孫崎:第一原発は既に「深刻な事故」のレベル
2011-03-17
元外務相国際情報局長孫崎享氏のツィッターから
孫崎享氏のTwitterより「東京の住民へ・レベル6または7・制御からはるかに離れた状況・・・」
2011年 3月 16日 時代をみる 原発孫崎享
<「ちきゅう座」編集部>
3月16日 東京の住民へ
東京の住民へ。どうなっているか解らない。政府は影響を恐れて言わない。しかし米軍が厚木の居住者にすら、屋外活動控えるように勧告しているのは根拠なしでないだろう。自らの健康は自ら判断する時。残念ながらここでは日本政府より米軍情報を信頼して屋外活動を控えよう。
3月16日 米軍動向
原子力:米軍動向:15日星条旗新聞、厚木、タウンホール集会での大佐説明1:避難命令は現実にはないと思う2;ある時は国務省より。3:その際は病人、非戦闘員の順。4:屋外での活動控えるようにという勧告は依然有効
3月16日 スポーツ新聞も頼り
原子力:スポーツ新聞も頼り:16日日刊スポーツ「中性子吸収し、再臨界防止 ホウ酸散布」4号機の使用済み核燃料に対するホウ酸散布は、燃料が連続的に核分裂する臨界状態が再び起きるのを防止する目的。原子炉内に比べ使用済み燃料プールは臨界防止設備が十分でなく投入の追加措置が必要。
3月16日 レベル6または7
読売16日:米民間機関ISISは原発事故でIAEA国際原子力事象評価尺度のレベル6または7に相当と発表。4-事業所外への大きなリスクを伴わない、5-事業所外へリスクを伴う、6-大事故、7-深刻な事故。12日の段階では我が国の原子力安全保安院は4と評価、仏原子力安全局長は6
3月16日 制御からはるかに離れた状況
15日ウオールストリートジャーナル、「原子炉(制御の)戦いで後退」の標題。4号機の動向等で、福島第一原子力発電所の災害は制御からはるかに離れた状況。炉は放射能を放出中。更に新たな問題。使用済み核燃料の処理。ここでも温度上昇等 .1,3号機制御中(この時点)。2号機の制御は不明
3月16日 原子力
海外情報の判断。基本的にはすでにチェルノブルに次ぐ大惨事であり、発電所周辺の放射能は明確に人体に害を与えるレベルを超えている。問題は今後の動向。依然事態が悪化する可能性を内蔵している。(1)冷却継続できるか否か。すでに、周辺は人体に支障を与える放射能存在、炉内で2500度超えればメルトダウンを起こす。2号機ではすでに一部メルトダウンを起こしている模様、(3)使用済み燃料が各々の機に保存されている、(4)チェルノブル・クラスには発展しないが一段の悪化は想定、(5)情報提供が不十分、したがって客観的情勢判断できない
3月16日 原子力、外国人動向
15日AP:米海軍、船舶の一部を東日本から西日本に移動。オーストリア大使館(国際原子力機関を有す)は大使館を東京から大阪に移動、ルフトハンザは発着を東京から多都市に移動、米国、自国民に訪日延期を勧告。
3月16日 危険を自衛隊に押し付け
東電と政府一体どういうつもりか。危険を自衛隊に押し付けて。15日読売:安全のはずが命がけ…怒る自衛隊・防衛省、3号機の爆発で自衛官4人の負傷者。「安全だと言われ、それを信じて作業をしたら事故が起きた。自衛隊中央特殊武器防護隊など約200人が、炉の冷却や住民の除染などの活動に従事
3月16日 原子力
14日付FT「仏は自国民に東京を離れるよう勧告」の背景。15日読売:仏原子力安全局局長は福島第一原発事故はIAEA国際原子力事象評価尺度で「レベル6」に当たると述べた。チェルノブイリ原発事故は 「レベル7」、「レベル5」とされた米スリーマイル島原発事故より深刻。
孫崎享氏のTwitterより「東京の住民へ・レベル6または7・制御からはるかに離れた状況・・・」
2011年 3月 16日 時代をみる 原発孫崎享
<「ちきゅう座」編集部>
3月16日 東京の住民へ
東京の住民へ。どうなっているか解らない。政府は影響を恐れて言わない。しかし米軍が厚木の居住者にすら、屋外活動控えるように勧告しているのは根拠なしでないだろう。自らの健康は自ら判断する時。残念ながらここでは日本政府より米軍情報を信頼して屋外活動を控えよう。
3月16日 米軍動向
原子力:米軍動向:15日星条旗新聞、厚木、タウンホール集会での大佐説明1:避難命令は現実にはないと思う2;ある時は国務省より。3:その際は病人、非戦闘員の順。4:屋外での活動控えるようにという勧告は依然有効
3月16日 スポーツ新聞も頼り
原子力:スポーツ新聞も頼り:16日日刊スポーツ「中性子吸収し、再臨界防止 ホウ酸散布」4号機の使用済み核燃料に対するホウ酸散布は、燃料が連続的に核分裂する臨界状態が再び起きるのを防止する目的。原子炉内に比べ使用済み燃料プールは臨界防止設備が十分でなく投入の追加措置が必要。
3月16日 レベル6または7
読売16日:米民間機関ISISは原発事故でIAEA国際原子力事象評価尺度のレベル6または7に相当と発表。4-事業所外への大きなリスクを伴わない、5-事業所外へリスクを伴う、6-大事故、7-深刻な事故。12日の段階では我が国の原子力安全保安院は4と評価、仏原子力安全局長は6
3月16日 制御からはるかに離れた状況
15日ウオールストリートジャーナル、「原子炉(制御の)戦いで後退」の標題。4号機の動向等で、福島第一原子力発電所の災害は制御からはるかに離れた状況。炉は放射能を放出中。更に新たな問題。使用済み核燃料の処理。ここでも温度上昇等 .1,3号機制御中(この時点)。2号機の制御は不明
3月16日 原子力
海外情報の判断。基本的にはすでにチェルノブルに次ぐ大惨事であり、発電所周辺の放射能は明確に人体に害を与えるレベルを超えている。問題は今後の動向。依然事態が悪化する可能性を内蔵している。(1)冷却継続できるか否か。すでに、周辺は人体に支障を与える放射能存在、炉内で2500度超えればメルトダウンを起こす。2号機ではすでに一部メルトダウンを起こしている模様、(3)使用済み燃料が各々の機に保存されている、(4)チェルノブル・クラスには発展しないが一段の悪化は想定、(5)情報提供が不十分、したがって客観的情勢判断できない
3月16日 原子力、外国人動向
15日AP:米海軍、船舶の一部を東日本から西日本に移動。オーストリア大使館(国際原子力機関を有す)は大使館を東京から大阪に移動、ルフトハンザは発着を東京から多都市に移動、米国、自国民に訪日延期を勧告。
3月16日 危険を自衛隊に押し付け
東電と政府一体どういうつもりか。危険を自衛隊に押し付けて。15日読売:安全のはずが命がけ…怒る自衛隊・防衛省、3号機の爆発で自衛官4人の負傷者。「安全だと言われ、それを信じて作業をしたら事故が起きた。自衛隊中央特殊武器防護隊など約200人が、炉の冷却や住民の除染などの活動に従事
3月16日 原子力
14日付FT「仏は自国民に東京を離れるよう勧告」の背景。15日読売:仏原子力安全局局長は福島第一原発事故はIAEA国際原子力事象評価尺度で「レベル6」に当たると述べた。チェルノブイリ原発事故は 「レベル7」、「レベル5」とされた米スリーマイル島原発事故より深刻。
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