沖縄の意志、圧勝した翁長陣営で衆院選を完全統一候補
2014-11-29

2014.11.1 翁長決起集会
「北風」が吹くのか、「南風」が吹くのか 11/28 「逝きし世の面影」氏から抜粋。
(※ 北風:ここで言う「北風」とは、日本や韓国で選挙のたびに繰り返される北朝鮮の挑発、もしくは北の挑発を装った謀略事件のことである。
未だ破片すらない大韓航空機爆破、テポドン騒ぎから、天安艦、延坪島砲撃などが引き起こされることで、「北の脅威」が煽られて、右派、保守派が有利になる。
これが選挙前によくある「北風」である。)
(略)
『悪代官「安倍晋三」の無理無体な横暴三昧に、日本最南端の沖縄県内から「新風」が吹く』
沖縄県の選挙では4年前の知事選でも2年前の総選挙でも1年前の参議院選挙でも同じで、自民党も含む候補者全員が辺野古などアメリカ軍基地は『最低でも県外』を訴えて当選していたのである。
ところ去年末に突如自民党系の仲井真知事は(※ 政府のカネ支援を)『驚くべき内容だ』と言って転んでしまうのである。
親亀が転ぶと小亀も転び、6人いた沖縄県の自民党所属の国会議員も全員が安倍晋三の恫喝で転んでしまうのである。
堪忍袋の緒が切れた沖縄の怒りは凄まじい。
知事選挙で、辺野古移設に反対する保革の違いを克服した統一候補が現職の自民党系知事を大差で破り圧勝するが、それだけには留まらず 何と、今回の総選挙でも沖縄県だけは例外で知事選挙で反基地で団結した野党側が統一候補を立てて自民党と一騎打ちになる。
1区が共産党、2区が社民党、3区が生活の党、(※ いずれも現職)、4区が知事選で除名された自民党県連の元顧問と、
翁長知事を推した各勢力が党派の違いを克服して候補を統一。連合も応援する。
しかも、知事選を自主投票とした民主党県連も公明党県本も候補者擁立を見送りと、
12月14日投票の今回の総選挙ですが、丸っきり圧勝した知事選挙の延長戦の様な有様なのですから、これはもう、今から結果が楽しみです。
(他にも下地ぃ人とか喜納くさい人が出馬するらしいが所詮は泡沫候補で大勢には影響が無い)
今回の沖縄の出来事ですが、日本全体の今の政治の閉塞感を打ち破るための『唯一の処方箋』(南風)であることは明らかなのである。
沖縄県の候補一本化ですが、これは日本の政治地図を塗り替える快挙なのですが、ところが何故か、全国紙は一切報じない。
『沖縄県から逆に、「南風」(琉球下ろし?)が吹いている』
2008年の世界的経済危機リーマンショックから6年、異次元の金融緩和アベノミクスから2年。 産業革命から200年以上が経過して資本主義が崩壊過程に入っているのは間違いないであろう。
日本は260年続いた江戸幕府や77年続いた大日本帝国のように制度疲労で限界に来ているのですが、誰も気が付かない。
明治維新や敗戦の様な、社会の根本が引っくり返るカタストロフィが目前に迫っているのである。
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知事選枠組みで衆院選 翁長氏陣営、4区仲里氏擁立へ 11/21 琉球新報
知事選で翁長雄志氏を擁立した社民、共産、社大、生活の各党と県議会会派の県民ネット、那覇市議会会派の新風会の代表者による「調整会議」は20日、12月の衆院選も知事選の枠組みを重視する方針を決め、沖縄4区の候補者選考委員会を設置し同日、元自民党県連顧問の仲里利信元県議会議長(77)に出馬を打診した。
同氏が受諾した場合は無所属で出馬する見込み。
知事選の枠組みからは1区で共産党の赤嶺政賢氏(66)、2区で社民党の照屋寛徳氏(69)、3区で生活の党の玉城デニー氏(55)の現職3人の出馬が確定的なため、調整会議は枠組み内の他党が対立候補を擁立しないことも決めた。
4区は名護市辺野古の新基地を造らせない姿勢を堅持する候補を無所属で擁立する方針。
仲里氏は自民県連顧問でありながら1月の名護市長選で移設反対を訴える稲嶺進氏を支援したとして、県連から除名された。
選考委員らは、米軍普天間飛行場の辺野古移設に一貫して反対している仲里氏の姿勢を評価しており、保守層の切り崩しにも期待する。
候補者の支援方法は各政党、組織に一任し、辺野古移設を容認する自民党現職4人の落選を目標に掲げ、選挙協力をする見込みだ。比例は各党ごとに戦う。
連合沖縄が知事選で翁長氏を推薦したことから、調整会議は今後、連合沖縄を通して民主党県連にも協力を呼び掛ける予定だ。
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