もうすぐ北風が強くなる

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プーチン3/18声明:クリミアとロシアの団結

プーチン

   【クリミア】住民投票でロシア編入へ~プーチン大統領声明要旨~  3/19  翻訳「ロシアぶろぐ」氏から

  クリミアとセヴァストーポリのロシア編入に関する条約に署名

ロシア大統領、クリミア首脳部、セヴァストーポリ市長が書類に署名した。
それに先んじて、ウラジーミル・プーチン大統領が連邦議会で登壇し、この決定の理由を説明した。
ウラジーミル・プーチン大統領声明の要旨をリア・ノーボスチ通信社が抜粋する。

  大統領声明の要旨

 クリミアの住民投票について

この問題は極めて重要な、歴史的意味を持っています。
3月17日、クリミアで住民投票が行われました。96%以上がロシアへの再編入を表明しました。
この数字は非常に驚くべきものです。

(※ もうすぐ北風:投票率は83.1%。うち96.8%がロシアへの編入に賛成。)


なぜこのような選択がなされたかを理解するためには、クリミアの歴史を知り、クリミアにとってロシアが、またロシアにとってクリミアがどのような意味を持ってきたか、そして今持っているかを知るだけで十分なのです。
クリミアでは、文字通り全てが私たちの共通の歴史と誇りに貫かれています。
クリミアは、様々な民族の文化と伝統が溶け合っている唯一無二のものなのです。

その点では、クリミアは、何世紀にもわたって一つの民族(エトノス)も消滅せず、溶け込むこともなかった大ロシアに非常によく似ているのです。
ロシア人とウクライナ人、クリミア・タタール人、その他の民族は、その独自性、伝統、言語、信仰を保ちながら、クリミアの地に並んで暮らし、働いてきました
クリミアは、人々の心と意識の中で、ロシアの分かちがたい一部であったし、今もあり続けています。

 クリミア・タタール人と言語について

確かに、クリミア・タタール人に対しては、ソ連の他のいくつかの民族に対するのと同様、激しい不公平の時代がありました。
一つ言えるのは、当時何百万もの異なる民族(ナショナリティ)の人々、何よりも当然ロシア系住民が、抑圧に苦しんできました。
クリミア・タタール人は自分の土地に戻りました。
クリミア・タタール人の復権のプロセスを完了させるような、あらゆる必要な政治的・法的決定がなされるべきだし、彼らの権利や名誉を完全に回復させるような決定がなされるべきだと、私は考えています。
これは彼らの共通の家であり、彼らの小さな故郷です。ロシア語、ウクライナ語、クリミア・タタール語といった、等しい権利を持つ3つの国家語がクリミアに存在するならば、それは正しいことです。

 クリミアをウクライナに編入したフルシチョフの決定について

クリミアはロシアの分かちがたい一部であったし、今もあり続けています。
その前では、時も、状況も、あらゆる歴史的変化も無力なのです。
1954年、クリミアとセヴァストーポリは共にウクライナに編入されました。主導者は共産党中央委員会フルシチョフ委員長個人です。
彼によって推進されたことは、歴史家たちの判断に委ねましょう。問題は密室の中、あらゆる憲法の規範を侵害して決定されました。
人々はただ事実の前に立たされたにすぎません。この決定は形式として受け入れられたということを、私たちは皆理解しています。
当時、ウクライナとロシアが別れるということなど考えられませんでした
劇的情勢の全て(ソ連崩壊―編集部注)を理解していた人は少なかったのです。
多くの人々はCISが国家の新しい形になると期待していました。共通の通貨、共通の経済圏が約束されていたのですから。

しかし、これは全て約束だと確かめられましたが、大国はなくなりました
そのとき、ロシアが感じたのは、ただ盗まれたのではなく、強奪されたということです。
しかし、ロシア自身もソ連崩壊を促進しました。
クリミアのことも、黒海艦隊基地セヴァストーポリのことも忘れられてしまったのです。
数百万のロシア人がたちまちに少数派の民族になりました。

数百万のロシア人が寝るときは同じ国だったのに、起きたら外国だったのです。
ロシア人は世界最大の分裂民族の一つとなりました。
今日、長年を経て、ほんの最近私が耳にしたのは、クリミアに住む人々が91年当時に、ジャガイモ袋のように手から手へと渡されたということなのです。
それに同意するのは困難です。

ロシア国家とは一体何なのでしょうか?そしてロシアは?
ロシアは頭を垂れ、抵抗をやめ、この屈辱を飲みました。
わが国は、当時非常に辛い状況にいたので、事実上、自己の利益を守ることができませんでした。
しかし、人々は許容できない歴史的不公平に屈することはできませんでした。
この年月を通じて、国民も、多くの社会活動家も、一度ならずこの問題を提起してきましたし、クリミアはロシア固有の地であり、セヴァストーポリはロシアの都市だと言ってきました。
確かに、私たちはそれをよく理解しており、心でも魂でも感じていますが、積み重なったレアリアから出発する必要があったし、もう新しい基礎の上に、独立したウクライナと善隣関係を築く必要があったのです。

