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もうすぐ北風が強くなる

刑事告発記者発表(質疑応答):広瀬隆

質疑応答の中で広瀬隆氏が語った部分を書き出します
7/15
49:39

福島県内だけでなく、皆さんご存知のように広大に関東地方まで放射線の汚染は広がっていまして
つい先週ぐらいの週刊現代に出ていましたが
群馬大の早川先生が汚染の拡散のマップを作って下さいましたが
これが爆×した3月12日
地名は言いたくないんですが、岩手の平泉の方にずっと広がって行きまして
15日の午前中三方に回り込むような形で群馬県の沼田の方まで広がって
これが東京の大汚染をした時
それから3月22日の午前中この日は雨が降って大汚染した
これは主なものですけれども非常に深刻な状態で
私がショックを受けたのはアメリカでプルトニウムが検出されているって、
当初私はそれは間違いじゃないかと思ったんですが
実際に福島大学の航空の放射能測定結果みますと
10キロ以上ですから成層圏まで大量の放射能が舞いあがって
地球を包んでいるというのが現在の状態なんですね
これで、アメリカ人たちがパニックを受けた気持ちが良く分かりまして
それを日本人がアメリカ人に風評被害を作り出していると言っていること自体が
そのナンセンスさが良く分かりました
ですから、15日に静岡浜松に来たこのあたりがすざまじかったのですけれどネットで見られます

ここに集まっているみなさんは私よりデータをいっぱい持っていると思うんです
報道関係の方
お願いしたいんですけど、地方紙でもいいけどいろんな記事があると思うんですね
私が知らないことを沢山集めていただいて
たとえば12日に爆発しましたね
あの時東京に小出裕章さんの分析で金属が流れているんですよ
で、それを見て私は飛び上がって本当に怖いなと思った
ようするに沸点1000℃位なものが東京まで流れてきているの
しかしそれはですね、双葉町で爆発直後に被ばくしていたって事をペロって安全委員がしゃべったのが6月ですよ
だけどそういう記事は我々当たり前だと思って落としてきたんですけど
みなさんが今までに持っている記事のコレクションをもう一回見直していただいて
そして告発状以外に沢山の資料があると思うんです
彼らがどれだけ福島県民をはじめとして被ばくをさせたかという事ですね。国が
故意に、隠して被ばくさせたという事はみなさんの方が沢山の資料をお持ちだと思うので
そこに私達の書いたひな形を見て沢山の新聞記事を当てはめて
みなさん一人ずつ個人として告発していただきたいんです
そうすれば、検察庁は立ち上がらざるおえないと思うんですね
これだけの人間に対して故意に被ばくさせてきたというのは山のような記事が出ているんです
それを是非私は皆さんにお願いしたいと思う

今測っているのは空間線量だけなんですよ
大事なのは空間線量かなくて今までに降ったものをどういう形で吸い込んでいるかという事なんです


01:08:57
要するに、私が心配しているのは、日本人はバクバク食っているんですよ。とんでもないものを。
これはEUのね、これは5月下旬ですけれども
みなさん農林水産省のサイトで調べていただくと分かるんですが
7月13日現在は、今日本海側で言うと山形、新潟が落ちて静岡が加わっていますが
とにかく全量輸入規制になっているんですよ
食っちゃいけないって言ってるんですよ。日本の物を。
それを、我々は全部食ってるんです
みなさん、我々はいいんですよ。子ども達が食ってるんですよ。
だから、これはそんな簡単なことではなくて

5年後になったら大変なことが起こるんです

もう私には分かっています
これは断言しておきますけれど、大変なことが起こりますよ
先程の被ばく量で、77万テラベクレルで、どういう分布しているかは正確には分かりませんけれど

今、流通している物をみんな食ってますから
だから、大変なことが起こります

だけど、それがどういうふうになるのか
これが検察庁の方で急いでやるのかなにするのか
どういうふうになるのか我々分からないんですよ

だけど、死者というのは病院の中で静かに起こるのです
これは、疫学調査しないと我々も立証できないんです
だから、汚染地図と病院の、いわゆるお役所の統計と保健所の統計と全部付き合わせないとできないので
これは大変な作業になるのでね

過去の水俣病をはじめとする公害裁判をわたしは70年代からずっと見てきましたのでね
とても今はそういう時間をかけている時ではないと

もうとにかく今は被害をどうやって予防的に食い止めるかということを
日本人全体即刻考えて生きていかないと大変です

アメリカだってちゃんと品目出していますけれど
非常に正確ですよ
我々よりよく知ってますよ。
何食っちゃいけないって。この品目見るとね
知らないのは日本人だけなんですよ
どうします?

