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原発事故の放射能汚染など、海外報道

(CNN)
農産物から放射性物質を検出、「危険性非常に低い」米学者
2011.03.21 Mon posted at: 11:26 JST
東京(CNN) 福島第一原子力発電所の事故の影響で、福島県内の農場の牛乳や茨城県産のホウレンソウから、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されている。枝野官房長官は20日の記者会見で、ただちに健康に影響を及ぼすことはないとの見方を示した。

米テキサス州ヒューストンにあるMDアンダーソンがんセンターの放射線腫瘍学者、ジェームズ・コックス氏は農産物から検出された放射性物質について「ただちに健康に影響が及ぶ可能性はほとんどないとみられ、長期的な危険性も非常に低い」との見解を示した。

福島では牛乳から最高で規制値の17倍のヨウ素が検出され、県が牛乳、露地野菜の出荷自粛を要請。茨城ではホウレンソウから最高27倍のヨウ素、同4倍のセシウムが検出された。政府は出荷停止などの措置を検討している。

さらに、近隣で採取された飲料水からもヨウ素が検出されている。

住民の健康とともに、東日本大震災で深刻な打撃を受けた日本経済への影響が懸念される。米マサチューセッツ工科大の国際安全保障専門家、ジム・ウォルシュ氏は、原発近隣からの全農産物の出荷を停止した場合、農家は絶望的な状況に陥ると指摘。日本政府は難しい対応を迫られていると述べた。

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 日本に残る放射線のリスク(3/20 ロシアの声)

 日本の専門家らは、福島第一原子力発電所の状況を正常化させるため、全力をつくしている。21日には、6つすべてのエネルギー・ブロックに送電線をつなげたとのことだ。それにより、原子炉および使用済み核燃料プールを冷却するための散水システムを起動することが可能となる。
 一方で、ロシア国営原子力企業(ロスアトム)の補給部門、セルゲイ・ノヴィコフ部長は、電力が供給されるのには一定の時間がかかりうると指摘している。

―電力の供給開始の前には、設備の検査が必要となる。というのも、津波の影響で、設備に支障が出ていたり、浸水している可能性があるからだ。検査をしないまま送電を開始すれば、ショートが起こったり、他の異常事態が発生する可能性があり、また最初からやり直しとなってしまう。検査には2日から3日かかることだろう。そのあとで実際に、安定した電力の供給が可能となる。

 また2つの原子炉において高い放射線レベルが続いていることから、作業は難航している。21日の午後には、原子炉のうち1つから再び煙がたちのぼり、職員は避難させられた。

 犠牲者および負傷者の数は増え続けているものの、全体として国は、ショックを乗り越えようとしている。警察の発表では、犠牲者および負傷者の数は、合わせて2万2千名に達しようとしている。瓦礫に埋もれた人々が生存している望みは、刻々と薄くなっている。

 アメリカと中国は、すでに自国の救助隊を引き上げている。しかし150名に上るロシア救助隊は、瓦礫の除去および捜索を続けている。活動の結果、現在のところ100体以上の遺体を発見したが、残念ながら生存者は発見できていない。

 またロシアは日本へ人道支援物資を供給している。21日には、ハバロフスクから新潟へ、さらなる支援物資が到着している。支援物資は、家を失い、センターに避難している人々に配られることになる。そのような避難民の数は、日本全国で2000名を数えている。

 家が残った人々も、瓦礫に囲まれて、日々の生活は大変な状況だ。閉店した店舗から、食料品や飲料水、衛星用品などが盗まれたり、被災者への募金と称した詐欺も発生している。また生活必需品の価格高騰も起きている。

 日本では、輸入の赤ワインおよび強いお酒への需要が急激に伸びている。それは、高い放射線量に対する伝統的な対応策となるものだ。

 大気中および食料品中の放射線量は基準を上回るものとはなっていない。しかし、ロシア極東も含めて、危険性はまだ残っている。モニタリングには、6機の航空機および26隻の船舶が参加している。

