世界に広がる抗議:ガザは毎日爆撃されている、我々はこの犯罪を決して許さない
2014-07-22
狂信のシオニスト国家イスラエルによる、ガザ大虐殺の進行に対して世界各地で大規模な抗議行動が行われている。
帝国主義と結託してパレスチナを暴力支配してきたシオニストだが、帝国主義の国内民主制度(国民国家)の弱体化と移民の増加に伴って、欧米の勤労大衆は周辺国に目を向けるようになってきた。
勤労大衆にとって移民の故郷たる周辺の暴力も他人事ではなくなって来ている。
弱い者を大虐殺して良いなら、先進国の勤労大衆も同じことである。
イスラエルに遠慮した報道しかしない欧米のマスコミは、既に大衆からは信じられなく愛想をつかされている。
イスラム圏諸国はもとより、イギリス、米国、フランス、ドイツ、ベルギー、スウェーデン、南アフリカ、アルゼンチン、日本などで一方的な虐殺への抗議と停止、パレスチナ解放支持が叫ばれている。
欧米の抗議行動には正統派ユダヤ教の反シオニズム派も大規模に参加した。
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ロンドンで怒りの10万人デモ~イスラエルのガザ侵攻に抗議 7/21 レイバーネット
7月19日、10万人およぶ人々がロンドンの街並みをうめた。ここ数年の反戦デモでは最大規模のものになった。
イギリス全土から集まった人々のなかには、イスラム教徒の年代を超えた男女が含まれていた。
そして、街は、イスラエルのガザ侵攻に対する怒りの叫びに包まれた。
デモは、パレスチナ連帯キャンペーン・ストップ戦争連合・英国ムスリム協会などが呼びかけた。
様々な旗やプラカード、顔にパレスチナの模様を塗っている人もいた。
ある参加者は「ガザでは海岸でサッカーをしていた若者が殺された。そのことをネットで知って、許せないので抗議に来た。しかし、そうした子どもたちが殺されている実態をBBCなどは流していない」と大手メディアの報道姿勢を批判した。
ユダヤ人活動家たちの横断幕には、『イスラエルを支持するのは、ユダヤ教の 教えに反する』と書かれたものもあった。デイメール・トルコ人・クルド人・グループの横断幕を持って歩く50人ほどのグループもいた。
デモの参加者たちは、ガザ攻撃への反対に加えて、広く、パレスチナ解放を訴えていた。
イースト・ハムからの参加者ロクサナ・アリは「世界中のほとんどの国が、イスラエルは自衛しているだけだと言って、支援を与えているが、何からの自衛だと言うのか? イスラエルはガザへの攻撃を止め、封鎖を解いて、ガザの人々が多少は人間らしい生活ができるチャンスを得られるようにすべきだ。イギリス政府も、イスラエルに武器を売るのをやめなくてはならない。」と語った。
リビーとヘイドンはハートフォードシャーからやってきた。「これはパレスチナの人々に向けたテロ行為だ。止めなくてはならない。私は彼らが自分たちの土地に戻る権利を、占領を終わらせることを、全面的に支持する。」とリビーは言った。
デモは、ロンドンの霞ヶ関にあたるホワイトホールを埋め尽くした。
行進が始まってからも、ヨークシャーからのバスでぎりぎりで着いた人々など数百人があとを追いかけて加わった。
参加者の多くは、イスラエルに対するのと同じくらい、イギリス政府にも憤っていた。
ロンドンに住むパレスチナ人のファリス・アリは、「今日は子どもたちを連れてきた。
故郷を奪われたのはイギリスのせい、パレスチナ人が67年も苦しんできたのはバルフォア宣言が原因だ、ということを思い出してもらいたかったからだ。
パレスチナ人は自由を求めて闘っている。ずっと闘う。イスラエルの不法な占領は止めさせなくてはならない。」 と話していた。
首相官邸のあるダウニング街では、数千人が声を揃えて「恥を知れ」とシュプレヒコールした。
セントオールバンズからは参加者たちがバス6台でやってきた。
その一人サイラーは、「私たちは怒っているが、それだけでは足りない。パレスチナの状況を変えるために、ここイギリスで何かしないといけない。
