放射能の中で毎日の食材をどうするか
2011-07-20
原発の海への排水基準40で、乳児の飲み物の基準が100ベクレル。家畜の餌が300で人間の食べ物が500ベクレル。
何ともこんな狂った安全基準は、政府の狂っている度合いを表しているだけだ。
「驚く、日本の基準値2,000ベクレル」
自分たちで妥当な基準を考えることだ
もとより、いくら微量でも放射性物質に汚染されたものは食物ではなく、汚染物なので、食べてはいけない。
「いくら微量でも放射能汚染物を食べてはいけない」
しかし、汚染の拡大につれて、まったく汚染されていない食品を見つけることが困難になっている。
数か月の内には全国で困難になると思われる。
こどものいる家庭はなおさらのことで、内部被曝をできるだけ減らすために、毎日の食事の材料とにある程度の目安をつけることが必要になるだろう。
中部大、武田邦彦氏から
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どう乗り切るか、毎日、迷っているお母さんに
食品の汚染が広がってきました。
といっても、いつも北海道や九州の食材を求めることも難しいし、子供は守らなければならないし、財布はそれほど余裕はないし・・・と毎日、迷っているお母さんに、思い切ってアドバイスをします。
・・・前提・・・
1) 普通のお母さんができる範囲にする。つまり、
2) 政府や農業団体、流通はごまかすことが前提とする(危険サイドで計算する)。
3) スーパーに行っても野菜は地元のものしかないので、汚染されているのを承知で買う(思い切った前提ですが、現実を考えて)、
4) 魚は注意して日本海、北海道、九州などのものを選ぶが時々、間違って汚染された魚を買ってしまう(失敗あり)、
5) 牛肉はオーストラリア、豚肉はアメリカなどに限る。鶏肉はできるだけ買わない(肉だけは気をつける)、
6) 牛乳は時々、間違って汚染されたものを買ってしまう(失敗あり)、
7) 卵は売っているものを、選ばずに買う、
8) 米は去年のものか、今年なら、北海道、青森、秋田、新潟、西日本、外国のものしか買わない(産地を選べるから選ぶ)、
9) お茶は汚れていると言われる静岡茶を飲む、
10) 水は水道水を飲み、気にしない。
これなら現実的ではないかと思います。
それで被曝量を計算してみました。そうすると次のようになりました。

表にあるように、年間被曝量の予想値は2ミリシーベルト。1年1ミリの2倍ですが、来年からの2年間で取り戻すか、健康に留意して生活することを考えます。
私はこれでも今年を乗り切ることができると思います。
大丈夫!! 肉と米を気をつければ、政府にだまされても大丈夫。時々、失敗してもOK。
そのために、買うとき以外に必要なことが少しあります。
1) 野菜は地元産のものを買うけれど、よく洗い、5分の4は生で食べないで、ゆでたりして加工する。お湯は必ず捨てる。生で食べるときにはよく洗う。今年は生野菜は減らしてください。
2) 魚は煮魚を主とする。煮汁はすてる。計算では半分を煮魚としました。
3) 外部放射線は1時間に0.15マイクロのところに住み、家の中を除染する。ホットスポットにむやみに近寄らない。
4) 風の強い日はマスクをし、雨が降った日には家に帰ったら玄関先で靴と靴下を脱ぎ、ぬれティッシュで拭き取る。
5) (残念ですが)子供の運動を制限する。
をしてください。
これで、2ミリ。現実に子供たちを守ることができます。人間は5年間で調整できますし、子供も2年ぐらいの余裕がありますので、これで私は大丈夫と思います。
もちろん、魚を控え、牛乳の産地を選び、外部被爆を0.10のところに住めば、1年1ミリに入ります。
・・・・・・・・・
(感想)
今まで私は一貫して「1年1ミリ」という目標を言ってきました。
でも、現実に地元野菜しか買えない人もおられますし、どうせ政府や農業関係の団体、流通は今後もごまかします。
でも、ごまかされても大丈夫なようにこちらも作戦を考えたいと思いました。そして、日常生活では、なにからなにまで注意ができないので、肉とお米だけを注意することにしました。
肉とお米なら産地を選んだりすることが現実に可能だからです。少し不便ですが、今年は我慢してください。
また静岡のお茶はまだ汚れていますが、計算してみると0.004ミリですから、お茶はあまり気にしないでも良いようです。
(学校関係者にお願い)
給食を実施している学校関係者は、この計算のような計算をして、ご自分の学校に通っている子供たちが、現実にどのぐらいの被爆をしているか、学校給食は今のままで良いのか、子供の側にたって計算をしてください。
運動部の先生方も同じです。
(政府、自治体、学者の皆さん)
私が、
1) 福島、関東の平均空間線量、
2) 政府が公表している食品の暫定基準値、
3) 政府が公表している食品の摂取量、
4) 空間の放射性物質の濃度に呼吸量をかけたもの
を計算しますと、おおよそ1年間50ミリシーベルトを超えます。
「健康に影響がない」と言っておられますが、それは50ミリシーベルトでも大丈夫といっているのか、それとも、50ミリシーベルトに行かないのか、具体的な根拠を示して、計算結果を出してください。
日本人は自分で判断できるのですから、「大丈夫です」と言う代わりに数字を示してください。
(静岡のお茶の方へ)
静岡茶が汚染で騒がれたのは、国の暫定基準値があまりに甘いことや、消費者の立場で発表がおこなわれないことです。お茶の汚染は早く解消することにして、現在のお茶も問題がないことを、消費者の立場になって示せば、誤解は解けると思います。
正々堂々、放射性物質の量を測定をし、生茶にはベクレル表示と年間被爆予想値(3%以下になるから)を出して販売してください。
