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もうすぐ北風が強くなる

一切批判的質問をしない大マスコミ

 政府・保安院・東電の記者発表がいかに隠蔽だらけか。そして大マスコミの記者たちがいかにろくな質問をしないこと。
 フリー記者が繰り返し繰り返し質問し続けて、やっと部分的に出てくると言う実態。
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「株式日記と経済展望」から
電事連に関しては絶対に批判しないというタブーがあるから、テレビや
新聞には、東京電力という批判という文字が出ないのです。上杉隆



2011年4月9日 土曜日

◆鳩山由紀男前総理勉強会   講師:上杉隆
上杉氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告4月6日パート1
href=”http://www.nicovideo.jp/watch/sm14085305″ _mce_href=”http://www.nicovideo.jp/watch/sm14085305″>【ニコニコ動画】pt1 上杉隆氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告

「上杉氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告(4/6)PT1」 : 文字起こし

・・・3月11日以降、ずっとフリーランス、海外メディア等が取材に入っております。現地にすぐ飛んで、ガイガーカウンターで取材した者、被災地に入って被災民の声を拾った者。あるいは東電並びに保安院等の会見に出てずっと追求をしてきた者がおりますが、

残念ながら、驚くべきことに、官邸・政府の公式な会見だけにはフリーランス、海外メディアが入れないという状態が続いておりました。

最初に結論を申しますとそのために海外メディア並びに他のネットを含めて、正しい情報が出ない。なぜならば、そのアクセス権を政府自らが止めてるので、正しい発表が聞こえないわけです。だからこそ、海外のいろんな形での風評被害に近いニュースが出たと言うことを最初に申し上げます。

その理由も含めてこれからお話しますが、一つだけ言えることは、―今も東京電力の記者会見を抜けてきたのですが―、24時間やっています。
保安院もそうですが、24時間やってるというのは、朝から晩まで、
朝11時、1時、3時、5時、夜中11時、1時半、2時、ときには3時20分にスタートします。
しかもそれが開始1分前に言うので、外にも出れないでずっとみんな泊まり込みで待っているるという状況です。その中で常に情報を出してくれと言い続けているのが、フリーランスの何人かのメンバーです。

基本のテレビ・新聞は、全く質問もしません。
東京電力という、電事連のいわゆるスポンサーに気を遣って何一つ質問しないで、結果として半ば大本営発表のように、情報を出てくるのを止める、防衛するような状況です。

どういうことかと言うと、たとえばプルトニウムの問題がありました。ご存知のように3号炉はMOX燃料なのでプルトニウムが発生する可能性が高いと、当初から海外メディア、専門家も含めて指摘されていました。
14日の爆発したときにも、セシウムとヨウ素が検出されたときに、当然ながらプルトニウムが検出されるだろうと素人でも分かることですが、なんと2週間、私が質問するまで「プルトニウム」と言う単語を記者会見で訊いた記者は一人もいませんでした。

そして、訊いたところ東電の発表はプルトニウムを計っていないと、さらに計る計器を持っていないと言ったわけです。これは26日のことです。

ところが突然、翌日に枝野官房長官がプルトニウムが検出されたと発表されました。
驚いたことに、検出した時の調査は21日22日の2日間で行い、23日にそれを外部の組織にもっていき28日に発表すると。時系列が全く逆になっているのです。

これから個別のことを全部お話しますが、万事がこのような調子。
まず、最近ですがピットから水が出るということですが、実は23日の段階で日隅一男さんと木野龍逸さんというフリージャーナリストが相当汚染された水が海洋に流れてるのではないか、と朝から晩まで訊いています。

ところが一貫してそんなことはないというのが東京電力側の回答だったのです。
それを訊き続けて、やっとそれを認めて、ご存知のように今月になってから1万1千500トンという汚染水を海洋に流すわけですが、結果として海洋汚染を行うわけです。

その汚染状況もあらかじめ繰り返し訊くことによって、やっと出てくるのです。
それから、格納容器の破たんもそうです。

また、社長がどうして出てこないのかという質問も、私を含めたフリーランスの質問です。既存メディアを批判、否定するのではなく、普通であればたとえば森永の事件、牛肉問題や海老蔵さんや小向(美奈子)さんの事件などの、ニュース・ソースがあったときに家まで押し掛けて散々出てこい、会見しろというわけです。ここにいらっしゃる(鳩山)前総理の個人献金問題とかも・・・(笑)

