fc2ブログ

もうすぐ北風が強くなる

15日めの震災、原発と武田邦彦氏

 東日本大震災の死者は警察庁の24日午後9時現在のまとめで、9811人となった。家族が警察に届けた行方不明は1万7541人。死者・行方不明者は合わせて2万7352人。
 福島県は原発事故のため把握が難航している。

 水道の浄水場からの放射性ヨウ素は、福島県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、栃木県で、乳児の規制値を超えた。
 このうち、埼玉と東京は24日に規制値を下回った。

 福島県では24日、原発から25~60キロの屋外27カ所で計測。1時間当たりの放射線量が最高だったのは浪江町(北西約20キロ)の106マイクロシーベルト。
 23日午前に103マイクロシーベルトだった飯舘村(北西約32キロ)は30マイクロシーベルトに下がった。

 第1原子力発電所から北西約40キロの飯舘村で20日採取した雑草から1キログラム当たり254万ベクレルの放射性ヨウ素、265万ベクレルの放射性セシウムを検出した。
 飯舘村以外の放射性ヨウ素、放射性セシウムの最高値(単位ベクレル)は▽南相馬市(49万7000、2万4900)▽いわき市(69万、1万7500)▽川俣町(30万8000、13万8000)▽田村市(7万5700、5万)▽小野町(20万1000、7万3800)。

 第一原発正門の放射線量193.8 μSv/h。ゆっくり下降している。

 作業員3人が被爆事故。
 被爆の限界により、次々と人員交代するために現場を熟知しない人間に変わってゆく。事故のリスクはだんだん高まるために、さらに安全管理要員を増やす必要。
 何とか疲労の軽滅も考慮しなければならないだろう。

 タービン建屋で被爆事故と言うことは、敷地全体が危険状態だ。決して油断できない。

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 武田邦彦

 武田邦彦 原発短信

本日は時間がとれずに新しいブログは夕刻以後になりますが、

汚染されない生活
1) 3月11日以前の食材を使う、
2) 外国産の野菜と肉を食べる、
3) ペットボトルの水を飲む

これでほぼ口から入る放射性物質は格段に減ります。
それにマスクをして空気中の「粒」を防ごう!!
(平成23年3月25日 執筆)

 ーーーーーーーーーーーーーーーーー
武田邦彦(中部大学)から

 原発 緊急情報(27)  大変だけれど・・すべては理屈通り

今は大変なときだけれど、福島原発と放射線汚染のことは「理屈通り」に進んでいます。
メールをいただいた方の疑問の多くは、報道もあって「理解できない」と感じている人がおられますので、ここでは「放射線汚染は理屈通りに進んでいるので、それにそって考えると良く理解できる」ということで説明をしたいと思います。
・・・・・・・・・
混乱の発端は、20マイクロシーベルトの福島市の汚染を「健康に影響がない」と言ったことに基づいています. すべて「規制値」で考えると判ります.
まず、福島市の汚染は「規制値(ここでは妊婦、幼児を基準にします)の40倍」です。(ここでは、これ以後、シーベルトとかベクレムということを止めて、「規制値の何倍」だけで行きます。)
規制値の40倍が「直ちに健康に害がある」かどうかは別にして、規制値の40倍であることは確かです.
福島市が規制値の40倍の放射線が観測されたということは、そこにそれだけの放射性物質があるということです。
・・・これが重要です・・・
「規制地の40倍というのは、そこに40倍の放射線を出す粒」がウヨウヨしていると言うことです。
その「粒」は「人、場所、時間」などを選びませんから、人の体の中、土の上、樹木の葉、野菜、ウシの体、川、海などに侵入します.
だから、時間的にはまず「空間」の放射線が高くなり、それから野菜や樹木のような表面、それから人、ウシなどの体の中、さらには、川に「粒」が入り、そのうち、土壌にしみます.
そうすると、まず

1) 順序がある。
ということがわかります。最初は空気中、それからホウレンソウの葉っぱ、少し経って川の上流から取水される水道水、さらに土壌、少し経って海から採った魚の中というようになるでしょう。
今のところ、これも順序通りになっています.
そして、

2) 汚れの原因は同じ「粒」だから、空気もホウレンソウも水道も同じぐらい汚れる、
という事です。つまり、空気が規制値の40倍なら、ホウレンソウもその程度、水道もその程度です。
ただ、ホウレンソウは畑一面に空を向いていますから、私たちと同じぐらいに被曝しますが、水道は川が細ければあまり粒が降らないので、少し少なめのはずです。
かくして、空気が40倍なら、ホウレンソウは20倍、水は5倍程度の汚れになります.
これもおおよそその通りになっています。ただ、政府が急いで野菜の基準を10ベクレムから300ベクレムなどに変えると、いろいろな値になります.
・・・・・・・・・
実は「規制値」というのはあるシッカリした「考え方」でできています. それは空気でも、野菜でも、水でも同じですから、本当は従来のままにしておけば、だいたいの感じがわかるので良いのです。
つまり、空間が40倍とすると、野菜、水、牛乳、土、魚などがほぼ同じ程度になるので、5つなら40*5と計算ができるからです.
たとえば、(難しいので雰囲気だけで良いのですが)国際放射線防護委員会の「概念」は、

(1)公衆の構成員の中には放射線による危険性(リスク)の大きい子供が含まれている、
(2)公衆は被ばくするかしないかに関して選択の自由がなく、さらに、被ばくによって直接的利益を受けない、
(3)公衆は放射線以外の自分の職業からの危険にもさらされているという理由から、公衆の線量限度を従事者の10分の1に決めることが適切である、

などと決まる.

これに適合するように、空間、水、食物、土壌などの基準が決まるので、規制値というのは全部「同じ」レベルなのです。
今回のことでは、突然、レントゲンとかCTスキャンなどを出すからややこしくなり、水道はどうか、野菜はどうかという話になるのです。
・・・・・・・・・
多くの人が納得して行動できる方法ですが、

1) いちいち、シーベルトとかベクレムとかに振り回されない、
2) 基準の何倍だけに注意する、
3) それを平均するとだいたい、自分や家族がどのぐらい危ないかが判る、
ということです。

たとえば、空気の場合は基準は「普通に生活している時に安全な限界」ですし、水の場合は「普通に飲んだり、お風呂に入ったり、煮炊きをしても大丈夫な限界」、野菜も「普通に食べたり、食べなかったりしたときの限界」ですから、素直にその通りに考えることです。

規制値を超えた水道とかホウレンソウの時には赤ちゃんのために何とか凌ぎます。男性は問題が無いのですが、女性はマスクをする、外出から帰ったらティッシュで服をぬぐう(放射性物質は拭くととれるものが多い)、できるだけ3月11日以前の作物(イネなど)を食べるということをすればかなりの被曝を少なくすることができます。
いずれにしても、放射線の被曝は論理的によく考えたとおりですから、その意味では安心です.
(平成23年3月24日 午後11時 執筆)
 
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://bator.blog14.fc2.com/tb.php/267-2130b189

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (175)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

Template by たけやん