この国民はアホなんじゃないかと私は思いますよ
これ見てると実に正確にやっています

いや、タケノコとかシイタケとかちゃんとやってます

この前聞いたんですけど
福島県ではお父さんお母さんの意識の高い人が子どもに
「シイタケやタケノコが給食で出たら食べちゃいけないよ」と言って
それで子どもが学校に行ってそれを取り分けると
先生が来て
「食え!」って言って食わせるんだそうです

ゾーッとするんじゃないですか?みなさん。

こんなこと今起こっているんですよ日本で。
え?どうするんですかこんなこと

それをやらしているのは山下でしょ
背後にいるんですよ
文部科学省がいるからこんなことになるんでしょ
どうしてこんなことほっとくんですか。日本人は。
子どもたちをみんなで殺しているんじゃないですか
許せないですよ。これは。


01:16:00
記者(質問でなく報告)
明治牛乳に直面して対談しています。代表の田崎という人と話している
給食に牛乳が今も配られているという事に関して明治牛乳が放射能が混じっていることを認めた
どうやって入ったかは分からないが混じっているということです


01:18:00
だれが一番悪いかは答えられないが
誰が嫌いかは言える
鈴木 篤之、近藤 駿介
この二人がずっと両輪になって原子力委員、原子力安全委員会をずっと動かして
そこに御用学者を集めてきた歴史を知っていますので
そういう中で斑目春樹たちが今トップに立っているにすぎないんで
歴史的に見るとほとんどの事
廃棄物処分についてもほとんどのことをあの二人が
もんじゅもそうですし、だいたい取り仕切っていますね
そういう意味でいると一番腹が立つのはこの二人です


01:20:52
そういう言葉が一番嫌いなんです
こうやると何か困難があるという事をジャーナリストが言っちゃいけないと思うんですね
わたしは逆に、とにかくこれは日本人みんながやらなければいけないという事ははっきりしていると思うんですよ
だから、こういう事やるとこういう壁があるんじゃないかとかね
そんな事を言うこと自体が足を引っ張るんであって
そういう事は絶対控えていただきたいと思う
むしろ、
いや、これは誰が考えても犯罪ですよ
罪ですよ。
罪が要するに公道を大手を振って歩いているようなもんで
しかも東電の連中は毎日傲慢にも記者会見をしてペラペラと大ウソをついているのを
日本人が眺めなければいけないというこういう事は
わたしは日本は司法国家ではないと
もしね、これが断罪出来ないんなら
これは当たり前のことをやっているんだということで
みなさんがやっぱり立ちあがっていただきたい
日本中の人がそう思う人が全部。簡単にできることですから立ち上がっていただきたい
ただそれだけです


南相馬市に行って、子どもは走っているし、畑は耕している。現地に正しい情報が伝わっていないように感じた
01:27:49
それが、今日の記者会見の一つの手段なんですけれど
事故が起こってからずっと4ヶ月間感じている事は
日本人の意識が何でこんなに低いのかって事に私自身愕然として今日もいるんですけど
それは、普通でしたら投げ出すような状況なんですけれども
投げだせないですよ。これは。
投げ出してはいけない事なので、必死で走り回っているだけです
ただできることを一人づつがやるという事しかないと思いますし
それ以上でもそれ以下でもないと思います
だから今、状況が悪ければ悪いほど今ここにいる皆さんはもっとやらなければいけないんだと思います
そういう事ではないんでしょうか

わたしは1979年のスリーマイル島の事故から市民運動始めた人間ですけど
最初から思っているのはその事なんです
つまり昔のですね、鉄の壁にぶつかるようなことをずっとやってきたんです
何でこんなことを、むなしくなるようなことをやるのかというと
みんなが気が付いてないからやるんです

みんなが気が付いていたらやんなくていいんですよ
そうじゃないですか?
だから我々はここに集っているのではないでしょうか

いま日本人は分かってないんですよ
分かってないからしょうがなくて私はあちこち走り回って
学習会や講演会でみなさんに事実を伝えているんです
だから、みなさんも皆さんの力でそれぞれのことをやる
それは分かってないからやるんです。おっしゃるように。

