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もうすぐ北風が強くなる

反イスラムに火をつけるテロの裏側勢力、今さらの大行進は装いか:カディロフ

チェチェンカディロフ

   チェチェン首長「フランスでのテロ事件の裏には『ある影響力のある勢力』がいる」と推測  1/12  ロシアの声

カディロフ首長は、次のように書き込んでいる―

「私は、パリでの武器を持たぬ人々の殺害を断固非難する。
しかし一方で、これは、反イスラム感情に火をつけるため何者かによって計画された行動ではないのか、あるいは、他の何らかの差し迫ったグローバルな問題から注意をそらそうとの試みではないかとの、疑いも持っている。

我々は、パリで世界の大国のリーダー達が心を一つにして、テロを非難した事を歓迎する
しかし、彼らは、いかなるテロリズムを非難したのだろうか?
世界中のテロリズムなのだろうか、それともフランスだけを襲ったテロリズムだろうか?

なぜ大統領や国王、首相らは一度も、何十万ものアフガン人やシリア人、エジプト人、リビア人、イエメン人、イラク人の死に抗議して、行進の先頭に立たなかったのだろう?

なぜ彼らは、チェチェンの首都グローズヌィで政府庁舎が爆破された時、北オセチアのベスランで学校が襲撃され占拠された時、モスクワのドゥブロフカで劇場が占拠された時、沈黙していたのだろう。
昨年12月にグローズヌィで起きた新聞・雑誌会館と学校占拠事件では、50人以上の死傷者が出たにもかかわらずである。

もし世界全体が、在野勢力支援を装って、一連の国々全体で、テロリストに武器や資金を与え、彼らを育てるならば、世界中の国々の首都が安全になる事はない
フランスでのことは、テロリズムとの戦いをしているように装うようで自分は気に入らない。」
 ーーーーーーーーーー
※ カディロフはロシア中央政府の単なる「かいらい」ではない。長く続いたチェチェンの紛争も今では民族主義を利用した米国とサウジなどの支援によるものだった。
 モスクワの公式な表明とは異なるが、掲載するロシアの声も単なる国営放送にとどまるものではない。
 真っ当なジャーナリズムである。
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