イタリア、スペインの国債の暴落も秒読み。
このままでは、長期の円高で雇用不安がいっそう鮮明になるとしか思えません。

アイスランドのカトラ山が再び、胎動を始めました。
この火山はとても大きいので、噴火の規模によってはヨーロッパ全体の農業へのダメージも心配されます。
さすらいの投資家、ジム・ロジャーズは天候異変をきっかけにアメリカの国債を売り始める(もう売っているはず)と言っていましたから。

こうした状況で、疎開を決断するのは「一か八か」というやけっぱちのようなものです。
とはいうものの、「えいやっ!」で疎開してしまって、なんとかしてしまう人たちも大勢います。

何より福島第一原発の状況が不透明であることが暗い影を投げかけています。
私が注目していることは、こんなことです。まとめてみます。

1)
まず、なんといっても、心配なのは福島第一原発の状況です。
地盤沈下のために傾いている4号機建屋の5階部分にある使用済み核燃料プールの補強工事が終了しました。
東電の計算によれば、耐震強度が2割増した、ということですが、建屋そのものの耐震強度が増したのではなく、あくまでプールが自重で倒壊しにくくしただけです。状況は本質的には何も変わっていまん。

2)
3号機はプルサーマルですから、いちばん危険度は大きいのですが、なにしろ使用済み核燃料プールの状況が分りません。東電の発表には、大分、嘘があります。

3)
1号機建屋と2号機建屋の間にある、ベントのときに格納容器内の空気を排出する煙突の配管のつなぎ目部分から、10シーベルト以上という高い線量が計測されました。
計測器の針が振り切れてしまったというのですから、正確な線量は不明です。

東電は「高濃度の空気が溜まっているのだろう」と、またまた嘘を言っていますが、これは水素爆発したときに、格納容器内の細かく砕けた破片が飛び散ったものに違いありません。

同時に、使用済み燃料プールで冷やされていた燃料棒が水面から頭を出したところで水素爆発が起こり、その細かい砂粒状になったウラン燃料が、圧力でベントの排気管に爆発的に押し出されたものであると考えるほかはありません。

これが何を意味するか。

つまり、1号機か、2号機かは分りませんが、水素爆発したときに、格納容器が破損したことを示しています。
(もうすぐ北風の注:「10シーベルト以上」と言うのは、核燃料が臨界反応を起しているレベルです。)

当初、「水棺」といって、圧力容器の中、そして、その外側の格納容器の中を水びたしにして燃料を冷やす計画がありました。東電は「水棺」にするために、水をどんどん入れ続けましたが、一向に温度は下がらず、とうとう核燃料は完全に溶けて圧力容器、格納容器も溶かしても土台のコンクリートまで落ちてしまいました。

今は、コンクリートも溶かして、さらに下の岩盤にせまる勢いです。メルトスルーです。

水をじゃんじゃんに注入しても、だだ漏れしていたのですから、水素爆発の時点で、とっくに格納容器も破損していたのです。

原発推進派の学者たちは、一様に「圧力容器は厚さ数十センチの鋼板でできているので、テポドンが直接、ヒットしても壊れない」などと豪語していました。
とんでもない大嘘つきたちです。第一、テポドンではないでしょう。ノドンでしょうに。

ベントの煙突下の配管のつなぎ目から10ミリシーベルト以上の値が出たということは、水素爆発のときに格納容器が、すでに損壊していた可能性を強く印象付けるものになります。

それでも、せっせと水を注入し続けていたのですから、東電のバカさ加減には呆れるばかりです。

この配管は補強しなければ、いずれ、この細かい瓦礫と放射能の粒粒が外に飛び出してくるかも知れません。とにかく、台風が心配です。
でも、補強はできません。そんなことを強行すれば、作業員が何人も大量被曝して亡くなるでしょう。

4)
1、2、3号機とも、地下の状態が、もうまったくわかりません。どんな専門家でも推測すらできません。
「ロシアから透視能力を持ったエスパーでも連れてきて」。そんな心境です。

特に心配なのが、作業員の必要人数が確保できなくなっていることです。
1号機建屋内で5シーベルト/毎時(5000ミリシーベルト)という、とんでもない高線量のスポットが見つかりました。
作業員は、近づくことさえできないでしょう。
今後、「作業のできる場所」は、徐々に狭められていきます。

東電は、こんなことは知っていたはずです。
福島第一原発敷地内には、こうした高線量のスポットがたくさんあります。
知っていて、あえて計測しなかったのです。
作業員が逃げてしまうからです。

東電は、すべてとは言いませんが、よからぬ派遣業者に作業員を集めさせています。
二次どころか、七次下請けまであり、その都度、作業員の手当てはピンはねされていきます。

