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小沢氏11/26会見「生活の党、重点政策など」

小沢

   衆議院総選挙 重点政策発表 11/26 小沢代表 記者会見  11/27  書き起こし「銅のはしご」氏から

 動画はこちら

司会者による紹介<向かって左側から>
生活の党 代表代行 森 ゆうこ
代表 小沢 一郎
政策審議会長代理 松崎 哲久

【 会見 】
小沢一郎 生活の党代表
 それでは私(わたくし)から,ご挨拶申し上げます。
 今日は我々の,生活の党の政策発表ということでございます。
 私共の政策は「国民の生活が第一」そういう政治理念に基づきまして,国民生活の向上 ・安定のための政策を考えているところでございまして,その観点からの具体的な政策を,このあと松崎(哲久)君のほうから発表させていただきたいと思います。
 私(わたくし)のほうからは,第2次の公認候補について先に申し上げます。

小選挙区
神奈川県第2区 岡本 幸三(おかもと こうぞう)君
比例区
東北ブロック 平野 貞夫(ひらの さだお)君
東京ブロック 川島 智太郎(かわしま ともたろう)君
北陸信越ブロック 川上 満栄(かわかみ みつえ)君
東海ブロック 渡辺 義彦(わたなべ よしひこ)君
近畿ブロック 豊田 潤多郎(とよだ じゅんたろう)君
九州ブロック 太田 真平(おおた しんぺい)君

 追加の公認候補といたしたいと思います。それから,小選挙区候補者の中で立候補の辞退の申し出がありまして,それを了承いたしましたので申し上げます。
小選挙区 千葉県第2区 黒田 雄(くろだ ゆう)君
小選挙区 神奈川県第1区 岡本 英子(おかもと えいこ)君 の2名でございます。
 この選挙区におきましては,維新の候補者が,順番で言えば後からですけれども立候補を表明いたしております。
 私共といたしましては,何とかここは,両者とも前議員でございますし,ぜひ,野党相争うという状態は避けたい,と。何とかならないかということで,つい昨日まで維新のほうと話合いをいたしましたけれども,何としてもここは候補者を擁立したいと言って,譲らない状態が続きました。
 このまま両方で(候補者を立てて)選挙戦を戦うということになれば,ほぼ共倒れということが確定的になりますので,最終的に黒田君,岡本君の判断によりまして,そのような,野党同士で相争うことはやめるということで立候補の辞退ということなりました。
 この点につきましては,私共が当初から,野党の統一戦線を組むべきだという主張をしておったわけでございますので,その趣旨を考えながらの決断だっと思います。
 立候補者については,以上です。あと何か(質問は)ありますか。

【 質疑応答 】

NHK ; 今回総理は「アベノミクス解散」と命名しているが,改めてこの解散・総選挙をどう受け止め,今日発表される政策で,とくにこういった点を争点にして安倍政権に対峙していくという,生活の党としての選挙戦のテーマ・考えを,もう一度,代表の口からお聞かせいただければ。

小沢 一郎 代表
 安倍総理はアベノミクスを国民に問う ということであるようですけれども,私共としては,そうであればあるほど,非常に根本的な考え方の違い,対立点がはっきりして,いいのではないかと思います。
 とくにやはり 国民生活に直結する経済,社会政策等の問題の違いが,明白ですので,その点を,それぞれしっかりと国民に主張していけばいいのではないか。そう思います。

 簡単に申し上げれば,アベノミクスは基本的理念として自由競争 ・市場原理,それを最優先のものとして捉えているという考え方で,競争に負けた者はしかたない,競争に勝った者を強い者を より支援していくという根本の考え方でありまして,そこから,いわゆる雇用の問題。
 今も40%ということですが 非正規雇用者を,政府はさらに拡大し,ほとんどすべての勤労者を非正規の雇用形態に移そうというふうにしておりますけれども,
 これは本当に勤労者の生活の安定と 将来の見通しをまったく立てることのできない状況になり,その面からも国民生活そして日本の社会を非常に不安定なものにする最たる例だと思います。 