イギリスのイスラム教徒は革命を始める必要が あるが、イスラム教徒だけの話ではない。
イギリスのみなが、同じ人間のこととして立ち上がる時だ。
イスラエルは卑怯な国だ。アメリカやイギリスのような他の卑怯な国の後ろ盾があるから逃げおおせているだけのことだ。」と言った。
デモは他の都市でも行われ、グラスゴーでは、スコットランド各地から集まった数千人が街頭で訴えた。
参加者の一人オマールは、記者に「ガザの人々は毎日爆撃を受けている。だから、われわれも毎日抗議をしなくては。
そして、攻撃はひどくなるばかりなのだから、われわれの抗議行動もどんどん広げていかなければ。」と語った。
また、ヘンリー・メイトレスは"正当な平和をめざすスコットランドのユダヤ人"というグループを代表して「私たちはパレスチナ側に立つ。シオニストたちには『ユダヤ人』と私たちも一緒であるかのように言うな、とはっきり言っておく。
イスラエルのやっていることは犯罪行為であり、われわれは絶対に支持しない。」と言った。
ロンドンのデモは、イスラエル大使館前の集会で締めくくられた。
労働組合からの参加者が、全英教員組合(NUT)クリスチャン・ブロウワー書記長、公共・商業サービス労組(PCS)マーク・セアヴォウトゥカ書記長からの連帯メッセージを読み上げた。
全英学生組合黒人学生キャンペーンなどデモを後援した団体の代表者もスピーチをした。
英国ムスリム協会からの参加者は、偽善者面の政治家たちがパレスチナの人々の抵抗を非難していることに対し、「もしイギリスが占領されているなら、私たちだってみんな武器を取っているはずだ。」と語り、拍手を浴びた。
「私たちは、アパルトヘイト国家・イスラエルによる犯罪行為に対し、団結して立ち上がる。抑圧者を支持するわが国の政府に対しても、だ。」
バーミンガムの最年少地区議長マリアム・カーンも、「これは国際的なデモだ。世界中の人々が抗議の声を上げている。イスラエルは『年寄りはそのうち死ぬし、若い者は忘れてしまう』などと言ったが、われわれは決してパレスチナを忘れない。」と述べた。
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ニューヨーク ガザ虐殺に抗議、シオニズムに反対する数万人のユダヤ正統派。
※ (北風注釈)
正統派ユダヤ教徒と反シオニズム派:
神が選民ユダヤに与えた土地パレスチナに帰還することは、神がユダヤ人にのみ与えた任務であるとするシオニズムは20世紀半ばから東欧系ユダヤ教徒(アシュケナディム)のなかに発生した。
そんな古い歴史があるわけではない。帝国主義との利用結託で現れたものである。
正統派ユダヤ教徒とは厳格派ということで、アシュケナディムのなかで律法書(トーラー)を厳格に守る人々を言う。
彼らの黒服は現在のウクライナ、ベラルーシ、ポーランドの18世紀当時のユダヤ・ラビの服装を、今に引き継いだものである。
政治的に生まれたシオニズムに対して、当時からアシュケナディムのほとんどが賛成したわけではない。
反対派は旧約及びトーラーの歪曲である、と判断した。
従って、シオニストの正統派もいるが、反シオニズムの正統派もいるわけである。
反シオニズムの正統派は、いままでもときおりパレスチナ虐殺に際してイスラエル国旗を焼くなどの抗議を示してきた。
それにしても、今回のニューヨークのガザ抗議シオニズム反対の正統派が数万か少なくとも万を超える黒服を集めたことは、非シオニズムのユダヤ教徒にとって暴走するシオニズムが世界に暮らすユダヤ教徒の危険な民族差別リスクの危機感を増大させているからだろう。
米英軍産複合体はシオニストとアングロサクソンで牛耳られているが、まさしく極右ネオナチとの連合であって、いつユダヤ人狩りに転換するかもしれない勢力との野合が進んでいるわけである。
反シオニズムの正統派は非常な危機感と勢力の拡大を進めていると考える。
