井上陽水
2011-06-11

かつて70年代初めに
「傘がない」で圧倒的なデビューを開始した井上陽水。
当時、ニッポン放送で深夜からオールナイト・ニッポンというディスクジョッキーをやっており、そこの高島秀武アナが「老成した歌詞と歌い」と賞賛したのが「傘がない」でした。
オールナイト・ニッポンは当時先端のオールナイト放送で、ビタースィート・サンバでイントロが始まり、現役アナウンサーがやっていたのです。go-!go-!goの糸居五郎氏も健在でした。
陽水には、自分作詞と小椋桂作詞がありますが、わたしは陽水の作詞に感覚に訴えるものを感じました。
陽水作詞の中には、何となくTheRolligStonesを感じさせるものもありました。
TheRolligStonesとはまたやや異なる感覚ですが、生活の感覚、生活のリズムであり、考え方の一部でさえありました。
革命的でした。そしてリアルでした。
稀代の天才と考えています。
今も、時折ふと口唇に浮かぶ曲の中から、一つだけ。
「傘がない」ではありません。
「夏まつり」を............................................................................。!?
夏まつり
十年はひと昔 暑い夏
おまつりはふた昔 セミの声
思わずよみがえる 夏の日が
ああ今日はおまつり 空もあざやか
自転車のうしろには 妹が
ゆかた着てすましてる かわいいよ
もらったおこづかい なくすなよ
ああ今日はおまつり 早く行こうよ
綿菓子をほおばれば すぐとける
友達もみんな居る 笑い声
道には並ぶ店 オモチャ売り
ああ今日はおまつり 何を買おうか
十年はひと昔 暑い夏
ふるさとはふた昔 夏まつり
(了)
コメント
Guten Abend !
こんばんわ。
原発問題、いつも詳しい情報をありがとうございます。
収束する気配のない状況に息がつまりそうです。
そんな中、陽水の記事、いいですね。
ほっとします。
私も「夏まつり」大好きです。
「少年時代」にも心惹かれます。
収束する気配のない状況に息がつまりそうです。
そんな中、陽水の記事、いいですね。
ほっとします。
私も「夏まつり」大好きです。
「少年時代」にも心惹かれます。
ありがとうございます
そうですね。
「少年時代」もありましたね。
言葉は生きて、響いたり、鳴ったりする。
これこそ、詩と言う感じの「歌」でした。
あの若き井上陽水は、忘れられません。
「少年時代」もありましたね。
言葉は生きて、響いたり、鳴ったりする。
これこそ、詩と言う感じの「歌」でした。
あの若き井上陽水は、忘れられません。
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あらっ、陽水の数ある歌の中で「夏まつり」の
歌詞を取り上げられてる・・・と、ヒットしました。
吉行淳之介氏が陽水の歌を絶賛していましたねぇ~・・・