異端医師の独り言
2011-07-06
異端と言っても様々ですが、学会の権威におもねず、患者のために真面目に学び、研究している医師は多くいますが、一般社会にその意見を発信している医師は限られます。
そのなかからお二人を紹介します。
異端医師の独り言から最近の発言。 ( )はもうすぐ北風の注釈
ーーーーーーーーーーーー
2011年07月06日
ホルミシス効果 のインチキ
放射線ホルミシス効果なるものは、低線量の放射線は身体に良いというたわごとである。
そもそもは、放射線量が比較的高い地域に住む住民の疫学調査で、長寿で疾病が少ないという観察結果から流布されたらしい。
しかし、疫学調査の最大の欠点は、結果に影響を与える要因が複数存在しても、一つで説明することで、いくらでも解釈を造作できる。放射線量の高い地域に生息する生物は、DNA修復機能を強化するように進化したのかもしれない、あるいは、DNA修復機能を強化できない個体が淘汰されたのかもしれない。
紫外線(波長の長い放射線)量の多い地域に住む人類は、肌を黒くするように進化した。ホルミシス信者は、無防備(日焼け止めなし)で、かかる地域で数日生活してみればいい。くれぐれも、若年者をラドン温泉やラジウム鉱石に暴露させないで欲しい。
★★ 親(真)友(ともだち)とは
私は、「顔が広い」と時にいわれる。医者以外の知人が多いせいだと思う。
2年ほど前に、親友のケロリン町田さんから「リーさん、友人は何人いるの?」と問われた。「6~7人位じゃないでしょうか」とお答えしたところ、「え~、そんなにいるの」と驚かれていた。そこで「親友の定義」に思いがおよんだ。知人や友人が多くても、誰を親友と呼べるのか。
その後に、僕が達した結論は、「どんな些細なことでも、ウソをつかない(つかなかった)人」が親友の定義です。そのような彼・彼女には何でも相談できるから。
(本当にそのとおりだ。些細な嘘もつかないことが「誠意」の一歩だ。)
ーーーーーーーーーーーーーーー
2011年07月03日
節電、節電と 大騒ぎ
バカとちゃうか、電力供給量は需要量を上回っている(ピーク時でも)。
国をあげての、LED電球売り込みコマーシャル、そして原発は必要ですよという教育とちゃうの。そして、どうしても「発送電分離」しては困る勢力のプロパガンダ(エドワード・バーネイズ・著 に詳しい)。
LED電球は、10年もつというが、どうやって実証したのか。うちは、高価な LED電球を購入する予定はございません。(7月2日)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(漢方薬だって薬物。当然副作用はある。長期投与は禁物)
☆ 漢方薬の副作用
患者・太田さん(指圧師)から、2007年 5月 1日に「原因不明の奇病」 Tさん(72才、男性)を紹介された。数年来の左下肢の運動麻痺のため介助無しに、歩行も椅子から立ち上がることもできない。他院での精査で脳に確たる病変はなく「アルツハイマー病」と診断されていた。
内服歴(どのような薬をいつから使用しているか)をみると、2年にわたり内科医から「漢方薬(ツムラ15、黄連解毒湯)」が処方されていた。すぐにこれを中止させたところ、8日目の再診時、運動麻痺はほぼ消失。21日目の再診時、運動麻痺は完全に消失し、表情が生き生きとして「アルツハイマー病」も誤診。すべて漢方薬の副作用であった。奥様に大変感謝されたが「インチキ」を中止しただけ。
それにしても、診断学と治療学を学んだはずの医者が、ツムラやカネボウが配る怪しげな「治療マニュアル」を根拠によく処方できるものだ、バカタレ。
2009年 8月にも、お元気に来院されたので、あれから 2年以上になる。
2011年06月26日
★★ 必ず痩せられる ダイエット本 が発刊されます
内科書(Hrrison's INTERNAL MEDICINE)、生化学書(Harper`s BIOCHEMISTRY)、そして様々な論文から、「なぜ肥るのか」を理解し、「楽に痩せる方法」を考案しました。
当院の多数の患者さんで実証済みで(初回のみカウンセリング料=知識料は、15,000円)、減量により、血圧、糖尿病、コレステロール、尿酸の薬が不要になり、しかるに通院が不要になります(図らずしもクリニックの経営を圧迫しますが)。
そもそもは、世間に流布されているダイエット法が、がん検診と同様に、いかにインチキなのかが、執筆の動機です。脱稿して一年余りになりますが、出版社さんの諸事情で、発刊が遅れました。先日問い合わせたところ、数ヶ月中には出版される予定とのことです。タイトルは未定です; インパクトのあると思われるタイトルがあれば、メール(leeshonan@gmail.com)いただければ幸いです。 関連記事
フクロウさんが紹介されている記事によると睡眠時間の多寡も肥満に関係するらしい。
(間食、特に寝る前の間食は最悪です。この点からも睡眠の少ない人は夜更かしが多いので要注意。)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
創傷治療についてはこの医師
新しい創傷治療ー消毒とガーゼの撲滅をめざして
「光る風!」で紹介しました、夏井医師です。
