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もうすぐ北風が強くなる

「政府広報新聞」の熟読で洗脳されている人々

全国紙

 事実が報道されず、足並みそろえて歪曲報道されるために国民が事実を錯覚させてしまっている。
 このブログではいつも、マスコミの捏造する報道がこの日本の国民の認識を歪め、「長いものに巻かれろ」精神と同調圧力につけ込んだ途方もないほどの「世論形成」がなされていることを指摘してきました。
 
 一般庶民の利害においてさえ、一部支配層の利害と混同する日本人。
 マスコミこそが最大の犯罪行為を犯している。

 ほとんど政府広報紙と変わらない全国新聞を、毎日舐めるがごとくに熟読し、テレビよりは文字教養が増すとか、お上と世論が解るなどと錯覚している会社員、公務員、教員など。
 以前から時折見ているブログに「あいば達也」氏がいますが、最近は記事がますます冴えているように感じます。
 以下のマスコミについての論旨には、多くの面で同意、同感するものです。
 ーーーーーーーーーーーー
   全国紙は政府官報 国家が醸成してきた半官半民のガリ版屋  6/16  「世相を斬る あいば達也」

(前半省略)
 日本と云う国が、異様に同一方向に向かう国家、或は民族だと、ワールドカップへの突出した関心度から推し量ったのだが、この国には、速攻で「空気」が醸成されるメカニズムが存在する点について考えてみた。

 結論から先にいうが、メディアの寡占と云うものがすべてのように思えてきた。
 殆ど、独占禁止法の法理に合致した寡占状態なのである。
 日本人は識字率の高さ「世界一」などと云う記憶があったのだが、国連調査によると、日本の識字率は99.0%で、旧ソ連邦の国々の99.9%のレベルには及ばず、世界で23位なのだそうだ。
 いい気になっていた己が馬鹿である。
 これも思考停止の一種で、思い込みによる落とし穴に落っこちたと云うことだ
 貿易立国日本と云う記憶とよく似ている
 ちなみに1位はキューバに続き、エストニア、ラトビア、バルバドル、ベラルーシ、グルジア、リトアニア、スロベニア、ウクライナ、アルメニア、カザフスタン、タジキスタン、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、ロシア、ハンガリー、キルギス、ポーランド、トンガ等々と続き、わが国はドイツ、フランス、北朝鮮、韓国並である。
 嫌韓人種には納得できない結果だろう(笑)。
 蛇足だが、トンガの識字率には驚いた。

 この調査方法には疑問もある。特に99%のレベルに米国が入っているので、この調査の信頼度はかなり落ちる点は要注意だ。
 それはさておき、識字率が世界一だから、国民は新聞を好み、購読するのだな、と云う考えはあっさり打ち消された
 それにしても、これだけ政府広報紙となんら変わらない全国紙を、日本人が好んで読むのか、今にして思えば、かなり奇妙な現象である。
 必ずしも識字率に相関関係がないとなると、その理由が知りたくなる。
 秘密の一端は、日本の新聞の歴史から得られるようだ。そのことは後述するとして、世界的に異様な高レベルな新聞購読率は、単に新聞の歴史からだけ得られるにしては、あまりにも日本人の生活文化に馴染み過ぎている。

 2012年の成人1000人当たりの新聞発行部数を見ると、日本だけが431と突出している。
 概ね、夫婦単位で新聞一紙は購読している勘定だ。
 無論、「嘘つき国家」の「嘘つき広報新聞」なのだから、発行部数にも嘘が含まれるが、各国にも嘘はあるだろうから、率的にはあまり変化ないだろう。
 先進諸国の1000人当たりの発行部数の平均は180~250のレンジなのに対して、日本は431.8部なのである。
 300発行部数に近い国も数えるほどしかない。韓国、オーストラリア、シンガポール、ドイツ、イギリス、北欧諸国などである。(注:ルクセンブルクの部数が700と特別だが、人口48万人公国なので除外した)

 やはり、冬が寒すぎて籠りがちだから新聞を読むと云う理屈からも、日本が該当するかは疑問だ。
 知的国民が多いと云う言説も、ほとんど嘘なのは、日常を見聞きしていればすぐに理解できる。
 江戸時代初期、「大阪の夏・冬の陣」辺りから、既に瓦版が存在していたようだ。
 当時の庶民も立札などに群れ、字の読める人間が読んで聞かせ、尚且つ講釈を加えていたようなので、事実を知る欲求と云うより、噂の源になる面白おかしい講釈の方を好んだようだ。
 つまり、日本人がゴシップ好きだった様子がうかがえる。
 震災や天災の情報紙だった瓦版(読売)はタブロイド紙的な性格を強く持っていた面もある。