東電は、「死んでもいいヤツをたくさん集めてくれ」と、こうしたよからぬ派遣業者にハッパをかけています。
東電から、こうした暴力団まがいの連中を切り離し、政府の手厚い補償の下に、作業員を募集すべきです。
作業員なくして、この国は救えません。

そんな度胸は、カマトト嘘泣きした海江田にはありません。
こんなグス男は、とっとと放り出したいものです。

Jビレッジの社長は佐藤雄平知事ですが、このゼニゲバ男が社長をやっている限りは、作業員から弁当代さえも徴収するようになるでしょう。結局、佐藤雄平は、いまでも東電とズブズブなのです。
明らかに国家的な犯罪なのに、いまだに特捜地検が佐藤雄平の家宅捜索に踏み切る、というしごく当然のことができないのは、検察・警察関係者も東電に札束で顔を叩かれているからです。

5)
おそらく1、2、3号機ともメルトスルーしてしまって、後は岩盤で止まってくれることを願うばかりなのです。

地下の岩盤まで到達するような深さまで地下ダムを作って、核燃料から溶け出た放射性物質が地下水に流出することを防ぐ計画が、やっと実行に移されようとしていますが、遅すぎます。
1000億円という予算をしぶり、作業員に対する酷い扱いを続けているせいで、作業員が集まらなかったこともあるのでしょう。

いよいよとなれば、毎日、しなびたナスのような顔をして記者会見に出てくる東電の連中、そして、マスコミから逃げ回っていた保安院の寺坂とオズラ不倫・西山、原子力安全委員会のデタラメ委員たち、山下俊一らミスター100ミリシーベルトの学者たち、プルトニウムは飲んでも安全だ、とのたまわっている東電上がりの愚劣なバカ学者、こういう連中に国民の力で作業をさせる機会を与えてあげましょう。彼らも、学者のプライドにかけて自説を証明したいはずですから。

6)
メディア・リテラシーという面倒くさい言葉があります。
原発事故に関係する情報ほど、メディア・リテラシーが必要な場面もないでしょう。

情報には完全な中立というものはなく、どんな場合でも情報を発信する側には何らかの思惑があるので、受け手である私たちは、それを見抜かなければならない、という考え方です。
「報」、つまりデータに人の思惑、「情」を注ぎ込んだのが「情報」です。だから「情報」は最初から100%信じてはいけない性質を持っているのです。

福島第一原発事故については、多くの人たちがメディアを通じてコメントを発しています。
しかし、そのほとんどは放射線医療の専門知識もないのに、「この程度の被曝なら安心だ」と言ったり、経済評論家が原発のメルトスルーのメカニズムを解説したりと、専門家でもない人間たちが、自称「専門家」と言い出しました。
こんなことは、原子力分野に限ったことではないのですが、特に「核」のことは一般の人には隠されてきたために、ちょっと詳しくなると、専門家を気取る人たちが出てきました。

「連休明けは東京はきれいになっているから安心だ」、「福島は徹底的に除染すれば再び前と同じように住めるようになる」、あるいは内部被曝を一切考慮していないICRPのリスクモデルを使って、「内部被曝は4~5倍程度」と言ったみたり、もう斑目も真っ青のデタラメ大嘘を垂れ流している「自称・専門家」の大学教授がいますが、こんな男のことをまともに聞いていたら命をなくします。

知識が足りないために、このタレント学者を崇拝する情報弱者も多いので注意を要します。

こうした連中は「利益相反」の人間たちで、必ず金銭的な利害、あるいはメディアに露出することによって荒稼ぎすることを考えているような、何かしらの利得を考えている連中です。

まあ、相手が学者の肩書きを持っているからといって、こんな簡単な嘘を信じてしまう側にも問題はあるのですが、こと健康や、ひいては命に関わることなので、いつまでも大嘘を垂れ流しているのであれば、いずれ正さなければなりません。

いろいろな情報に翻弄されてしまって前が見えなくなり、「どこに逃げてもだめだ。このまま日本にいて被曝して終わりだ」などという他人を暗くするようなコメントも増えてきました。

また、小さなお子さんを持ちの親御さんたちは、避難する、しないで夫婦の間に決定的な亀裂が生じ、とうとう離婚に発展してしまうケースも増えつつあります。
特に福島県では増えていると聞きます。

とても残念なことです。

住宅ローンもなく、職場のしがらみもない自由な人は、決心さえすればすぐに疎開に踏み切ることもできるでしょうけれど、たいていの人は、そうではありません。

ホットスポットの恐怖から家を投売りしてしまおうかと考えたり、いざ、処分するにしても地価が下がっていて、いわゆる逆ザヤとなってしまうため売るに売れない、といったことが出てきます。
であれば、賃貸に出そうか、会社の退職金の一部を前倒ししてもらって繰り越し返済してしまおうか…。
いろいろ考えることは山のように出てきます。