そういうときに散々やるにもかかわらず、今回のことに関しては、清水社長に質問した記者はいません。私が訊くまで3週間、清水社長がなぜ出てこないかというのを訊かなかったのです。
要するに単純に言うとこれは自分たちのスポンサー、民放を含めてスポンサーに対して傷つけないと、電事連に関しては絶対に批判しないというタブーがあるから、テレビや新聞にはご存知のように、東京電力という批判という文字がが出ないのです。

発生4日目に「ニュース9」で、NHKの水野解説員が初めて東京電力は情報を隠ぺいしているのではないかと言ったのが最初です。

それ以降NHKだけはスポンサーがないから出てくるのでしょうけれど、民放は立派なコメンテーターや論説委員、解説委員など、一言も東京電力の批判しません。

これは、なぜかと言いますと、震災発生3月11日テプコ会長勝俣(恒久)会長と、マスコミOB、出版も含めて中国旅行へ行っていて、これは接待旅行でした。

接待旅行は一人5万円(1週間)、これを毎年やっていました。さらに毎週のように接待食事、接待ゴルフ、接待海外旅行・・・を繰り広げていました。これで電事連に完全にかわれていました。で、20億円のいわゆる広告費が入っております。これがずっと繋がり続いています。それは、震災後もまだ(続いていて)、広告として、お詫び広告という形で新聞テレビにご存知のように載っています。これで数億円入っています。
テプコは、お詫び広告を出す前に、当然ながら、被災地での手当をすればいいのですが、数億円単位で広告に使うと。

さらに、福島県の4テレビ局、並びに2つのラジオ局はお詫びよりも先にこの原発の処理をなんとかしてくれ、ということで怒りながらテプコの広告を拒否しました。ですから、散々お詫び広告、お詫び新聞広告をしていますが、福島県の人は誰も謝ってもらっていません・・・

さらにこの期に及んで、原子力事故が起こった後に、どういうことが起こったかと言うと、御用学者や御用ジャーナリストたちが、テレビに出て私がプルトニウムを質問すると、プルトニウムは安全です、と。
これは冗談みたいな話で、東電が作った10分くらいのアニメビデオを流しながら、プルト君というのがプルトニウムを食べるのです。

食べるけど、プルトニウムは流れるから安全です、と。みんなプルトニウムは安全ですよ!と。紙1枚で防げます!と、このキャンペーンを張るのです。

これは本当に日本では報じられます。既存の立派なメディアで。 これを信じてる人がほとんど、日本人の大半だと。なぜかというと、新聞・テレビの情報が正しいということを、多くの日本人が、私もそう思っていました、うんちく臭いフリーのジャーナリストより新聞の方が高級だしと思ってました、・・・・そういった形で洗脳されて、その情報を信じているのが現状です。

海外メディアは当然ながら、違う情報源から取っています。今日明らかになるのでいいのですが、
当初から原発の中で作業してる方が50人残っているのですが、200人くらい爆発と同時に逃げたのですが、その内の何人かにお話を聞きました。

そしてとんでもないことが起こっていると。自由報道協会所属のフリージャーナリスト島田さんが、作業してる自衛隊の方をたまたま知っていて、発生3日目くらいに中で作業しながらも、自分の立場上言えない、ただ、とんでもないことが起こっている、この後爆発が起こって大変なことが起こります、ということを知らせてくれました。こういうことをフリージャーナリスト含めて発表しました。

私も、ワシントン・タイムス、ニューヨーク・タイムス含めてメルトダウンの可能性がある、と。当然ながらこれは水蒸気爆発も起こります、と。その後はセシウムが排出され、さらには3号機からプルトニウム(排出)の可能性もあるということを発生翌々日にほとんど全世界の新聞テレビが書いた。それを紹介したところ、・・・(PT2に続く。)

(私のコメント)※(もうすぐ北風ではなく、株式日記氏のコメントです)

昨日も書いたように日本の政府やマスコミは、危機的な状況になると先祖がえりをしてしまって、大戦末期のような報道姿勢になります。官房長官も大本営化してしまって都合のいいニュースしか流さなくなります。低レベルの汚染水を海に流すことに対して海外から批判が殺到していますが、テレビが報道しない。低レベルでもどれくらいの低レベルか分からない。

上杉氏が批判しているように、日本のマスコミの記者たちは東京電力に遠慮して記者会見でも質問をしないと言うことですが、大戦末期でも軍部に遠慮して何も聞かないで大本営の発表だけを報道していたのでしょう。大本営も決して嘘を言っていたのではなくて、戦場の状況など分かるわけがないのですが、最前線から戻ってきた兵士の情報を都合のいいところだけ言っていたようだ。

