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もうすぐ北風が強くなる

下水汚泥を焼却、33万4千ベクレル

 テレビと新聞は毎日毎日安全神話を捏造しては流し続けている。
 それにしても、なぜ、そこまで盲信するのか。
 いったい他の情報を見ないのか。国からの指示が無いと何もしないのか。
 自分の頭で考えないのか。
 
 大気中の放射性物質は、多くは下降し、雨で流され、排水系統、下水と道路排水へ。
 そして、終末処理場へ。
 このすべての過程で、濃縮され続ける。

 そして、下層に分離したヘドロのさらに濃縮したものが汚泥だ。2万6千ベクレル。
 一部は県外のセメント工場へ。
 焼却してしまった。濃縮した排気が空中に出てしまった。出るのは自明のことだ。
 焼却後のスラグは33万6400ベクレル。

 何かこう、基本的なことが狂っている。
 政府ももちろんだが、自治体も思考停止か。それとも「死んだふり」か。
 こんな馬鹿な行為がまかりとおっているのは政府が思考停止しているためだ。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
 福島の汚泥から高濃度セシウム 郡山市の下水処理場 5/1共同

 福島県は1日、同県郡山市の下水処理場「県中浄化センター」で、汚泥と汚泥を焼却処理した溶融スラグから高濃度の放射性セシウムを検出したと発表した。県は、降雨により地表の放射性物質が混入したとみている。

 県によると、汚泥からセシウムを1キログラム当たり2万6400ベクレル、溶融スラグから同じく33万4千ベクレルを検出した。原発事故前の溶融スラグは同246ベクレルだった。

 1日に80トン出る汚泥のうち、70トンは溶融炉で処理し、10トンは県外のセメント会社が再利用している。溶融スラグは1日に2トン発生する。

 県は1日からセメント会社への搬出を停止したが、事故以降に500トンが運び出された。溶融スラグも道路の砂利などとして利用しているが、同センターは事故以来出荷していなかった。

 県の担当者は「溶融スラグの濃度が高いのは、焼却などの下水処理の過程で濃縮されたためとみられる」と話した。
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