イスラエルにとっては身内の脅威かも知れない。
帝国主義と結託してパレスチナを暴力支配してきたシオニストだが、帝国主義の国内民主制度(国民国家)の弱体化と移民の増加に伴って、欧米の勤労大衆は周辺国に目を向けるようになってきた。
勤労大衆にとって移民の故郷たる周辺の暴力も他人事ではなくなって来ている。
弱い者を大虐殺して良いなら、先進国の勤労大衆も同じことである。
イスラエルに遠慮した報道しかしない欧米のマスコミは、既に大衆からは信じられなく愛想をつかされている。
イスラム圏諸国はもとより、イギリス、米国、フランス、ドイツ、ベルギー、スウェーデン、南アフリカ、アルゼンチン、日本などで一方的な虐殺への抗議と停止、パレスチナ解放支持が叫ばれている。
欧米の抗議行動には正統派ユダヤ教の反シオニズム派も大規模に参加した。
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ロンドンで怒りの10万人デモ~イスラエルのガザ侵攻に抗議 7/21 レイバーネット
7月19日、10万人およぶ人々がロンドンの街並みをうめた。ここ数年の反戦デモでは最大規模のものになった。
イギリス全土から集まった人々のなかには、イスラム教徒の年代を超えた男女が含まれていた。
そして、街は、イスラエルのガザ侵攻に対する怒りの叫びに包まれた。
デモは、パレスチナ連帯キャンペーン・ストップ戦争連合・英国ムスリム協会などが呼びかけた。
様々な旗やプラカード、顔にパレスチナの模様を塗っている人もいた。
ある参加者は「ガザでは海岸でサッカーをしていた若者が殺された。そのことをネットで知って、許せないので抗議に来た。しかし、そうした子どもたちが殺されている実態をBBCなどは流していない」と大手メディアの報道姿勢を批判した。
ユダヤ人活動家たちの横断幕には、『イスラエルを支持するのは、ユダヤ教の 教えに反する』と書かれたものもあった。デイメール・トルコ人・クルド人・グループの横断幕を持って歩く50人ほどのグループもいた。
デモの参加者たちは、ガザ攻撃への反対に加えて、広く、パレスチナ解放を訴えていた。
イースト・ハムからの参加者ロクサナ・アリは「世界中のほとんどの国が、イスラエルは自衛しているだけだと言って、支援を与えているが、何からの自衛だと言うのか? イスラエルはガザへの攻撃を止め、封鎖を解いて、ガザの人々が多少は人間らしい生活ができるチャンスを得られるようにすべきだ。イギリス政府も、イスラエルに武器を売るのをやめなくてはならない。」と語った。
リビーとヘイドンはハートフォードシャーからやってきた。「これはパレスチナの人々に向けたテロ行為だ。止めなくてはならない。私は彼らが自分たちの土地に戻る権利を、占領を終わらせることを、全面的に支持する。」とリビーは言った。
デモは、ロンドンの霞ヶ関にあたるホワイトホールを埋め尽くした。
行進が始まってからも、ヨークシャーからのバスでぎりぎりで着いた人々など数百人があとを追いかけて加わった。
参加者の多くは、イスラエルに対するのと同じくらい、イギリス政府にも憤っていた。
ロンドンに住むパレスチナ人のファリス・アリは、「今日は子どもたちを連れてきた。
故郷を奪われたのはイギリスのせい、パレスチナ人が67年も苦しんできたのはバルフォア宣言が原因だ、ということを思い出してもらいたかったからだ。
パレスチナ人は自由を求めて闘っている。ずっと闘う。イスラエルの不法な占領は止めさせなくてはならない。」 と話していた。
首相官邸のあるダウニング街では、数千人が声を揃えて「恥を知れ」とシュプレヒコールした。
セントオールバンズからは参加者たちがバス6台でやってきた。
その一人サイラーは、「私たちは怒っているが、それだけでは足りない。パレスチナの状況を変えるために、ここイギリスで何かしないといけない。
イギリスのイスラム教徒は革命を始める必要が あるが、イスラム教徒だけの話ではない。
