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小沢氏:原発も復興も思い切った手立てが必要

「一日も早く復興を」 小沢氏 (03/29 岩手日日新聞

 本県選出国会議員で民主党元代表の小沢一郎氏は28日、東日本大震災後初めて本県入りし、県庁で達増拓也知事と会談した。緊急対策や復興支援の要望を受け小沢氏は、一日も早い被災地復興に向けて、災害復旧に関する従来の考え方や手法を超えて、県や市町村の実情に合わせて地域が使いやすい予算を国が手当てする必要性を強調した。

 小沢氏は知事や副知事らと非公開で会談し、終了後に記者団の質問に答えた。

 この中で小沢氏は「未曽有の災害で特に沿岸の皆さんの生活やふるさとが根底から破壊されてしまった」と被災者の苦悩を推察。生活の安定とふるさとの再興に向けて「被害が甚大なので、地域の皆さんの力だけでなく、国として本腰を入れてバックアップしなければならない。そのためには巨額の費用が必要になる」との認識を示した。

 その上で「政府も単に各省庁の被害額の算定と積み上げの結果を待ってということでは、早期回復はできない」と指摘し、「従来の考え方、手法を超えた形で何とか予算を付けて生活を取り戻し、道路や橋、港湾、住宅、船などのインフラ整備に全力を挙げて、一日も早く復興しなければならない」と国の全面的な支援の必要性を強調した。

 また、東京電力福島第1原発事故に絡んでは「非常に厳しい状況に差し掛かっていると認識している。自然災害に加え、放射能汚染の問題で仮りに最悪の事態を招くようなことになったら、日本全体がめちゃくちゃになってしまう。政府は、国民に事実を伝え、総力を挙げて一刻も早くふさわしい対応をしてほしい」と国の対応に注文を付けた。


原発事故「明確な話避けてた」=政府、東電を批判-小沢氏 (時事)

 民主党の小沢一郎元代表は28日午前、東京電力福島第1原発の事故に関し「原子力の溶融がずっと前から指摘されていたが、原子力安全・保安院、東電、内閣は明確な話を避けてきた」と述べ、政府や東電の対応を厳しく批判した。岩手県庁で達増拓也岩手県知事と会談後に記者団に語った。

 小沢氏は、現在の事故対応について「思い切った手だてなしに(原発に)水を入れる、バルブを開けることを繰り返せば、放射能は広範囲に飛散し、汚染が広まることがある」と疑問を呈すとともに、「(政府は)国民、地域の皆さんに正直に話をして、理解を求めた上で、思い切った作業をするべきだ。このままずるずる行ってしまうと日本全体がめちゃくちゃになる」と強調した。
(2011/03/28-13:07)
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