 また日本から到着した荷物や飛行機、および機内食なども検査にかけられている。いまのところ、異常は発見されていない。
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【モスクワ共同】ロシア国営原子力企業ロスアトムのキリエンコ総裁は20日、福島第1原発の状況は安定したとして「今後、悲観的な事態が起きないことは間違いない」と指摘した。ロシア国営テレビのインタビューで述べた。

 総裁は、事故はまだ解決されたわけではないとしながらも、放出された放射性物質の大半は風により太平洋側に流れたと指摘。新たな水素爆発の可能性は否定できないが、その場合でもこれまで以上の放射性物質が大気中に放出される可能性はないと断言した。
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【3月21日 AFP】放射性物質による食品汚染にはいくつかの要因が関係するが、問題収束までの期間を決める主な要因は放射性物質の種類だと専門家らは指摘する。

 過去の例では、最大の汚染源は、風に乗って野菜や果物、土壌に降りかかる放射能を帯びたちりだ。放射性物質はそこから食物連鎖に入り込み、その結果、牛乳や肉類から高レベルの放射線量が検出されることになる。

 そのような食品を食べると放射性物質が体内に取り込まれ、それが発する放射線がDNAの分子結合を切ることがあり、その結果、がんになる危険性が高まる。これが放射性物質による食品汚染が恐ろしいと言われる理由だ。

 危険性は短期的なものと長期的なものがある。それは放射性物質の特徴や環境汚染の程度によって決まる。環境汚染の程度は、気象条件の影響も受ける。

■ヨウ素131―短期的な影響

 たとえば、ヨウ素131の半減期(放射性元素が崩壊して元の数から半減するのに要する時間)はわずか8日。つまり環境に放出されても数週間程度で崩壊してほとんど無くなってしまう。

 国際原子力機関(IAEA)は19日、「食品中の放射性ヨウ素が人体に吸収されると甲状腺に蓄積し、甲状腺が損傷を受けるという短期的な健康上の危険性がある。特に子ども、若い人の危険性が高い」と説明した。

 対策としては、ヨウ化カリウム剤などの安定ヨウ素剤を摂取することによって、放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積するのを防ぐことができる。

■セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム239―長期的な影響

 一方、セシウム137の半減期は30年と長く、環境に影響を及ぼさなくなるまでに数百年かかる可能性すらある。

 1986年4月のチェルノブイリ(Chernobyl)原発事故で放出されたセシウム降下物は、欧州の多くの国で長期的な環境汚染を引き起こし、遠く離れたスコットランドでも牛乳や牛肉の販売制限などが行われる結果となった。

 チェルノブイリ事故から6年以上過ぎた1993年にIAEAが発表した研究によれば、チェルノブイリから1000キロ以上離れたノルウェー南部の山間部の牧場では、トナカイから1キログラムあたり2万ベクレルの放射能が検出され、ヒツジからも同1万ベクレルが検出された。

 ストロンチウム90やプルトニウム239も、長期的な汚染をもたらす放射性物質だ。プルトニウムは人体にとって最も毒性の強い物質の1つでもある。

 だが、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UN Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation、UNSCEAR)が「植物は、土壌中のプルトニウム239をごく微量しか吸収せず、動物やヒトの消化吸収でもプルトニウム239はほとんど吸収されない」と説明しているように、プルトニウムが食品を介して体内に入った場合よりも、呼吸などによって人体の組織に直接接触した場合の方が危険性は高い。

■欧州の摂取限度

 欧州原子力共同体(EURATOM、ユーラトム)のガイドラインでは、放射性ヨウ素の摂取限度は1キログラムまたは1リットルあたりで、乳児食で150ベクレル、乳製品で500ベクレル、その他の食品で2000ベクレル、液体の飲料物については1リットルあたり500ベクレルと定められている。

 また、セシウムなど半減期が10日を超える放射性物質の摂取限度は1キログラムまたは1リットルあたりで、乳児食で400ベクレル、乳製品で1000ベクレル、その他の食品で1250ベクレル、液体の飲料物は1リットルあたり1000ベクレルと定められている。

 また、放射線は自然にも存在しており、ある種の岩石などから発せられている。他にも、食品の保存期間を延ばす目的で殺菌のために食品へのX線照射を許可している国も多い。(c)AFP/
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