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もうすぐ北風が強くなる

海洋汚染の行方は厳しい

 従来の環境問題で語られる海洋汚染とは、かなりケタ違いで、かつ様相の異なる事態である。
 濃度が高いから頻繁に食べないように。などとは異なり。
 放射能汚染となれば、全く買わなく、全く売れなくなるだろう。 

 海洋汚染はは3/11から始まっていたはずだ。
 現状は写真のとおりで壊れたところに大放水している。

 そこに今回の海への大量放流でさらに広がり、これからも排水、下水、地下水、様々な流末、破損箇所から漏れてゆくのは間違いない。
 何しろ、最悪の破局を避けるため、注水しているが、あちこちから漏水しているのだから、半年か一年か、海は汚染され続ける。そして、広がる。

 海流、沿岸流は流れ、汚染された魚は泳遊する。
 大きい魚ほど長距離を移動するし、捕食し、排泄する。
 とりあえずは、現在は関東・東北の太平洋沿海産の海産類は注意、と言う事にならざるを得ないだろう。

 だが、長期に考えると、北太平洋、日本海、オホーツク海へと広がるのは、間違いない。
 なんとも半年後は、言葉を失うような事態になりそうだ。
 買えない、売れない、採れない。水産業は成立できなくなるのか。

原発 緊急情報(53) 海と魚 武田邦彦 中部大学

福島原発の事故レベルが7になり、多くの人がビックリされていますが、3月中旬に起こった最初の2回の水素爆発で、1時間1万テラベクレルの放射性物質がでていましたので、実は3月中旬の時期でレベルは7だったのです。

でも、その頃にはまだ政府は「健康に影響はない」などと言っていたので、レベル7にしませんでした。民主主義の世の中なのに、政府は情報操作をしたのです。

まったく、国民不在の事故対応で、その結果、浪江町をはじめとした近隣町村の人を中心として初期被曝をされたので、実に残念です.

また、国際的にも大きな不信感を買いました。
それに加えて、福島原発がこれまでのチェルノブイリと違うのは、「海に直接、放射性物質が放出された」ということす。これは日本の漁業への影響ばかりではなく、「海」は「世界につながっている」という点で、さらに難しいことになっています。
・・・・・・・・
難しい事が起こりつつあります。
原子炉では、ウランから、ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、バリウム、プルトニウムなどができるのですが、最初には、飛びやすいヨウ素、セシウムがでます。
次に、ストロンチウム、プルトニウムなどやや飛びにくいものがでるのですが、今回は原発から直接、海に流れたので、海には「ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、それにプルトニウム」が流れたと考えられます.

ところが、最初の段階で放射性物質の測定間違いがあり、それを怒られたので、(むくれて?(理由不明ですが))今では、ヨウ素とセシウムしか報告されていません.
・・・・・・・・・ちょっと解説・・・・・・
原子炉の中では、ウラン235(235という数字が意味がある)が、約90と約140の2つの元素に「分裂」します。これを「核分裂」と言います.
実に簡単で、単なる数字の足し算でわかります。

つまり、約90+約140=約230で、それに少しの中性子(3ヶ)がでて、約90+約140+約3=約235 という訳です.

だから、ヨウ素131、ストロンチウム90、セシウム137など、「放射性物質」というと、約90のものと、約140のものが目立ちます。
ウラン235が二つに分かれてできるものが、放射線を持っていなければ良いのですが、残念ながら、それもまたすぐ分解して強い放射線を出すから、問題が起こります.
これが「放射性物質の汚染」の実態です。
・・・・・・・・・・・
ということで、海には、「ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム」がでます。
チェルノブイリのように、まずは空中とか土に落ちて、それが徐々に海に移動するというのではなく、福島原発では直接、海にでます。

今、魚からヨウ素とセシウムが検出されて、基準を超えていますが、もしかするとストロンチウムやプルトニウムも基準を超えているかも知れません。

さらに、福島の海岸は沖の黒潮と海岸の間に「南下する沿岸流」があり、少なくとも銚子までいきます。そこで働いてきた漁業の方には大変、申し訳ないのですが、事実は次のように進むでしょう.

1)
海には、ヨウ素とセシウムの他に、ストロンチウム、プルトニウムも含んだ汚染水が流れた。
2)
ストロンチウム、プルトニウムはまだ測定されていない。
3)
測定しているヨウ素、セシウムは基準値を上回っていた。
4)
ごく一部の海や魚しか測定されていない。
5)
だから、福島沖から茨城沖、千葉沖でとれる魚を食べることはできない。
6)
特に、海底に沈むセシウム、ストロンチウム、プルトニウムは魚ばかりではなく、貝、海藻にも取り込まれる.
7)
海外で日本製の魚を拒否しているのは、測定していないからで、理屈にあっている。
8)
放射性物質で被曝しないためには、「測っていないものは食べない」ということが大切だ。
9)
千葉から南の湘南まで海が汚染されるのは1ヶ月ぐらいかかると思うが、測っていないので、判らない。
10)
福島から湘南までの海での釣り、サーフィンを含めて「測定されるまで」は気をつけた方が良いだろう。
11)
現在は小魚、そのうち中型、さらに4ヶ月後から大型の魚に放射性物質が取り込まれる(大型の魚の放射能が増えるのは6ヶ月後).
12)
ヨウ素が初期、セシウムも早くて肉に蓄積するが、ストロンチウムやプルトニウムは骨にたまるので、小魚のように「骨ごと食べる」ものはやめておいた方がよい。
13)
北海道、四国沖、九州、日本海の魚はまだ大丈夫.もしこれらの地域が汚染され始めたら、このブログで報告します。
・・・・・・・・・
測定値がなければ食べることができないのは、放射性物質の汚染の鉄則ですから、「風評」ではありません。
お魚を買うときには、「どこでとれたか?」を聞くのが、まず第一。もし外国産、北海道、四国沖、九州、日本海の場合は測定値がなくても食べられます.

その他の産地のばあい、「ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プロトニウムの測定値が表示されているか?」をチェックしてください。まだ、測定されていないので、現在のところ、表示されたものはないはずです。
(平成23年4月13日 午前8時 執筆)
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Re: 初めまして

ありがとうございます
調べるのが、実に大変で、
でも、できる時間のある人がやらなくてはね。
批判は批判として、今、明日どうすれば良いのか。
と思っています
それで、調べると大変な事実が多く、どんな言葉でこれを伝えれば良いのかと.........
結構、頭が悪いので
まあ、いろいろありますが、私の出来る範囲で、やっていきますので
今後とも、よろしくお願い致します

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