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もうすぐ北風が強くなる

ウクライナ軍か、またマレーシア機撃墜

マレーシア機1

 ネオナチ親衛隊と外国傭兵を主体とするウクライナ軍と、レジスタンス義勇軍が戦うウクライナ東部で、旅客機が空中爆破あるいは撃墜された。
 またも、マレーシア航空機である。
 前回と同じボーイング777型機、乗客は半分以上がオランダ人。

 やはり最も疑わしいのは、傭兵まで投入して住宅地区やインフラを空爆し、虐殺しているウクライナの戦闘機だろう。
 次には、ウクライナ軍の対空ミサイルである。
 義勇軍には上空1万m以上を射程とする武器はないし、また必要がない武器を装備し、維持することは大変困難であり、可能性がない。
 統制されたロシア軍にはまったく可能性がない。

 また、誤爆とすればウクライナ軍には既に統制のない「犯罪者軍」ということになろう。
 意図的な撃墜ならば、ロシア大統領機撃墜もしくは撃墜の脅しによる封じ込めが考えられるが、重大な謀略犯罪政権ということになる。
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   マレーシア航空機を撃墜したのはウクライナ空軍スホーイ25型機  7/17 ロシアの声

東ウクライナで自ら独立を宣言しているルガンスク人民共和国報道部は「マレーシア航空機ボーイング777を撃墜したのは、ウクライナ空軍の攻撃機Su(スホーイ)25型機である」と伝えた。

ルガンスク人民共和国報道部は、又次のように発表した―

旅客機ボーイング777の飛行を見守っていた現地の人達は、同機をウクライナ空軍機が攻撃する様を目撃した。
 攻撃を受けた後、同機は空中で真っ二つになり、ドネツク人民共和国領内に落下した。
 攻撃後、ウクライナ空軍機は撃墜され、こちらはルガンスク人民共和国領内のクラスヌィ・ルーチ地区に落下した。
現在「撃墜された旅客機」の捜索活動が続けられている。

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   噴き上がる黒煙に散乱する遺体、マレーシア機の墜落現場 7/17 ロイター

マレーシア航空の旅客機が墜落したウクライナ東部の現場では、消防士が大破した機体や粉々になった遺体からくすぶる煙に放水する姿があった。

墜落地点はロシアとの国境から約40キロのグラボベ近郊だが、そこから20キロ離れた場所でも同機の残がい見つかった。
遺体は数キロメートルの範囲にわたって散乱。墜落原因などをめぐる議論は熱を帯びているものの、乗客乗員295人の命は絶望的というほかない惨状だ。

目撃者の1人は「バンという大きな音がした。距離が近くて怖かった。空を見上げると、黒い破片が雨のように落ちてきた」と説明。「その後、飛行機が地面に墜落し、真っ二つになるのが見えた。濃い黒煙が舞い上がった」と振り返った。

墜落したのは、アムステルダム発クアラルンプール行きのボーイング777型機。現場では、折れた尾翼などが散乱しており、赤青のマレーシア航空のロゴもはっきりと確認できた。

自宅のバルコニーから墜落を目撃したという分離派の男性は「飛行機がかなりの高さから落ちてきた。その後に2回の爆発音が聞こえた」とコメント。その上で、「これは戦闘機か地対空ミサイルが撃墜したとしか思えない」とし、分離派にはそのような高さを飛行する航空機を撃ち落とせる武器はないと話した。

今回の墜落をめぐっては、米当局は「空中で爆発した」として、地対空ミサイルによるものとの見方を示した。ウクライナ当局は、親ロシア派武装勢力がロシアの軍事諜報当局者の支援を受け、ソ連時代に開発されたSA11地対空ミサイルにより撃墜されたと非難。

一方で親ロシア分離独立派の「ドネツク人民共和国」の指導者は関与を否定、ウクライナ空軍のジェット戦闘機が撃墜したと指摘した。
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   マレーシア航空機がウクライナの東部で撃墜されたようだが、同社の旅客機は3月にも行方不明に   7/17 櫻井ジャーナル

 またマレーシア航空機が消えた。
 今回は7月17日にウクライナの東部で乗客280名、乗員15名を乗せたMH 17がドネツクの近くで撃墜されたと伝えられている。
 キエフ側の制圧軍も住民側の自衛軍も相手が撃ち落としたとしているようだが、詳細は不明。
 Buk防空システムで撃ち落としたとする情報が正しければ、住民側はこのシステムを持っていないと言われ、16日にドネツクの周辺へこれを配備したキエフ側が怪しいということになる。