 おそらく、島国であったことで、話題が下世話にならざるを得ないほど、退屈で平々凡々な庶民生活があったのだろう。
 また、お上とは「善政」を行うもので、「悪政」と云う概念は、当時の庶民は持っていなかった感じだ。
 士農工商の身分制度が緩やかになったとしても、徳川幕府の権勢は盤石で、庶民が政に過大に興味を抱く環境はなかった。
 ついつい、ゴシップやスキャンダルな方向に、庶民の興味が向くような伝統文化習慣を250年以上続いた江戸幕府によって形成されたのは間違いないだろう。
 当時の日本人の寿命を現在の平均寿命で換算すると、30歳前後になるので、猛烈に早死にだったわけだ。
 蛇足だが、これは生まれて間もなく死ぬ子供が多かった面もあり、金があり、健康に留意する余裕のある支配層の人々は50歳くらいまで伸びている。
 仮に寿命を40年と見たとして、親子代々6世代以上が繰返し、江戸幕府の文化圏にあった点を深く考慮する必要がある。

 先祖代々、6代も遡れば、泣く子も黙る伝統文化になり、民族性に繋がってもおかしくない。それも大きな理由で、筆者は日本人の現在の伝統文化のルーツは江戸幕府時代だと認識している。
 筆者の考えはさて置き、明治初期まで頑張っていた瓦版も、文明開化等々の流れで、新聞と云うものに圧倒され、情報発信の地位を追われた。
 Wikipediaの日本の新聞・歴史を一読すると判るのだが、その地位が紆余曲折はあるものの、政府広報、国民啓蒙と云う宿痾もって誕生したことが窺える。

 つまり、現在の全国紙と呼ばれる「新聞」は半官半民的メデァであり、「宿痾」あっての全国紙であることを認知すべきなのだろう。
 筆者などが、怒り心頭で語る新聞社の記者クラブ体質やジャーナリスト精神など皆無なメディアであることは、当然の帰結なのかもしれない。
 誕生と生育過程に、国家予算が大量に注がれたことに気づけば、記者クラブやその周辺のリーク情報で紙面の7割を超えると云うのだから、まさに「官報」に近い性格を有する。
 それに、スポーツ、芸能、放送関連番組表等々で9割に達し、独自取材報道は1割に満たない。
 その上、新聞紙面の大半が宣伝広告なのだから、金を出してこんなもの購読する奴らの気がしれない

 ところが、”ギッチョンチョン”である。
 新聞を皿でも舐めるように読んでいる人々も想像以上に多い。
 教養人の端くれになる為には、テレビじゃだめだ、新聞、そう活字だ
 これもお上の考えがどのようなものか、知るのが大人のルールみたいに思い込んでいる国民を江戸幕府以降も、大きく流れを変えず、お上は「善政を司る」という印象操作の賜物なのだろう。
 善良にしてステレオタイプな教養人意識が、こういう半端な国民を醸成したのだろう。
 言論人が、新聞社の体たらくを誹り、記者クラブの弊害を口が酸っぱくなるまで語っても馬耳東風で、新聞と放送の分離も、政教分離がなし崩しになっているのと、同義だと思えばいい。

 日本人の意識改革には、どうしてもメディアの修正は必須である。
 方法論は数々あれど、決め手に欠けるものばかりだ。
 一時のアメリカン・デモクラシー国家では、地域特性や得意分野別のメデァの棲み分けがあったが、現状を見る限り寡占化が経済的事情で顕著になってきている。
 アメリカンがジャポニカに近づいてきた稀な例である。

 TPPの手順が進むにつれ、日本企業の大型M&Aが目立ち始めた。ゴールが見えてきたので、一気呵成に、世界業界内でのポジション取りの速度を速めている。
 案外、中世の司法と悪評ばかりの23日拘留代用監獄人質司法まで真似しだすのではないかと危惧する。
 このような宿痾な誤った美名の悪徳のようなデモクラシーモドキを是正する改革は、すべてのシステムの「廃霞が関置藩」が必要なのだろう。
 これに通じるのが、地方主権なのは論を待たない。
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