そして、先の見えない中で、多くのことを決断しなければならなくなっています。

男性は仕事に執着します。
疎開した町で、いまの職場での地位やプライドが保てるのか、心配になります。

たいていの男性は仕事を一生と考えますから、別の土地に行って、水が合わないからといって簡単に転職もできません。
かといって、職場のストレスから避難したはいいものの、その地で家庭がなじんでいけるかなど一家の主として、いろいろ考えるところもあるはずです。

自分でお店や事業をやっているような人などは、疎開することなど考えたくもないでしょう。

子沢山の貧乏家族のテレビのドキュメント番組を思い出して、自分たちも、物がなくてもあんなに楽しく生きられるのだろうか、と想像したりします。

私は、福島県以外の人は、あせる必要はないと思います、
疎開を計画する前に、家族の和をしっかり固めることが何より大切だと思います。

お父さんとて、家族のことを考えているはずですから、疎開を考えていないはずはないのです。
ただ、大騒ぎになるといけないので無関心を装っているのかも知れません。同じ屋根の下で暮らしていても、心のうちは分らないものです。

休日にゴロゴロ寝ているからといって、子供を放射能から守るために自分は何を決断すべきか、頭の中はフル回転しているのかもしれないのです。
たぶん、そうではないとは思いますが。

ただ、そんな無頓着なお父さんでも、何より経済のことを考えるはずですから、たとえば、人材登録会社にエントリーして、めぼしい疎開先の都市での求人を待つ、ということはできるでしょう。パソコンが使えれば。

あるいは、ここではご紹介しませんが、すでに東京から家族全員で沖縄などに避難した人がブログを開設していたりしますから、読者としてメールで相談してみるのもいいと思います。
きっと親切にアドバイスをしてくれると思います。

『疎開 避難 放射能 ブログ 日記』などのキーワードで検索してみてください。
疎開したご家族の暮らしぶり、家族構成、学校、だんなさんの稼ぎ(経済状態)、などなど、よそ様のケースからシミュレーションしてください。

夏休みに遠方にドライブなどに出かけるのであれば、観光地に寄った帰りに、地元の不動産屋さんを覗いてみて、住まいの相場を見てみるのも気分転換になります。ネットでも十分ですが、実際にその土地の空気を吸いながら物件の図面を見たりすると、アイデアが出てきたりします。

あるいは、候補に上げた疎開地の近くの貸し別荘を数日借りて自炊し、毎日、その地方の都市部に子供を連れていって、疑似体験してみるのもいいと思います。旅行より、ディズニーランドより、よほど安上がりのはずです。

私も、前は、ほうぼうの山々でよくやっていました。
でも、同じ場所にいるのは3日が限界です。それ以上だと、飽きてきます。

赤ちゃんや小さいお子さんのいるご家庭は、すぐにでも避難したいでしょうけれど、小学校高学年くらいになっているのであれば、放射能の被曝から身を守ることを親子で話し合って、ある程度、自分で防御できるようになると思います。

とにかく、親御さんは、「避難だ、避難だ」とあせらずに情報を集めることだと思います。
ある程度、七分八分程度まで計画が練られていないのに慌てて疎開してしまえば、後々、方々を飛び回らなければならなくなるでしょうし、過労にでもなって倒れたら大変です。
もちろん、どんなことにおいても、人生は計画した通りにはなりません。

そのためには、あせらず一日一日と歩を進めることがいいと思います。

ですので、そのためにも内部被曝は、細心の注意を払っていくことが大切です。時間稼ぎです。

何より、家族同士のいがみ合いをつつしむことだ大切だと思います。

そういう意味で、「日本中、どこに避難しても、どうせ放射能にやられちまうんだ」というネガティブな考えの人たちとは手を切ってください。とても胡散臭いです。

また、「連休明けには東京は、きれいになっているから安心だ」などというイカサマ教授の言うことも信じないでください。
避難したほうがいいに決まっているのですから。
人には、それぞれ事情があるから避難できないのですから。

しかし、多少、外部被曝しても絶対に内部被曝だけは防ぐ、という覚悟のできる人は、関東、とりわけ東京に住み続けるのも、ひとつの選択です。

その場合は、福島第一原発で何かが起こったら、すぐに遠くに逃げるという家族ぐるみで「機動力」を備えておくことが大前提になりますが。

繰り返しになりますが、その際、3月11日以降の被曝日記(記憶にある分だけでも、どこで何時間くらい外に出ていたか、など)、そして髪の毛(できれば毛根から抜いたもの。痛がりの人はハサミで切ったものでもいい)40本程度は、絶対に保管しておいてください。

3月11日以降、美容院や散髪に行って髪の毛をカットしてしまったからといって、今でも半減期の長いセシウムは、しっかり残っており、間違いなく証拠になりますからとても大切です。
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