そうじゃないでしょうか。


01:32:05
山下の言っていることにはもう矛盾が出ています
彼が医学論文で危険だと言いながら福島に入って安全だと言っているわけですから
彼がどこで何言っているか全部は分かりませんがウソをついていることははっきりしていますから


01:33:22-葛飾区から来た16歳の少女「広瀬さんの意志を継ぐ後継者になりたい」
大変嬉しいです。
あなたがジャーナリストになったら素晴らしいと思います。期待してます

01:39:07
病気にならない方法はありません
はっきり言いますけど医学的に考えまして30歳以下の若い人
特に女性中心にですね。子ども達、幼児
この人達についてはとてつもない注意を親が払わなければいけない事
ただ私は、大人の立場で絶対に子ども達に不安を与えないようにして欲しいと思う
これは、大人の世代が犯した国民的罪で特にこの首都圏の人間たちが福島で事故を起こしたのですから
我々に一番責任がありますし、
何を食べたらいいか、どこに住んだらいいかということまで私は絶対に言えません
それはご自分で調べてこれが正しいと思われることを決断するほかないと思います


01:41:00
少なくても3号機はプルサーマルですが
アメリカのガンダーセン氏が話しているのとか見ると
おそらく燃料棒が舞いあがって臨界爆発してね。
あの解析は私は間違いないと思っているので
プルトニウムはもう敷地外に出ていますし3号機周辺では特に高濃度の瓦礫がある
それにとんでもない高濃度の瓦礫を週刊朝日がすっぱ抜いた時
すぐに東電が認めたのですね
だから、隠していることが山のようにあると思うんです
で、おっしゃるようにほとんどの物が検出できません
だから何が飛んでいるのか分かりません
ストロンチウムもベータ線なのでほとんどのカウンタででませんから
今皆さんがカウンタ持って必死になって測っているけど
ガンマ線だけなんですよ。
空間線量で出てくるのは
わたしは、プルトニウムよりもっと怖いのは今はストロンチウムだと思います
これは、セシウムとほぼ同量が原子炉の中にあったはずですし
それが出ていないというのは検出していないだけで
特に海洋に流れているのはとてつもない量だと思います
そういうことで言いますと、今の状況でどこに何があるかは私自身も分からないです

魚の場合は、福島に今回行って本当に分かったんですけど
もう、日本中に流通しているんです
こういうものが九州に流れているんですね
九州の方で買ってそれで西日本の人が安心して食べてるわけで
今私、もう、何が起こっているかはっきり言って分かりません

ただ、我々は意識もなくただ、大丈夫と思いたくて生きてるだけなんだろうな。

現実は、今そういう状況です。


01:44:35
私が原発の反対運動を初めてすぐ感じた事なんですが
私が医学的な危険性を話し始めた時
最初に私にクレームを付けてきたのが被爆二世の方たちだったんですね
わたしは何を言ってんだ?って思ったんですけど
その人達と会って話をしました
非常に深刻な話しになります。だけれど、結局分かってもらえました
それはね
私が言ってることは医学問題なんです
医学上こういう事があったらこうなるという事を話してきているんであって
差別の問題というのは全然次元の違う話なんですよね
私が話しているのは臨床上のことでこういう事が起こるという事を医学的な知識の体験から話しているのであって
それはお互いに共有しないといけないと思う
ですから被爆二世三世の方々にも最後には理解していただけました
大変に辛かったですよ
お互いに辛い事なんですそれは。
だけれど、わたしは今回も行ったけれど
今福島の方達に向かって話すという事は大変に勇気のいる事なんです
これは皆さんにはちょっと想像できないと思います
ここで皆さんにお話しするのと違うんですね
あの、もっと重大になってくるんです
だから、それはしょうがないんです
でも、事実をね、隠すことの方がもっと悪いと思います、私は。
何故かというと医学というのはもともとは大事な事は予防する事なんです
病気を生み出さないことが大事であって
病気を治すのはその後なんです
医学の本当の倫理観というのはそこから出てくるはずなんですね

だから、私が常に話しているのはμシーベルトとかいう数値ではないんです
本当に大事な事はどうやったら予防医学で被害を無くすかという事が一番大事だと思うんですね
だからそれ以上は私は言えません