何ともこんな狂った安全基準は、政府の狂っている度合いを表しているだけだ。
「驚く、日本の基準値2,000ベクレル」
自分たちで妥当な基準を考えることだ
もとより、いくら微量でも放射性物質に汚染されたものは食物ではなく、汚染物なので、食べてはいけない。
「いくら微量でも放射能汚染物を食べてはいけない」
しかし、汚染の拡大につれて、まったく汚染されていない食品を見つけることが困難になっている。
数か月の内には全国で困難になると思われる。
こどものいる家庭はなおさらのことで、内部被曝をできるだけ減らすために、毎日の食事の材料とにある程度の目安をつけることが必要になるだろう。
中部大、武田邦彦氏から
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どう乗り切るか、毎日、迷っているお母さんに
食品の汚染が広がってきました。
といっても、いつも北海道や九州の食材を求めることも難しいし、子供は守らなければならないし、財布はそれほど余裕はないし・・・と毎日、迷っているお母さんに、思い切ってアドバイスをします。
・・・前提・・・
1) 普通のお母さんができる範囲にする。つまり、
2) 政府や農業団体、流通はごまかすことが前提とする(危険サイドで計算する)。
3) スーパーに行っても野菜は地元のものしかないので、汚染されているのを承知で買う(思い切った前提ですが、現実を考えて)、
4) 魚は注意して日本海、北海道、九州などのものを選ぶが時々、間違って汚染された魚を買ってしまう(失敗あり)、
5) 牛肉はオーストラリア、豚肉はアメリカなどに限る。鶏肉はできるだけ買わない(肉だけは気をつける)、
6) 牛乳は時々、間違って汚染されたものを買ってしまう(失敗あり)、
7) 卵は売っているものを、選ばずに買う、
8) 米は去年のものか、今年なら、北海道、青森、秋田、新潟、西日本、外国のものしか買わない(産地を選べるから選ぶ)、
9) お茶は汚れていると言われる静岡茶を飲む、
10) 水は水道水を飲み、気にしない。
これなら現実的ではないかと思います。
それで被曝量を計算してみました。そうすると次のようになりました。

表にあるように、年間被曝量の予想値は2ミリシーベルト。1年1ミリの2倍ですが、来年からの2年間で取り戻すか、健康に留意して生活することを考えます。
私はこれでも今年を乗り切ることができると思います。
大丈夫!! 肉と米を気をつければ、政府にだまされても大丈夫。時々、失敗してもOK。
そのために、買うとき以外に必要なことが少しあります。
1) 野菜は地元産のものを買うけれど、よく洗い、5分の4は生で食べないで、ゆでたりして加工する。お湯は必ず捨てる。生で食べるときにはよく洗う。今年は生野菜は減らしてください。
2) 魚は煮魚を主とする。煮汁はすてる。計算では半分を煮魚としました。
3) 外部放射線は1時間に0.15マイクロのところに住み、家の中を除染する。ホットスポットにむやみに近寄らない。
4) 風の強い日はマスクをし、雨が降った日には家に帰ったら玄関先で靴と靴下を脱ぎ、ぬれティッシュで拭き取る。
5) (残念ですが)子供の運動を制限する。
をしてください。
これで、2ミリ。現実に子供たちを守ることができます。人間は5年間で調整できますし、子供も2年ぐらいの余裕がありますので、これで私は大丈夫と思います。
もちろん、魚を控え、牛乳の産地を選び、外部被爆を0.10のところに住めば、1年1ミリに入ります。
・・・・・・・・・
(感想)
今まで私は一貫して「1年1ミリ」という目標を言ってきました。
でも、現実に地元野菜しか買えない人もおられますし、どうせ政府や農業関係の団体、流通は今後もごまかします。
でも、ごまかされても大丈夫なようにこちらも作戦を考えたいと思いました。そして、日常生活では、なにからなにまで注意ができないので、肉とお米だけを注意することにしました。
肉とお米なら産地を選んだりすることが現実に可能だからです。少し不便ですが、今年は我慢してください。
また静岡のお茶はまだ汚れていますが、計算してみると0.004ミリですから、お茶はあまり気にしないでも良いようです。
(学校関係者にお願い)
給食を実施している学校関係者は、この計算のような計算をして、ご自分の学校に通っている子供たちが、現実にどのぐらいの被爆をしているか、学校給食は今のままで良いのか、子供の側にたって計算をしてください。
運動部の先生方も同じです。
(政府、自治体、学者の皆さん)
私が、
1) 福島、関東の平均空間線量、
2) 政府が公表している食品の暫定基準値、
3) 政府が公表している食品の摂取量、
4) 空間の放射性物質の濃度に呼吸量をかけたもの
を計算しますと、おおよそ1年間50ミリシーベルトを超えます。
「健康に影響がない」と言っておられますが、それは50ミリシーベルトでも大丈夫といっているのか、それとも、50ミリシーベルトに行かないのか、具体的な根拠を示して、計算結果を出してください。
日本人は自分で判断できるのですから、「大丈夫です」と言う代わりに数字を示してください。
(静岡のお茶の方へ)
静岡茶が汚染で騒がれたのは、国の暫定基準値があまりに甘いことや、消費者の立場で発表がおこなわれないことです。お茶の汚染は早く解消することにして、現在のお茶も問題がないことを、消費者の立場になって示せば、誤解は解けると思います。
正々堂々、放射性物質の量を測定をし、生茶にはベクレル表示と年間被爆予想値(3%以下になるから)を出して販売してください。
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