彼らは民間旅客機を撃墜するだろう、ドルを救うためだ
2014-07-21

ロシア自民党首 ひと月前にウクライナでのマレー機墜落を予測(ビデオ) 7/20 ロシアの声
ロシア自由民主党のジリノフスキイ党首は、ひと月も前に、自分の演説の中で航空機の墜落を予測していた。
ジリノフスキイ党首は、当時次のように述べた―
「狂暴になった懲罰者らの行動は、今度一体どこに向かうだろうか?彼らは血を飲みつくした。
今度彼らに必要なのは、栄誉や名を手に入れる事だ。
クリミアで、破壊工作が開始されるだろう。
彼らは、何らかの民間旅客機を撃墜する。その後、人々は皆、飛行機に乗るのを怖がるだろう。」
ジリノフスキイ党首は、自分の立場について新聞「コムソモーリスカヤ・プラウダ」に、以下のように説明している―
「これは、挑発のよくある段階だ。欧州全体、又全人類をストレス状態に置くのだ。
それは一体何のためか?ドルを救うためだ。ドルは落ち込んでいる。落ち込みにストップをかけるためには、ああした突然の騒ぎが必要なのだ。」
(※ 北風:ロシア自民党はロシアでは「極右」とみなされている政党。排外民族主義だが対米自主路線。
ジリノフスキーは父方ユダヤ人。9.11を米国とイスラエルの自作自演とみる。
政権与党ではないので自由な発言をしているが、実際の政策的ではプーチン政権に協力的である。)
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マレーシア保健相「キエフ当局は必要なすべての支援を与えず」 7/20
20日、マレーシアのスブラマニアム保健相は、記者団に対し「我が国の専門家グループが現在に至るまで、旅客機墜落現場に到達出来ない事を極めて憂慮している」と述べた。
声明の中では「マレーシアの専門家達は、必要不可欠な援助を受けておらず、作戦開始のため旅客機の墜落ゾーンに到達できていない」と述べられている。
マレーシアの専門家らは、19日にキエフに到着した。グループには、医師や救助隊員、航空領域の専門家などが含まれている。
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義勇軍 墜落マレー機のボイスレコーダー発見 7/20
ウクライナ東部で活動する義勇軍によれば、墜落したマレーシア航空機ボーイング777のボイスレコーダーはドネツクに運ばれた。所謂「ノヴォラシヤ」のTwitterには「ブラックボックスはドネツクに運ばれた」と書き込まれている。
これに先立ち、自ら独立を宣言するドネツク人民共和国のアレクサンドル・ボロダイ首相は、記者団に対し「ボイスレコーダーが発見されれば、義勇軍はそれを国際的な鑑識に回すだろう。それが見つかった場合には、国際機関の専門家に渡す」と明言している。
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国連安保理にウクライナでのマレー機墜落に関する独自の決議案提出 7/21
ロシアは、ウクライナでのマレーシア航空機墜落の原因究明活動を、国際民間航空機関(ICAO)後援のもと公正に実施する独自の決議案を、国連安保理事会に提出した。
21日、ロシアのチュルキン国連大使が、記者団に伝えた。
チュルキン大使は「ロシア案の中で全く明らかな事は、公正な国際調査は、ICAO指導部のもとで行われるという点だ」と強調し「もし国連安保理の決議が、偏りのない公正さを目指すものなら、ロシアは賛成するだろう」と述べた。
ニューヨーク時間で15時、グリニッジ標準時で19時、国連安保理事会は、オーストラリアの決議案に関する投票を行う。
ロシアのチュルキン大使は「オーストラリア案の中には若干の不明瞭な点がある」とし、米国が1988年にイラン航空機を撃墜した際、国連安保理がICAO後援のもと調査を求める決議案を採択した事に注意を促した。
17日、ウクライナ東部で、アムステルダムからクアラルンプールに向かっていたマレーシア航空機ボーイング777が墜落し、子供達85人を含む乗客283人、15人の乗員を合わせ、乗っていた298人全員が死亡した。
キエフ当局は、この墜落の責任は義勇軍側にあると宣伝しているが、義勇軍は、1万m上空の標的を撃ち落とせるような兵器を自分達は持っていないと強く主張している。
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プーチン大統領「何人も自らの狭い政治的利益達成の為に、マレー機墜落を利用すべきではない」 7/21
ロシアのプーチン大統領は、TV「ロシア24」のインタビューに答えた中で「何人も、自らの狭い政治的目的達成のために、ウクライナでのマレーシア航空ボーイング777墜落を利用すべきではない」と述べ、次のように指摘したー
「ロシアは何度も、ウクライナで対立する全ての当事者に、流血の戦いを即時停止し、交渉のテーブルに着くよう求めてきた。もし6月28日に、ウクライナ東部での戦闘行動が再開されなければ、今回のような悲劇は起こらなかったろう。
この地域の状況に責任を持つ人々は、自分達の国民、そして一般市民が悲劇の犠牲となった国々の国民に対する責任感を高める必要がある。
一方ロシアは、ウクライナ東部での紛争が軍事的なものから、交渉のテーブルに当事者すべてがつくような、平和的で専ら外交的手段による問題解決へと移行するよう、自分達にできるあらゆる事をするだろう。
ロシアは、ドネツク州でのマレー機墜落のあらゆる状況の調査をICAOが組織し詳しく実施する事に関心を持っており、援助を続ける用意がある。」
なお、これに先立ちプーチン大統領は、英国のキャメロン首相との電話会談の中で「国際的な調査が終わるまで、マレー機墜落の状況について、急いで結論を出したり、政治的に利用した声明を出したりするのを差し控える事が重要だ」と強調している。
17日、ウクライナ東部で、アムステルダムからクアラルンプールに向かっていたマレーシア航空機ボーイング777が墜落し、子供達85人を含む乗客283人、15人の乗員を合わせ、乗っていた298人全員が死亡した。
キエフ当局は、この墜落の責任は義勇軍側にあると宣伝しているが、義勇軍は、1万m上空の標的を撃ち落とせるような兵器を自分達は持っていないと強く主張している。
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