イギリスのみなが、同じ人間のこととして立ち上がる時だ。
イスラエルは卑怯な国だ。アメリカやイギリスのような他の卑怯な国の後ろ盾があるから逃げおおせているだけのことだ。」と言った。
デモは他の都市でも行われ、グラスゴーでは、スコットランド各地から集まった数千人が街頭で訴えた。
参加者の一人オマールは、記者に「ガザの人々は毎日爆撃を受けている。だから、われわれも毎日抗議をしなくては。
そして、攻撃はひどくなるばかりなのだから、われわれの抗議行動もどんどん広げていかなければ。」と語った。
また、ヘンリー・メイトレスは"正当な平和をめざすスコットランドのユダヤ人"というグループを代表して「私たちはパレスチナ側に立つ。シオニストたちには『ユダヤ人』と私たちも一緒であるかのように言うな、とはっきり言っておく。
イスラエルのやっていることは犯罪行為であり、われわれは絶対に支持しない。」と言った。
ロンドンのデモは、イスラエル大使館前の集会で締めくくられた。
労働組合からの参加者が、全英教員組合(NUT)クリスチャン・ブロウワー書記長、公共・商業サービス労組(PCS)マーク・セアヴォウトゥカ書記長からの連帯メッセージを読み上げた。
全英学生組合黒人学生キャンペーンなどデモを後援した団体の代表者もスピーチをした。
英国ムスリム協会からの参加者は、偽善者面の政治家たちがパレスチナの人々の抵抗を非難していることに対し、「もしイギリスが占領されているなら、私たちだってみんな武器を取っているはずだ。」と語り、拍手を浴びた。
「私たちは、アパルトヘイト国家・イスラエルによる犯罪行為に対し、団結して立ち上がる。抑圧者を支持するわが国の政府に対しても、だ。」
バーミンガムの最年少地区議長マリアム・カーンも、「これは国際的なデモだ。世界中の人々が抗議の声を上げている。イスラエルは『年寄りはそのうち死ぬし、若い者は忘れてしまう』などと言ったが、われわれは決してパレスチナを忘れない。」と述べた。
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ニューヨーク ガザ虐殺に抗議、シオニズムに反対する数万人のユダヤ正統派。
※ (北風注釈)
正統派ユダヤ教徒と反シオニズム派:
神が選民ユダヤに与えた土地パレスチナに帰還することは、神がユダヤ人にのみ与えた任務であるとするシオニズムは20世紀半ばから東欧系ユダヤ教徒(アシュケナディム)のなかに発生した。
そんな古い歴史があるわけではない。帝国主義との利用結託で現れたものである。
正統派ユダヤ教徒とは厳格派ということで、アシュケナディムのなかで律法書(トーラー)を厳格に守る人々を言う。
彼らの黒服は現在のウクライナ、ベラルーシ、ポーランドの18世紀当時のユダヤ・ラビの服装を、今に引き継いだものである。
政治的に生まれたシオニズムに対して、当時からアシュケナディムのほとんどが賛成したわけではない。
反対派は旧約及びトーラーの歪曲である、と判断した。
従って、シオニストの正統派もいるが、反シオニズムの正統派もいるわけである。
反シオニズムの正統派は、いままでもときおりパレスチナ虐殺に際してイスラエル国旗を焼くなどの抗議を示してきた。
それにしても、今回のニューヨークのガザ抗議シオニズム反対の正統派が数万か少なくとも万を超える黒服を集めたことは、非シオニズムのユダヤ教徒にとって暴走するシオニズムが世界に暮らすユダヤ教徒の危険な民族差別リスクの危機感を増大させているからだろう。
米英軍産複合体はシオニストとアングロサクソンで牛耳られているが、まさしく極右ネオナチとの連合であって、いつユダヤ人狩りに転換するかもしれない勢力との野合が進んでいるわけである。
反シオニズムの正統派は非常な危機感と勢力の拡大を進めていると考える。
イスラエルにとっては身内の脅威かも知れない。
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