FC2ブログ

もうすぐ北風が強くなる

日銀の金融緩和は誰のためか

 10月5日の日銀の「包括金融緩和」なるものについては「資産買取基金」なるものが話題を呼んでいる。
 国債、ETF、社債などを5兆円別枠で買い取ろうというもの。関連供給で35兆円。
 積極財政派の中で、小野盛司氏などはこの別枠基金を通貨発行の拡大と捉えて、評価しているようだ。
 まあ、結果的に通貨を増刷するのは確かだが、それが消費需要にまわるかということだ。
 小野氏もこれだけでは評価はするべきではない。

 金融政策のみではデフレ解消には無理である、金融緩和も資産買取も社内留保や富裕層の貯蓄、投機資金、埋蔵金などにまわるのが関の山だ。
 財政出動。税制政策。
 それも消費性向の高い部分へ(貧困、零細)の資金投下が必要なのだ。
 
 やっぱり、毎日がけっぷち様から引用させていただきました。

 さて、日銀が金融緩和に動いたって話だけれども、だからなんだって話だな。
ゼロ金利のほうはどうでもいいとして、問題はETFの買い取りってヤツだ。
 ETFってのは、指数連動型上場投資信託ってヤツで、早い話が日経平均に連動する金融商品。
これを日銀が買うことでなにがよくなるかと言えば、上場されてる株価が上がるってことだ。
 で、誰にカネが流れるかって言えば、上場企業の株主だろ。
日銀がカネをどんどん発行したって、そのカネが日本国内に流通しなけりゃなんの意味もない。

 
日銀はいったい誰にカネをくれたいのか…まあ、言うまでもないけどな。
 日銀の資産買い取りってのは決して悪い策ではない。
だが、これだけ長い間デフレが止まらなかったことでもわかるように、日銀だけですべてを解決できるなんてのがそもそもの間違い。
ついでに言えば、日銀の独立性なんてのは、愚の骨頂もいいところだ。
 
 もはや知らない人のほうが少ないと思うが、日銀に限らず中央銀行なんてのは、世界の金融屋が通貨発行権を握るために作り出したものだ。
日銀も民間企業とかわらない(正確には認可法人ってヤツだけど、株式会社と同じように株に代わる証券がやり取りされてる)。
そんなものに独立性なんざ認めていいわけがないのだ。

 日本の場合、まだ日銀の利益は国庫に入るからいいけどね(まあ、実際そのとおりなのかどうかは知らんけど)。
それに、いきなり通貨発行権を政府に戻してしまった場合、いつテロ国家認定されたり、銀行の国際取引を断絶させられたりするかもわからんのが正直なところなので、そこはうまいことごまかしながらやるしかないのが現実だ。
 
 さて、話を戻すが、日銀よくやったと大喜びしているバカ内閣の面々、ほんとあいつらはどうにかしたほうがいい。
日銀が国債買っても緊縮財政に見せかけた偏向財政でカネは一部分に流れるだけ、ETFにしたって株主が喜ぶだけときてる。
ほとんどの日本国民にはまったくいい影響がない。
 
 重要なのは、末端の個人に直接カネを渡し、可処分所得を増やすことだ。
円高の上に、対外債務もほとんどなく、むしろ保有資産が大量にあるような我が国なら、いくらでも対策ができるのだからな。
 
 一番簡単な方法は、消費税を廃止することだ。
それだけで、一般的な家庭の可処分所得は5%も増える。
足りない部分は所得税の累進課税率を昔に戻せばいいだけのことだ。
 
 そもそも、消費税増税を狙ってるのは、輸出企業のような、戻し税がもらえるところだ。
輸出については消費税は免税となっていて、取引先に支払った消費税分が返還されるようになっている。
うろ覚えだが、この輸出免税を輸出非課税に変えるだけでも、4兆だか5兆だかのカネが浮くという話もある。
 
念のためにつけ加えておくが、消費税の税収は10兆円くらいなので、とてつもない金額のカネが大企業に流れ込んでいることになるわけだ。
増税したなら、当然、その金額もデカくなるのは言うまでもない(だから経団連は消費税を上げたいわけだ)。
 
 日銀のETF買い取りも、この消費税の話も、結局のところは大企業にカネを流すための策なわけ。
前にも書いたが、法人税率も社会保険負担率も低く抑えられている現状のシステムにおいては、そのカネはほとんど株主を潤すことにしか使われない。

 で、そのカネによってマスコミやら政治家やら官僚やらが支配され、ますます国民は疲弊していくという悪循環に陥るわけだ。
まあ、すでにそんな状態には違いないけどな。
 
 で、繰り返し繰り返ししつこいかもしれないが、こいつらはデフレ対策をする気はまったくない。
現内閣も財務官僚も、自民党もみんなの党も、むしろデフレの推進者であると考えたほうがわかりやすい。
 
もっとハッキリ言えば、こいつらは新自由主義者であり、日本の米国型ソ連化を目指している連中であって、我々の敵だということだ。
 多くのアホどもに言いたいが、敵は目の前にいるのだぞ?
アメリカやら中国やらロシアやらにいるのじゃなくて、我々が住んでいる日本国内にいるのだ(命令出してるヤツはともかくとしてな)。
 
 やる気にさえなれば、こういうヤツらを排除することができる。
騙しに引っかからなければね。
残念なことに、それに引っかかってしまう人が多数派を占めているものだから、日本はこんなにエライことになっているわけだけどね。
(引用終り)
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://bator.blog14.fc2.com/tb.php/39-58d0d3fb

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (175)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

Template by たけやん