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もうすぐ北風が強くなる

解釈改憲の違法行為、集団自衛権に抗議、過去最大級の官邸デモ

0630官邸前
 2014/6/30
 
   “集団的自衛権”に反対、過去最大級の官邸前デモ  7/1 TBS

 30日夜、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更に反対する大規模なデモが総理官邸前で行われました。

 30日午後6時半ごろから行われたデモには、主催者の発表で1万人を超える人が集まり、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行わないよう訴えました。集まった人の中には、『twitter』などSNSを見て参加したという若者の姿もみられ、デモは午前0時過ぎまで続きました。

 「憲法は何のためにあったのか、それが守られてないのはおかしい」(デモ参加者)
 「閣議決定が行われたとしても、国民は認めてないということを示したい」(デモ参加者)

 警視庁によりますと、30日のデモでけが人や逮捕者は出ていないということです。
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   閣議決定、市民ら官邸に反対叫ぶ 抗議行動、身動きできないほど  6/30 共同

 集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定が迫る中、反対する市民らが30日夕、東京・永田町の首相官邸前に集まり「解釈改憲、絶対反対!」「集団的自衛権はいらない」とシュプレヒコールを繰り返した。

 官邸前の歩道は、集まった市民で身動きができないほどだった。市民らはプラカードやのぼりを手に、太鼓を打ち鳴らしながら抗議の意思を表明。「与党だけで閣議決定するのは憲法の破壊行為だ」と叫んだ。

 抗議行動は首都圏の市民団体や労働団体でつくる「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」と、憲法学者や作家らによる「戦争をさせない1000人委員会」が呼び掛けた。
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   「集団的自衛権」1日閣議決定 国民は黙って見過ごすのか? 6/30  日刊ゲンダイ

     やめろと言わないのは“許した”のと同意

 安倍政権が1日、集団的自衛権の行使を認める閣議決定を強行する意向を固めた。菅官房長官が会見で明らかにした。
 この日程も安倍首相の外遊優先。豪州に出発する前の4日までに決めてしまおうというハラで、こんな乱暴な発想で平和憲法のもとで徹してきた「専守防衛」の看板を外すなんてムチャクチャ。
 憲法学界の重鎮は「国民は恥辱を受けたままでいいのか」と怒りの声を上げている――。

  ■戦争屋の“手品”にはめられ恥辱を受けたままでいいのか

「メンバーの中では議論が熟してきた」

 27日に行われた与党協議の後、自民党の高村副総裁がヌケヌケとこう言った。これまでに行った与党協議の回数はわずか10回。それも1回が2、3時間程度のもの。
 しかも、この数週間で論点はあちこちに飛び、収拾がつかない状態だった。

 これには専門家の間からも、「手品を見せられているようだ」と戸惑いの声が出ている。憲法学者・小林節氏(慶大名誉教授)はこう言う。

「本来は、集団的自衛権の議論だったはずが、いつの間にか、『集団的』も『個別的』も区別できていない15事例の検討に移り、それが終了していない段階で、自衛権行使の新3要件の議論になった。
 さらにそれも決着しないうちに、国連軍や多国籍軍の戦争にも参加させろという集団安全保障の話にすり替わった。
 あまりに論点がコロコロ変わるので、多くの国民には理解できなかったはず。うっかりしていると、専門家である我々でさえ、これが憲法議論であったことさえ忘れるほどでした」

 論点のすり替えは、与党協議に“正義”がないためだ
 安倍首相は、他国の戦争で母と子が逃げ遅れ、アメリカの艦船に助けられた場合……といった机上の空論を持ち出して議論を混乱させたばかりか、新3要件では、集団的自衛権を否定した1972年の政府見解をねじ曲げた。

 公明党も、国民の生命、自由に「明白な危険がある場合」は集団的自衛権を発動、つまり“戦争をしていい”と追認したが、何が明白な危険であるかは時の政権の考え方次第だ。
 逆にどの場合に行使が認められないかについては、何ひとつ具体例を出さない
 そもそも国民の生命に「明白な危険」があるなら、現行の個別的自衛権で十分である。

 30日、小林節氏も名を連ねる「国民安保法制懇」が、「集団的自衛権行使は立憲主義の否定である」という緊急声明を発表する。

「今さら解釈変更に反対しても遅いという人もいますが、追いはぎや強盗に遭っているのに声を上げないのは、“許した”のと同意になります。
 黙って見過ごすのと、声を上げたけど、張り倒されてとられちゃったというのでは、やっぱり意味が違う。
 多勢に無勢で、恥辱を受けて押し切られたという状況をつくる。
 そうすることで歯止めにもなるし、解釈改憲論者たちは言い訳を始め、ボロを出すのです」(小林節氏)

 1日の閣議決定で「戦争できる国」へ一気に加速する。国民は恥辱を受けても最後まで嫌だと抵抗すべきなのだ。
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決して「党」の責任でなく、決めるのは、一人一人の議員。

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