既に「ゾンビ化」しているウクライナ国家親衛隊
2014-08-19

捕虜となったウクライナの傭兵が取り調べで語ったこと 8/18 ロシアの声
ロシアのインターネットに、捕虜となったウクライナ国家親衛隊の兵士に対するドネツク義勇軍による取り調べの速記録が投稿された。
これは、ウクライナ側で戦うウクライナの兵士たちが、いかに「ゾンビ化」しているかを明確に物語っている。
―どうやって軍に入ったのか?
・ 自主的に!
―なぜ?ロシアと戦うため?ロシアが貴方を攻撃したのか?
・ そうだ!ロシア人は我々からクリミアを奪った。
―クリミアの住民が自らウクライナで暮らすことを望まなかったのではないか?
・ 違う。ロシアが力ずくで併合した!!!
―どうしてそう思うのか?
・ みんなそう言っている!
―誰が?
・ 皆だよ。
―なぜ戦うためにドンバスへやってきたのか?
・ だからさっきも言ったように、ロシアと戦うためだよ。
―ドンバスにロシア軍は本当にいるのか?
・ いるよ!
―自分の目で見たのか?
・ 見てないけど、皆が(ロシア軍は)いると言っている!皆そう言っている!
―では、どうやって戦ったんだ?
・ 僕たちは引き渡された!
―誰によって?
・ キエフと司令部...
―それでは、キエフが犯罪者ということか?
・ 違う!モスクワだ!
―なぜ?
・ だから言っているように、ロシアが僕たちを攻撃したんだ!!!(ヒステリー)
―君は自分の目で、ウクライナにロシアの兵士がいるのを見たのか?
・ 見ていない。だけど、彼らは絶対どこかにいるんだ!!!
Mirtesenより
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※
ネオナチの武装部隊で編成した「国家親衛隊」という連中がどんな人間なのかが表れている。
こんな連中を国軍並みに武装させて送り込んでいるのがキエフの政権である。
一般のウクライナ軍将兵も、こんな連中と共に戦いたくないだろう。
キエフ政権がやっていることは、まさに気狂いに刃物である。
国連によれば、住民の死者はガザ並みであり、2000人を超えたという。
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ウクライナ情勢8/18報道 オレグ・エゴロフ ロシアNOW
ウクライナ南東部の情勢改善を目指し、ウクライナ、ロシア、ドイツ、フランスの4ヶ国の外相会談が17日に再開された。この協議や、ウクライナへの人道支援物資を積んだ車列、キエフの右派セクターの動きなどについて主に報道された。
「コメルサント」紙は、4ヶ国外相会談の難しさを指摘している。
ウクライナ東部の情勢が激化していること、すべての当事者にとってその費用がふくらんでいることから、4ヶ国協議が再開された。
会談のどの参加者も政治的決定模索の必要性を認識していながら、情勢正常化のための可能な道筋に関する意見はこれまでと同様、大きく異なっている。
そのため、明らかな進展は期待できそうにない。
ウクライナの政治学者であるウラジーミル・フェセンコ氏はこう述べている。「4ヶ国協議という形での外交努力は、両国のより緊迫した問題すべてについて話し合うための、プーチン大統領とポロシェンコ大統領の直接会談に向けられるべき」。
ウクライナ政府はいかなる条件のもとでも、同国南東部の紛争を凍結したり、ドネツィク人民共和国およびルハンシク人民共和国の指導者を政治的正常化の協議に参加させたりしないという。
ただ、南東部を特別な自治体として認めること、地方分権を実現することには合意する可能性があるという。
「エクスペルト」紙は、ウクライナがロシアのトラックの貨物を人道支援物資と認め、双方が通関と検査の手順を決めたと伝えている。
ただし、ウクライナ南東部では戦闘が続き、ウクライナ軍は大砲を使いながら街を攻撃しているため、ウクライナ側から今後、何らかの”サプライズ”があるかもしれない。
順調に進めば、18~19日には支援物資が届けられる。
「ヴズグリャド」紙は、人道支援物資の供給に遅れが生じているとして、ウクライナ政府を批判している。
すでにまるまる1週間が経過した。ウクライナ南東部の住民には今のところ、物資が届けられていない。
これは貨物の越境を妨害するために、可能なことすべてを実施している、ウクライナ側に完全に非がある。
「ガゼータ・ル」は、ウクライナの民族主義組織「右派セクター」のドミトロ・ヤロシ代表と、ウクライナ政府の間の問題について書いている。
ヤロシ代表は17日、ウクライナ政府が活動家に対する違法な拘束と暴力をやめ、ウラジーミル・エヴドキモフ第1内務次官を含めたウクライナ内務省の幹部を解任しなければ、キエフで運動を起こすと、ポロシェンコ大統領に警告した。
その夜、一部要求が受け入れられたとして、この警告を取り下げた。
ウクライナのジャーナリスト、アナトリー・シャリイ氏は、ヤロシ代表の突然の動きの背後に、ウクライナのオリガルヒ(新興財閥)でドニプロペトロウシク州の知事を務めるイホル・コロモイスキー氏がいるのではないかと考えている。「
(ヤロシ代表が)自分で決めたわけではないことは明らか。ヤロシ代表は何も決定しないのではないか…」。
ポロシェンコ大統領が民族主義者のスポンサーであるコロモイスキー氏の圧力に屈したら、それは大統領の終わりを意味するという。
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