労働習慣病
2010-10-22

昔、「成人病」と言っていた病気をいつの間にか「生活習慣病」などと名前をすり替え、あたかも自己責任になすりつけようする政府とマスコミ。
ところが、生活習慣と言うのは、勤労者にとってなかなか改善できないものなのだ。
何故なら、誰だって、労働が生活を支配しているので、逆ではないからだ。
例えば糖尿病。
医療関係のパンフレット等は、概ね、新型インフルエンザで恐怖を煽ってひんしゅくを買った国際医療資本の金が入っていると思い、程々に受け止めていますが、それにつけても、私の身の回りでも「糖尿病」の人は多いです。
大体は私と同じ中高年齢ですが、6~7人いますので、10%くらいが糖尿病らしい。太っている人もいるが、やや太めとかいわゆる固太りな感じの人が多い。
もう数年たっていて治らず痩せすぎ型糖尿タイプになった人もいる。
元来がモンゴロイド人種は寒冷適応型のために、身体へのエネルギー蓄積機能が高いらしい。アメリカ映画などに出てくる警官(ピッグと言われるが。何故か消防は太ってないそうな?)などでっぷりと太った人が軽快に動きまわるが、東洋人であんなに太ったらとても走れない。
しかも、東洋人の場合は、あんなに太ったら先ず糖尿病になっている。
実際に代謝機能が異なるそうで、東洋人は肥満に弱い体質が多いと言う。
私はヘモグロビンA1c4.8だが、現在5.8を超えると要注意である。
糖尿に人の労働と生活の特徴
1 そもそも食べる量が多い。飲酒量が多い。
2 甘いものが大好き。普段から甘い飲料を飲む。
3 労働時間が長い。または不規則。(飲食が不規則)
4 寝る前に食べる。飲む。(3と関連)
5 運動できない仕事。運動しない生活。
このうち一つ以上当たれば要注意などと言うつもりは、毛頭有りません(汗!)。
生活習慣病などと政府は言っていますが、現実には「労働習慣病」なのです。
規則正しく、所定時間を守って、ストレスも少なければ、生活を改善できるのでしょう。
しかし、そんな理想的な労働などは先ず有りません。医療職場自体にさえ、有りません。
自分を守らなければなりませんので。
1 なるべく早寝、早起きする。(毎日でなくても、3日に一度でも 起きて運動し、しっかり朝食。夜食はしない。)
2 不規則労働の場合は、休日の時間管理をなるべく守る
3 長時間労働は中年になったらうまく立ち回ろう(生活さえかつかつできれば健康第一)。解雇されなければ良いのだ。
4 運動できない場合は10分間のストレッチでも、体の回復機能を高めることが出来る。
今時は労働組合等たとえあっても非力ですから、中年になったら、自分でうまく立ち回りましょう。
としか言えないのが残念ですが。
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