福島第一原発にしても、現場の状況が分からず、都合のいい部分だけ報道して都合の悪い部分は隠してしまう。それを記者たちが根掘り葉掘り聞くべきなのでしょうが、御用記者は一切質問をせずにそのまま報道する。それに対してフリーランスの記者が食い下がって聞くと大手新聞社の記者が妨害するそうです。官房長官が外人記者やフリーランスの記者を排除するのは都合の悪いことを聞かれたくないためでしょう。

プルトニウムの問題も汚染水の問題も、東京電力の記者会見でフリーランスの記者が聞いて初めてニュースになりましたが、大手の新聞記者たちは何も聞かない。これでは大本営発表と変わりがないのですが、彼らが自由に取材するのはスポーツ芸能ネタだけであり彼らも本領を発揮する。毎日冷却水を掛け続けているのだから、その水がどこに流れているか疑問が出てきますが、非常の高濃度の汚染水が海に流れ出ていた。

電事連はテレビや新聞の大スポンサーだから批判的な記事は新聞は決して書かない。大震災が起きた時は勝俣会長はマスコミ記者を招いて中国に慰安旅行に行っていたそうですが、スポンサーはもちろん東京電力だ。原発安全キャンペーンも多額の広告料で広報していますが、文化人も協力している。原子力委員会や原子力安全委員会などには大学教授などがなりますが、有名無実な機関であり原発に協力させるためのものなのだろう。

政府批判や東京電力などを批判できるのは、フリーランスの記者とか「株式日記」のような無料のブログだけであり、有料ブログとなると大口購読者となって買収される危険性があります。東京電力も「株式日記」に1億円の広告料を支払ってくれれば喜んでヨイショ記事を書くのですが、1億円で買収しようと言うスポンサーはなかなか現れない。1日2万人近い読者がいるから影響力があるのですが、大手新聞ばかりでなく「株式日記」も買収してくれないものだろうか?

上杉氏は東京電力に批判的な発言をするものだから、次々とレギュラー番組を降ろされているそうです。だからテレビでコメントしているコメンテーターは買収されているような人ばかりであり、多くの評論家が出られなくなっている。買収されたジャーナリストは有害無益であり、真実を知りたければネットの無料ブログしかない。しかし政治経済などに関したブログは非常に少なく、「株式日記」は数少ない政治経済ブログだ。

私のように他に本業があって生活している人は自由に記事が書けるのですが、フリーランスのジャーナリストは生活が非常に厳しいだろう。久米弘や古館伊知郎のような年収が数億円になるような花形キャスターもいますが、大手新聞記者が年収一千万円以上貰っているのと同じ理由だ。政治がなかなか良くならないのも、経済がなかなか良くならないのも自由な批判が出来ないためであり、その膿は福島第一原発の爆発で噴出するようになる。

私自身は原発やむなし派になるのでしょうが、安全対策がなされていれば事故は起きなかったはずだ。一昨日の地震でも震度5で東通原発の外部電源が止まり自家発電機も止まってしまった。おそらくジーゼル発電機の起動試験も満足にしていなかったのではないだろうか? ジーゼルエンジンは月に一度は動かさないとオイルが切れて錆びてしまう。しかしジーゼルエンジンは巨大であり動かすと非常に大騒音になり新米の設備屋はおっかながって触れない。

原発の自家発電機もおそらく定期点検をしていなかったのではないだろうか? 自動車にしても自家発電気にしても定期的に動かさなければかえって寿命が短くなり動かなくなってしまう。定期点検するにしても人工的に停電状態にしなければならないから操作が複雑になり、新米の設備屋では点検の仕方も知らない。東通原発のジーゼル発電機がオイル漏れで故障と言うのは普段の点検もやっていなかったのだろう。

コンピュータセンターやインテリジェントビルや原子力発電所など高度な技術を要求するような現場でも、技術を持った人が少なくなっている。自家発電機から管理用コンピューターまで操作するにはバカでは出来ない。しかしリストラによって給与が低くなっているからビル設備屋になる人は素人ばかりだ。工場などの災害が続出するのもベテランの設備員がいなくなってしまったためであり、初期対応も出来ない。福島第一原発も大災害となった原因は人材の質的な低下もあるのだろう。

人材の質的な低下は、大手の新聞記者も同じであり、御用記事ばかり書いていたらジャーナリストとしての才能も腐るだろう。政治家にしてもフリーランスの記者の厳しい質問を受けてこそ有能な政治家になれるのであり、日本では新聞記者と政治家がなれあいになってしまっているから有能な政治家が育たない。
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