 MH 17とほぼ同じルートを40分弱の差でウラジミール・プーチン露大統領を乗せた航空機が飛行していたとする話が流れている
 ブラジルでの会議を終え、モスクワへ戻る途中だった。プーチンを乗せた航空機と間違えて撃墜したのだとすると、事態は深刻である。
 ロシアを戦争へ引きずり込むため、最終手段を講じた可能性があるということだ。

 かつて、大韓航空の航空機も航路を大幅に逸脱してソ連領へ侵入、重要な軍事基地の上空を飛行して米ソの緊張を高めたことがある。
 1978年4月に重要な軍港があるムルマンスクへKAL 902が侵入、ソ連側の警告を無視して飛行したこともあり、攻撃されて強制着陸させられている。
 また1983年8月31日から9月1日にかけてKAL 007がやはり航路を大幅に逸脱、アメリカが設定した緩衝空域と飛行禁止空域を横断、カムチャツカの上空を飛行した後、サハリンで撃墜されたと言われている。
 この時もソ連の重要な軍事施設の上空を飛行した。

 KAL 007の場合、緩衝空域と飛行禁止空域を飛行しているので、NORAD(北米大陸防空総軍司令部)の規定によると、すぐに航空機と接触を試み、FAA(連邦航空局)へ連絡しなければならないのだが、そうしたことは行われていない。
 NORADの担当官が怠慢だったのか、事前に飛行許可を受けていたということになる。
 担当官が処罰されたという話を聞かないので、後者だった可能性が高いだろう。

 カムチャツカに近づいた時点でKAL 007はソ連防空軍の早期警戒管制レーダーに捕捉されているが、そのときにアメリカ軍の戦略偵察機RC135が近くを飛行していた。
 領空侵犯の4分後から9分の間、ソ連軍がKAL 007を見失っていることも判明している。

 KAL 007がサハリンに接近すると、ソ連軍が複数の迎撃機を発進させた。記録によると、そのときにコックピットでは次のような会話があった:

 18時4分:税関を通過するのは、かなり複雑なことになりそうだ。
 18時5分:まだ向かい風を受けている。

 (18時11分にソ連防空軍の司令部は迎撃機に対し、ロックオン・モードにセットするよう命令。)

 18時11分:ドルから韓国の通貨にするのは大丈夫。

 (当時、韓国ではウォンをドルに替える際には制限があり、韓国人のクルーならドルのまま持っているのが自然。また、007便の到着予定時刻に金浦空港で通貨の交換はできない。)

 18時13分に迎撃機は司令部に対し、ターゲットが呼びかけに応じないと報告、15分には司令部はターゲットと迎撃機がスクリーンから消えたと発言した。
 そして17分に撃墜命令が出るのだが、19分には強制着陸させるように命令、迎撃機はロックオンを解除して警告のために銃撃する。

 21分にミサイルの発射が命令されるが、22分に再びスクリーン上から航空機が消えてしまう。
 23分に司令部は銃撃での破壊を命令、迎撃機からミサイルを発射すると伝え、26分にターゲットを破壊した報告。
 その後、ターゲットは右へ螺旋を描きながら降下していると迎撃機のパイロットは報告しているが、レーダーの記録では左へ旋回している。

 ソ連軍戦闘機のパイロットが「即座に撃墜せよ」との命令に背いて威嚇銃撃をしていたとしている人もいるようだが、これは公表された記録に反している。

 また、1987年11月にはバグダッドからソウルへ向かっていたKAL 858がインド洋の上空で消えている。朝鮮の工作員が爆破したことになっているのだが、「朝鮮ならやりかねない」ということで納得した人が多く、真相が明らかになったとは言い難い。
 (※ 北風:北側の犯人とされている金賢姫だが、韓国で安楽、自由に暮らしており、来日した際の記者会見では韓国報道陣から金賢姫を韓国CIA(KCIA)の要員とみなす質問が相次いだ。)

 このケースと近い場所でマレーシア航空機(MH 370)が3月8日から行方不明になっている。
 インド洋で墜落したということになっているが、その痕跡はなく、ディエゴ・ガルシアへ降りたのではないかと推測する人は少なくない。
 ディエゴ・ガルシアはインド洋に浮かぶ島で、イギリスが所有しているが、実態はアメリカの重要な軍事基地だ。

 航空機の絡んだ事件で忘れてならないのはアメリカの好戦派が1960年代の前半に作成した「ノースウッズ作戦」。
 キューバへアメリカ軍を侵攻させるため、アメリカの諸都市などで「偽装テロ」を実行、最終的には無線操縦の旅客機をキューバ近くで自爆させ、キューバ軍に撃墜されたように見せかけて「反撃」という形で軍事侵攻しようという「偽旗作戦」だ。
 この作戦はジョン・F・ケネディ大統領によって阻止されている。

マレーシア機
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