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もうすぐ北風が強くなる

続く大虐殺、それでもパレスチナは闘う

ガザ

   停戦後のイスラエル軍の攻撃で、パレスチナ人100名が殉教  8/1 イラン国営放送

シオニスト政権イスラエルが、72時間の停戦に違反し、再びガザを攻撃し、パレスチナ人100名が殉教しました

スカイニュースのアラビア語放送によりますと、ガザ地区のラファ東部に対するシオニスト政権軍の1日金曜の空爆や砲撃で、少なくともパレスチナ人100名が殉教、400名が負傷しました。
こうした中、パレスチナ内務省は、シオニスト政権軍が、ガザ南部の国境地域を爆撃し、停戦合意に違反していると発表しました。

一部のシオニスト筋は、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの軍事支部によって、シオニストに拉致されたことを明らかにしました。
この軍事支部の戦士とシオニスト政権軍の間で激しい衝突が起こり、シオニスト15名が死亡しました。

シオニスト政権軍のガザ攻撃により、これまでに、パレスチナ人1550人以上が殉教、9000人以上が負傷しています。
シオニスト政権軍は、ガザ戦争でのシオニスト兵の死者の数を60人と発表していますが、ハマスの軍事支部は、その数は145人を超えているとしています
 ーーーーーーーーーーーーー
   【ガザ発】村人たちは浴室に押し込められ射殺された 虐殺のフザー村  8/1 田中龍作ジャーナル

ガザ浴室
 浴室の壁には血のりがべっとりと付き、夥しい数の弾痕があった。筆者が撮影できたのは、先の3遺体の搬出を待ってからだった。=1日午前11時頃 フザー村 写真:筆者=

 1日、筆者は大規模虐殺があったとされるフザー村に入った。この日午前8時からハマスとイスラエルが「72時間停戦」に入ったのを利用したのである。

 ガザ南西部のフザー村(人口約7千人)は、イスラエルとの国境にある農村だ。
 村人たちはいち早く一時帰宅していた。残された家族の安否確認や家財道具の搬出に帰ったのだ。

 次から次へと遺体が見つかり、簡易担架に乗せられて運び出されていった。後頭部がすっぽり抜け落ちた男性の遺体が、不吉なものを予感させた

 東西にまっすぐ伸びる村の基幹道路を、西方つまりイスラエル国境に向かって進みきった所が、大きな瓦礫で塞がれていた。
 路地の奥から村人たちの大声が聞こえてくる。殺気立っていた。
 パレスチナ人記者が筆者に向かって「村人が処刑されている」と英語で言った。

 農家の浴室には6人の遺体が折り重なるようにして横たわっていた。浴室の壁には弾痕が無数にあり、血のりがべっとりと付着していた。
 イスラエルが村に侵攻したのは13日前だ。その頃から虐殺が伝えられ始めていた。
 遺体は10日以上経っていることになる。夏の暑さも手伝って腐乱が進んでいた。異臭が鼻を突いた。


 村は瓦礫野原と化していた。瓦礫の下に数えきれないほどの遺体が埋まっているはずだ。潰れた顔と、手と足を地上にのぞかせた男性の死体もあった

 「神がイスラエルを殺すだろう。
 イスラエルを破壊するよう神に祈ろう」。
中年女性が絶叫した。

 イスラエル領土内からの砲撃は間断なく続いた。イスラエル軍は「停戦中でもハマスの軍事用トンネルの破壊は続ける」と宣言していた。

 一時帰宅から4時間経つか経たない頃だった。男性2人がイスラエルのスナイパーに撃たれた

 絶えず上空を舞っていた無人攻撃機の飛行音が、ヒステリックなほど騒々しくなった直後だ。

 村人たちは再び大脱出を始めた。基幹道路は人の洪水のようだ。
 その頃、中東の衛星放送『アル・アラビヤ』は、イスラエルが国連に「停戦破棄」を通告したことを速報で伝えていた。
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 ガザの病院。


「国連が用意した避難所に逃げてきた子供たちを守れなかった」。


 殺された赤ちゃんを見守り埋葬する人々。

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※ 狂ったシオニスト国家による大虐殺を、世界はまだ止められないでいる。
 「楽しみのために」虐殺を続ける狂気。
 「ガザ空爆を見世物として楽しむ人々」。
 イスラエルを「自衛権の行使だ」と支援し、武器、資金を供給し、兵士2000人を二重軍籍で供給する米国。
 同罪である。いずれも「地獄に堕ちる」。

 抵抗もせずに、ただ殺されるわけには行かない。パレスチナの誇りと自由。
 「少なくとも人々は、イスラエルの抑圧と攻撃を甘受するだけで抵抗しない「いい犠牲者」ではありたくはない。」
 ガザ・インタビュー「子どもたちの眼に誇りをみたい」ラジ・スラーニ氏。

 世界はパレスチナになんと答えるのだろう。 
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