01:50:52原発の海外輸出について
事実上もう成立しないと思います
というのは、こういう事をあおってきて前原外務大臣がベトナム行ってにこにこ笑ってバカ騒ぎやっていたのは
そもそもマスコミが作りあげてたようなもので
要するに何で日本が原発を輸出するかっていうと
日本に原発を作れないからなんです
それは先進国全てなんです
先進国の国内の原発発注率というのは事実上0なんです。アメリカもお含めて。
だから、彼らが原子力産業が生き延びるのはアジア中東に売っていく他ないのでこういう事をやっていて
それをバカ記者どもが原子力ルネッサンスと騒ぎ立ててきただけなんです
だから今こんな状況の中で今後はそんなことありえないし
だいたい、電気製品も作れないような国がね、そんな原子炉を動かせるはずないでしょ
そんな事子どもでも分かるでしょ
だからそんな事が何で進行するのかって、おかしくてしょうがない
最終的にあんな計画をもし、強引に進めようとするならば
それは高レベルの最終処分場を先進国がよってたかって何処かベトナムに作るとかね
今モンゴルに噂されているようなね
そういう、もうとんでもない狙いがあるとしたらそれは強引にやる可能性はある
作らせてね
要するに先進国で処分できないものを持って行かせる

こういう手口は
北海道に泊原発を作らせたのはその理由なんです

青森県に東通原発を作らせたのもそれが目的なんです

北海道で幌延町が最終処分中の候補地になったときに
北海道民が一番強いよりどころになったのは我々が原発を持ってないんだという事だったんです
だからそれを乗り越えさせるために泊原発は絶対につくらせたかった

泊原発が運転し始めると北海道民はそれに抵抗できなくなっちゃうんです

自分たちも原発を使っている
青森もそうだったんです

だから、東通りと泊は非常に重要な意味があったんです
日本ではね。そういう意味で。
たから、
今、アジアで、それから中東で、全く原子力に無関心な人達をたぶらかしてやろうとする
そういう事は非常に危険だというのは我々は気が付いていないといけないと思います


01:54:37脱原発に向かってどういう方向に行くのか
それはね、大変に時間のかかる話なので今日は一言で言いますね
大事な事は短期的に今すぐ何が出来るか
つまり、停電が起こらないという事とそれから、中期的長期的にどういう方向に進んでいくべきかというのは
8月16日発刊の本に詳しく書いてありますのでそれ読んで下さい
今電力会社がすぐにやれるのは自家発電
日本全土6000万キロワットを買う事です
買えばいいんです。電力不足なんて100%起こりません
起こらないのに皆さんに15%節電を要請しているのは
送電線開放によって、安い送電線使用料で解放することによって電力会社のエリアを壊されることが恐いんですよ
だから、電力を買わないで15%節電という傲慢なことやってるんで
この段階で彼らがやっている事はもう電力会社じゃないんですよ
電気事業者というのは電気を調達することだけが仕事なんです
だから我々は彼らを東京停電とか関西停電と呼べばいいんです
そうでしょ?だってそれが職業なんですよ
だから、トヨタの自動車販売会社が「うちには売る自動車がありません」
そう言ったらただのアホでしょ?
今東京電力がやっている事はそれなんですよ
そういうプロとして一番恥ずかしいことを公言して
それをまたマスメディアが一生懸命あおってるんでしょ
だから、日本人っていうのは全員アホなんです
何にも起こらないんです
原発っていうのはずーっと昔から全部止めても何も起こらないんです
彼らは電気をみなさんに売らなければいけない供給しなければならない義務があるから
公益事業っていうんです
だから国会で電気料金を認めているんです
そういう勤めを今回今彼らは放棄しているんです
15%節電と言ってできることをやってないんです
できるんです
私が東電の社長だったら一瞬でできます。こんなこと全部。


01:59:06地震国日本が原発大国になったわけ
だいたい私が原発の学習会やると最後に出る質問はそこなんですが
これは一言で答えられないんですよ
何故かというとそれぞれの原子力の推進細胞がいろんなものがあって、レベルがみんな違うんです
だから、一言では言えないんですけどこういうふうに私は説明しています
たとえば原子力の推進細胞ね
それぞれの思惑が違うんです
ただ金もうけがしたい人もいるし核開発をしたい人もいる
ゼネコンは全く金
地元自治体はただ金住民の意見は無い
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