そのなかからお二人を紹介します。
異端医師の独り言から最近の発言。 ( )はもうすぐ北風の注釈
ーーーーーーーーーーーー
2011年07月06日
ホルミシス効果 のインチキ
放射線ホルミシス効果なるものは、低線量の放射線は身体に良いというたわごとである。
そもそもは、放射線量が比較的高い地域に住む住民の疫学調査で、長寿で疾病が少ないという観察結果から流布されたらしい。
しかし、疫学調査の最大の欠点は、結果に影響を与える要因が複数存在しても、一つで説明することで、いくらでも解釈を造作できる。放射線量の高い地域に生息する生物は、DNA修復機能を強化するように進化したのかもしれない、あるいは、DNA修復機能を強化できない個体が淘汰されたのかもしれない。
紫外線(波長の長い放射線)量の多い地域に住む人類は、肌を黒くするように進化した。ホルミシス信者は、無防備(日焼け止めなし)で、かかる地域で数日生活してみればいい。くれぐれも、若年者をラドン温泉やラジウム鉱石に暴露させないで欲しい。
★★ 親(真)友(ともだち)とは
私は、「顔が広い」と時にいわれる。医者以外の知人が多いせいだと思う。
2年ほど前に、親友のケロリン町田さんから「リーさん、友人は何人いるの?」と問われた。「6~7人位じゃないでしょうか」とお答えしたところ、「え~、そんなにいるの」と驚かれていた。そこで「親友の定義」に思いがおよんだ。知人や友人が多くても、誰を親友と呼べるのか。
その後に、僕が達した結論は、「どんな些細なことでも、ウソをつかない(つかなかった)人」が親友の定義です。そのような彼・彼女には何でも相談できるから。
(本当にそのとおりだ。些細な嘘もつかないことが「誠意」の一歩だ。)
ーーーーーーーーーーーーーーー
2011年07月03日
節電、節電と 大騒ぎ
バカとちゃうか、電力供給量は需要量を上回っている(ピーク時でも)。
国をあげての、LED電球売り込みコマーシャル、そして原発は必要ですよという教育とちゃうの。そして、どうしても「発送電分離」しては困る勢力のプロパガンダ(エドワード・バーネイズ・著 に詳しい)。
LED電球は、10年もつというが、どうやって実証したのか。うちは、高価な LED電球を購入する予定はございません。(7月2日)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(漢方薬だって薬物。当然副作用はある。長期投与は禁物)
☆ 漢方薬の副作用
患者・太田さん(指圧師)から、2007年 5月 1日に「原因不明の奇病」 Tさん(72才、男性)を紹介された。数年来の左下肢の運動麻痺のため介助無しに、歩行も椅子から立ち上がることもできない。他院での精査で脳に確たる病変はなく「アルツハイマー病」と診断されていた。
内服歴(どのような薬をいつから使用しているか)をみると、2年にわたり内科医から「漢方薬(ツムラ15、黄連解毒湯)」が処方されていた。すぐにこれを中止させたところ、8日目の再診時、運動麻痺はほぼ消失。21日目の再診時、運動麻痺は完全に消失し、表情が生き生きとして「アルツハイマー病」も誤診。すべて漢方薬の副作用であった。奥様に大変感謝されたが「インチキ」を中止しただけ。
それにしても、診断学と治療学を学んだはずの医者が、ツムラやカネボウが配る怪しげな「治療マニュアル」を根拠によく処方できるものだ、バカタレ。
2009年 8月にも、お元気に来院されたので、あれから 2年以上になる。
2011年06月26日
★★ 必ず痩せられる ダイエット本 が発刊されます
内科書(Hrrison's INTERNAL MEDICINE)、生化学書(Harper`s BIOCHEMISTRY)、そして様々な論文から、「なぜ肥るのか」を理解し、「楽に痩せる方法」を考案しました。
当院の多数の患者さんで実証済みで(初回のみカウンセリング料=知識料は、15,000円)、減量により、血圧、糖尿病、コレステロール、尿酸の薬が不要になり、しかるに通院が不要になります(図らずしもクリニックの経営を圧迫しますが)。
そもそもは、世間に流布されているダイエット法が、がん検診と同様に、いかにインチキなのかが、執筆の動機です。脱稿して一年余りになりますが、出版社さんの諸事情で、発刊が遅れました。先日問い合わせたところ、数ヶ月中には出版される予定とのことです。タイトルは未定です; インパクトのあると思われるタイトルがあれば、メール(leeshonan@gmail.com)いただければ幸いです。 関連記事
フクロウさんが紹介されている記事によると睡眠時間の多寡も肥満に関係するらしい。
(間食、特に寝る前の間食は最悪です。この点からも睡眠の少ない人は夜更かしが多いので要注意。)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
創傷治療についてはこの医師
新しい創傷治療ー消毒とガーゼの撲滅をめざして
「光る風!」で紹介しました、夏井医師です。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://bator.blog14.fc2.com/tb.php/520-036588d4