寒冷の予感
2010-10-27

6月のビルダーバーグ会議(国際金融資本家と西欧王族の百人会議)では「課題」から地球温暖化を外して、地球寒冷化に差し替えた。
にもかかわらず、我が国の政府とマスコミは相変わらず温暖化だの二酸化炭素だの排出ガス規制、エコなどとワン・テンポ遅れの洪水だ。
太陽黒点が極減少期に入っており、2007年からはヨーロッパと北米の気温が下がり始めている。(そのためドイツなどワインの出来が悪くなっている)
2008年からは世界的な夏の猛暑、旱魃と冬の寒波が続いている。
アジアでは中国北部の黄海の奥の部分、渤海(湾)がオホーツク海のように凍結した。
夏の猛暑は単に気温の問題ではなく、日射量の増加つまり「日照り」による猛暑であり、旱魃を招いている。
また、ヨーロッパと北米の冬の大雪は、元々冬に雨の多い両大西洋岸が気温低下で雪に変わったためである。淡水面の凍結が増えている。
寒冷化すると両極の氷結が増えるため、同時並行的乾燥化する。気候の事象で総じて示されているのは、乾燥化と寒冷化である。
日本は旱魃も寒波も今のところ来ていないようだが、周りを海洋に囲まれている国土は気温も降水も緩和されやすい。
また、都市が発達しすぎて高温・乾燥しているため観測データが影響されている。風の強いところの観測データを抽出する方法は確立していない。
また、日照り旱魃に対しては、台風の降水とそれを利用する世界に冠たる農業土木施設の存在もあるだろう。
だが、今年の夏は日本も、観測史上最高の猛暑だった。
ヘボ歴史気候史家としては、このの冬が、観測史上〇〇でないことを願っている。
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