 それからまた,社会保障についても,同様です。例えば国民皆保険。これはいろいろ問題点はあると言いながらも,世界に冠たる医療の皆保険制度であります。
 けれどもこれも,これから混合診療,自由診療を(解禁する)「先端医療技術のみについて」などと言ってますけれども,技術は日に日に進歩していくものでありますから,それらの技術はどんどん,どんどん保険適用外の領域が増えていくということになれば,皆保険の医療制度は崩壊に繋がってしまう。こういうこともあります。 

 年金も同様です。支給年齢を引き延ばす,負担を引き上げる,というようなことであり,また農林漁業も然り。
 その象徴的なものは,米価は7500円<1俵60kg当りの生産者米価2014年> と,半値に落ちてしまっております

 地域社会との格差,あるいはそういった 雇用,所得,産業別格差,地域格差 そういうものはどんどん大きくなっていきまして,私共としては,安倍さんのいわゆる規制緩和というのは,国民生活を安定させ向上させるためのセイフティ・ネットをどんどん取っ払っていくことではないかと,そのように思います。  
 これは,歴史に逆行する,民主主義に反する考え方だと私(わたくし)は思います。

 皆さんもご承知のとおりに,初期の資本主義は,まさに自由経済・自由取引,市場原理そのままでやられたわけであります。
 イギリスが産業立国・工業立国のいちばん最初の国ですけれども,それがたいへんな格差と社会問題と,そして延いては いろんな問題を引き起こし,国自体の大問題になってしまった。
 そこから,その反省から,イギリスでは「揺り籠から墓場まで」と言われるようないろいろな社会保障制度等々を,社会のセイフティ・ネットを取り入れることによって,
 資本主義は今日(こんにち)まで生き延びてきましたし,民主主義という政治形態の下で今日(こんにち)があるわけです。

 世界的にも若干その傾向あるそうですけれども,安倍さんの政治の基本の考え方はまさにその初期の資本主義に戻るような,新自由主義という言葉もあるようですが,何だかよく意味はわかりませんが,
 そういうやり方であって,私(わたくし)たちの 国民の生活が第一。
 まず国民生活を安定させ,向上させるのが政治の役割であるという考え方と対極的なところにあるわけであります。
 私(わたくし)は,そういう意味で非常に私共としては,選挙の争点として 国民にわかりやすいものではないかと,そう思っております。

 あと他に,憲法の集団的自衛権とか いろいろありますけれども,やはり,国民のいちばんの関心は暮らしの問題であろうと思います。
 アベノミクスという中身のない言葉だけが いろいろと持て囃されてきましたけれども,
 現実には,株は上がったようですけれども,円が安くなりまして,食糧品始めほとんど輸入に頼っている我が国の物価は軒並み上がっております
 賃金も,一部の人は別にして,ほとんどの人は上がっておりません。
 収入は減って物価は上がる。これが,アベノミクスと呼ばれるものの正体であります。
 私(わたくし)は,そういう意味で,国民の理解を得られるものと,そう思っております。

新潟日報 ; 隣りに森(ゆうこ)代表代行もいらっしゃいますが<小沢氏・満面の笑み>,個別の選挙区(について)ですが,民主党の田中真紀子さんが不出馬を表明され,森ゆうこさんが生活の党・公認で新潟県第5区から出るということで。

小沢 一郎 代表
 はい。

新潟日報 ; 小沢代表は,田中角栄 ・ 元首相の代から田中家との深い繋がりがあったと思うが,その(田中真紀子氏の)かわりに森ゆうこさんが出ることの,民主党との選挙協力も含めてコメントを。

