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もうすぐ北風が強くなる

武田:原発は今後、爆発の可能性は低い

 私自身、武田氏と似たような材料によって、原発が今後に爆発を起こす可能性は極めて低いと考えています。
 しかし、私が言うのと、武田氏が言うのはかなり信頼性が違うので、やはり武田氏から引用します。
 課題は放射能汚染と迅速な実行、そしてエラーの無いことです。
 今の体制をさらに拡充して、数月か半年間、冷却を続けることになると思います。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原発 緊急情報(51) 福島原発は爆発するか?

福島第一原発1号機と3号機はすでに水素爆発した。2号機は格納容器が破壊したので、爆発は免れたが大量の放射性物質が拡散した。4号機も建物は破壊されている.

それから半月、外部からの放水は続いているが、1号機を中心に不安定な時期を過ごしている.
「福島原発はふたたび爆発するか?」について現時点の結論の述べたい。数日前、1号機の放射線量が急に上がったので、その部分だけの判断を書いたが、少し雑だったので、ブログから取り下げ、少し調査や検討をした。
(なお、原発の処理は長引く。なにしろ高い放射線だから作業がなかなか進まない。これについては連休前に判断したいと思っています.)
・・・・・・・・・今の結論・・・・・・・
1. 不明な点は多いが、ほぼ爆発しない.
2. 万が一、爆発したときには最大で現在の10倍から100倍に及ぶ、でも可能性が低いので、あまり心配は要らない。
3. 近県の人は具体的な準備をしておき、東京および近郊の人は爆発してからでも脱出する余裕がある。(2,3日の間、あびても体へのダメージが起こるほどの量にはならないから.仙台や山形は普段から風の向きに注意。秋田、盛岡、群馬、新潟、長野、甲府、静岡はさらに余裕がある。)
・・・・・・・・・根拠・・・・・・・・・
判断の根拠はやや怪しい.それはデータが一部しかないからだが、これが東電が隠しているのか、あるいはもともと判らないのかも不明である.

しかし、何とか推察してみた。
1号機は外部からの水が圧力容器(原子炉本体)に達していない(と思われる・・次からも同じ)。従って、水は圧力容器と格納容器の間に入り、亀裂から圧力容器に入っている.
時々、空だきになったり、余震で打撃を受けたりしている。燃料の大半は破壊され、そこから核反応物質(セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなど)が水に漏れている。

空だきが進むと燃料の温度は最高で2500℃まで上がり、圧力容器を突き破り、下のコンクリート床に落ちるだろう.すでにかなり損傷している可能性もある。でも、損傷が進んでいるから逆に急激なことが起こりにくい.
だからデータは不安定だが、爆発はしないだろう。

2号機、3号機は外部からの水が圧力容器に入っている。だから、冷却は順調で、水が亀裂から、崩壊熱分に相当する水蒸気が漏れ、大気に放射性物質を飛散させている.
燃料の損傷も小さく、冷却も徐々に進むと考えられる。

4号機は圧力容器内に燃料はなく、燃料貯蔵槽は大破している。アメリカは厳しい見方をしているが、爆発には到らない。

5号機6号機も損傷しているが、爆発しない。
・・・・・・・・・
このように、福島原発が再び爆発する可能性は低いが、原理的には起こりうる核爆発、水蒸気爆発、水素爆発の内、1号機の水蒸気爆発が考えられるが、すでに大きな力を持たない。
また、私の判断の一つに、「全体を離れて見る」というのがある。冷却水が止まってから水素爆発が起こるのに数日だった。

物理的な事態が進む時間は大きさのルート(0.5乗)に比例する.あのぐらい(福島原発ぐらい)の大きさの場合、2,3日だろう。従って、冷却系が切れてから数日かかって爆発した.
それからすでに20日以上が経っている.もし同様の事が起こるなら時期が遅すぎる.また核反応も圧力容器内が大きく変化が必要だが、今の時点で起こるのは時間的な整合性がない。
また、今では炉の放射線量、温度、圧力などが一応、報告されているので、急変してからの準備で間に合う.

【参考】
液体窒素(約マイナス200℃)やドライアイス(約マイナス80℃)を投入すれば「水」が溢れることはないという話もあり、少しは有効という話がある。
液体窒素は蒸発潜熱が200kJ/kgとやや高い.比熱も1だからこれに200を足すことができる。これに対して、ドライアイスは蒸発潜熱が370kJ/kg、水の蒸発潜熱が2300kJ/kgで、熱容量の20℃から100℃の分を加えると2400kJ/kgになり、液体窒素の6倍、ドライアイスの6倍ていどになる。

水は熱容量が大きく蒸発潜熱も高いので、水が有効と思う.

これも私の技術観がある。福島原発は戦艦大和のようなもので、このようなものを相手にするときには、あまり小さな細工は有効でない場合の方が多い.
(平成23年4月11日 午前10時 執筆)
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コメント

はじめまして。
訪問履歴からきました。

毎日原発のニュースをしらべています。
楽観的なものは避け、
深刻な情報ばかり集めてしまいます。

こちらのおかげで、武田先生のサイトもわかりました。
ありがとうございます。
情報と、提案がわかりやすく書かれていて、
とても助かります。
すこし、落ち着きました。

子供が、無邪気に、僕が大人になる時には、
地球はある?
なんて聞きます。
けっこう霊感があるような子で、
どっきりします。
無邪気に聞くのです。
しゃれにならない質問です。

今は、なんとか原発を落ち着かせてもらって
少しでも回復できるよう祈るばかりです。
何もできませんが、祈るだけです。
でも、真剣に祈っています。
作業してくださっている方々の心に届きますように。

これまでの努力が実るためにも、
大爆発など、ありませんように。(もう、その可能性は
低くなっているという内容の記述に、
すがりたいです)

長文になりましたが、
こちらに来て、本当に落ち着きました。
身を守るのは自分であり、親としての自分であることを
再確認しました。

コメントをありがとうございます

今の子供達はこれから5年、10年、そして30年経っても、きっと覚えていると思います。
みんなの幸福と、国土の存亡がかかっている問題なのに、オイルショックとかエネルギー問題とか、はては地球温暖化だCO2削減などとまるで、平和呆けした考えを国民に浸透させてきたと思います。
核と放射能の問題はそんな表面的な利益利権の次元で考えるべきではない、と思います。
核と放射能の恐怖などのない国にしたいですね。

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