小沢 一郎 代表
 いや,民主党,連合との選挙協力は もうすでに,お互いに合意されているものではないですか。そうでしょ,うん。だからそれは,結構なことです。
 (新潟県第)5区は,私(わたくし)の政治の師匠でもあります田中角栄先生の「草のとりで」と呼ばれるような選挙区でございます。<小作農などの“民衆同盟”であったとされる「越山会」のエピソードなど。また,1976年暮れ第34回総選挙で田中角栄氏は16万8千票の最高得票数で当選>
 ですからこそ 私(わたくし)は,森ゆうこ君が出馬する意義は その点も加えて,非常に大きな意味を持つものだと思っております。
 田中(角栄)先生は,戦後の初めての選挙で「 若き血の叫び 」と言って,豪雪地帯の新潟,そこに住む人たちも安心して安定して暮らせるような郷土をつくりたいという思いの中で立候補されたと,聞いております。
 私(わたくし)はその精神を,気持ちを汲んで衆議院議員として働くには,森(ゆうこ)君が最適の候補者だと確信をいたしておりますので,何とか県民の皆さん,有権者の皆さんのご支持ご理解をいただきたいと思います。

報知新聞 ; 小沢代表は前回の衆議院選挙で久々にご自身の選挙区で演説されたが,今回,ご自身の選挙区で演説されたり お国入りされることはあるのかを。

小沢 一郎 代表
 えー,僕は日程わかりませんけれども。
 とにかく1回ぐらい帰って来いって言って叱られてますんで。<笑いながら>
 僕の選挙区もそうですけれども,それ以上に(岩手県)第2区のほうの畑(こうじ)君の選挙区がありますんで,そこには 何としても入って当選させたいと,そう思ってますので,その行く途中の<笑>私の選挙区ですので,入るということになるかも知れません。
 まだ(予定は)わかりません。

報知新聞 ; 前回は選挙戦の終盤だったと思うが(今回は日程の)前半のほうに入られるかを。

小沢 一郎 代表
 それは,わからない。選対本部にでも聞いてください。

報知新聞 ; わかりました。

共同通信 ; 昨年の参院選の「1票の格差の訴訟」で最高裁が先ほど判決を出し「違憲状態であった」と。

小沢 一郎 代表
 「違憲状態」といったの?

共同通信 ; はい。まだ詳細はわからないんですがこの点についての受け止め,感想を。
 
小沢 一郎 代表
 日本国憲法ではね,衆参ともに同じような性格づけがされておりますから <憲法第4章 国会 第41条~第64条> そういう意味で,1票の格差というのは,常に問題になるわけです。
 これは君も,戦後の憲法制定のときの国会の議事録を読んでみると わかると思いますけれども,やはり その中でも,同じような性格を持った二院制度でいいのかという議論が非常に,なされております

 例えばアメリカでもヨーロッパでも,そういうとこありますけれども,
 アメリカは各州のユナイテッド・ステイツということですので,大きかろうが小さかろうが上院議員が同じ数で選出されております
 ですから,そういう意味で,その院の性格づけをどういうふうに,憲法上,そして国民が,見るか ということによって,違うわけですけれども,現憲法上では,解釈論としては1票の格差という見方でいいんですが,私(わたくし)の これは立法論ですけれども,
 僕の立法論としては,やはり戦後の制定のときに議論があったように,衆参の性格づけというものを違ったものにすべきだと,私は思っております。
 そうすると1票の格差の問題は参議院においては起きてこないことになる可能性が強い。

 ただ衆議院は,5年に1度の国勢調査がありますから,それに基づいて否応なしに第三者機関で区割り変更をするという形に(する)。
 これはアメリカの下院はそうですけれども,そういうようにしたら,いいんじゃないかなと。そう思っております。

<記者たちの撮影タイム。小沢代表は「総選挙 重点政策」のパンフレットを掲げて笑顔。沢山のシャッター音>

小沢 一郎 代表
 選挙のときは(会見場に記者が)いっぱいだな。ふふふふ。<シャッター音続く>

小沢 一郎 代表
 いいかな。<まだまだシャッター音続く>
 はい,有り難う。<笑顔で左右に会釈>それじゃ頼みます。

司会 ; 代表,お疲れさまです。続きまして,森ゆうこ代表代行そして松崎哲久政策審議会長代理から さらに詳しい重点政策についてご説明いただきたいと思います。松崎哲久先生,どうぞ。

 
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