 ウクライナ情勢について

政変の主な実行者となったのは、ナショナリスト、ネオナチ、ロシア嫌い、ユダヤ人排斥者です―
まさに彼らが多くの点で、今日も、今に至るまでウクライナの人生を決定しているのです。
彼らは一切立ち止まること無く、国家転覆を準備し、政権奪取を計画したのです。
壊滅的侵略、殺人、テロが行われ、その主力となったのがナショナリスト、ロシア嫌い、ユダヤ人排斥者です。
まさに今日、少数派民族の権利を侵害する、言語政策の見直しに関する法案が審議されています。
実際、資金提供者や後見人がすぐに彼らを制止しました。
彼らは賢い人々で、民族的に純粋なウクライナ国家建設の試みが何をもたらすかを理解しています。
法律の存在という事実自体が黙殺されていますが、バンデラの現代の手先が何をしようとしているかはすでに明らかだし、法に適った政権は今に至るまで存在しないということは明らかなのです。
(※ もうすぐ北風:バンデラとは、第二次大戦中ナチスと共にウクライナのユダヤ人虐殺を実行した極右党派。)

ウクライナの合法な政権は現在に至るまで存在していません。話すべき人がいません。
マイダンの戦士(ネオナチ武装部隊)の許可を得た者だけが何人かの大臣に面会できる
のです。
これは冗談ではありません。これは現代の現実なのです。

クリミアとセヴァストーポリの住民は、彼らの権利と生命を守ってほしいとロシアに呼びかけました。私たちは彼らの願いに反応せずにはいられなかったのです。
災難の中に放置することはできなかったのです。そうでなければ、裏切り行為でしょう。

 ウクライナとの関係について

私たちは国境の画定に合意し、事実上、法的に、クリミアをウクライナの領土と認めてきました。
私たちは黒海水域の境界画定といった山積した問題に関し、ウクライナに力を貸してきました。
ウクライナが私たちの良き隣人となり、ロシア語を話す国民が民主的な条件下で暮らし、彼らの法的な利益が保証されると見込んでいました
しかし、状況は異なる発展の仕方をしたのです。

ウクライナとの関係は私たちにとって重要であり、議論の行き詰まりを放置すべきではありません。
次々とロシアの歴史的記憶、時に言語をも奪う試みがなされてきました。
ロシア系住民は、他のウクライナ国民と同様、不変の危機に苦しんできました。
なぜウクライナの人々が変化を期待しているのか、私は理解しています。
それは、政権が彼らをそうさせたのです。本当に嫌にさせたのです。大統領、首相、議員は変わっても、自国の民族への態度は変わりませんでした。
彼らはウクライナを絞り上げ、金の流れをめぐって戦っていたのです。
その際、国民がどんな暮らしをしているか、ほとんど興味がありませんでした


私たちはウクライナと仲良くしたいし、ウクライナが強い国家であることを望んでいます。
私たちにはたくさんの共同計画があり、何が何でも、私はそれらの成功を信じています。
しかし、繰り返しますが、ウクライナ国民自身だけが、秩序をもたらすことができるのです。

 国際法について

ロシア連邦大統領は、軍隊を使用する許可を得ましたが、その権利を行使しませんでした。
確かに、軍の強化を行いました。クリミアは、国連憲章に基づき独立を宣言しました。
ところで、ウクライナ自身、ソ連からの離脱を宣言したとき同じことをしたのです。
ウクライナはこの権利を行使したのに、クリミア住民には許さないのです。
なぜでしょうか?
コソボの前例にも基づいています

一方的な独立宣言の禁止に関しては、国連安保決議から結論は出ていません。
その他に、国際的な慣例は独立宣言の禁止を含んでいません。
これはもうダブルスタンダード(二枚舌)ですし、驚くべき破廉恥行為です。
 全てをこんなにも乱暴に自分の利益に収めてはいけない


再度引用しましょう(コソボ情勢に関するアメリカの声明を―編集部注):「独立に関する声明は国内の法律に違反するが、それは国際法違反を意味するわけではない」。
自ら書き、触れ回り、皆を従わせてきたのに今度は怒るのですね。
クリミア住民の行動は、この説明書にはっきりと一致しています。
なぜか、コソボのアルバニア系住民には良いのに(私たちは彼らに尊敬の念を持っていますが)、クリミアのロシア系住民、ウクライナ系住民、クリミア・タタール人には禁じられるのです。

もしクリミアの自警団が状況を管理下に置かなかったら、あそこでも犠牲が出ていたでしょう。
なぜ犠牲が出なかったかご存知でしょう?
民衆とその意志に反して戦闘を行うことは難しい、または事実上不可能なのです。
私は流血を起こさず、血を浴びなかったウクライナ軍の兵士に対して感謝したい。
アメリカをはじめとした、私たちの西側のパートナーたちは、国際政治で強い者の権利に従うことを好みます
彼らは自らの優位性を確信しており、彼らだけが正しいのだと思っています
そこかしこで、独立国家に対して武力を適用し、国際組織から必要な決議をたたき出したり、またはそれらを完全に無視したりしています。
ユーゴスラヴィアでもそうでした。

アフガニスタンも、イランもそうですし、リビアに関しては国連安保理決議のあからさまな違反でした。
操作された一連のカラー革命もありました。それらの国の人々が、圧政、貧困、前途のなさに疲れきっていたことは理解できます。
しかし、それらの感情が無恥にも利用されたのです。
結果として、民主主義と自由のかわりに、一連のテロ行為がやってきました。
アラブの春はアラブの冬に変わったのです


 国際的な制裁について

私たちは制裁に瀕していますが、私たちはむろん一連の制限の中で暮らしています。
悪名高いロシア抑止政策が、今日も続いているとするあらゆる根拠を私たちは有しています。
私たちが偽善的ではなく、自分の手柄にしないがために、私たちは常に隅に追いやられようとしています。
しかし何事にも限度があります

今、ヒステリーをやめ、冷戦のレトリックを拒否し、ロシアには考慮し尊重しなければならない国益があるのだと認めることが必要です。
私たちのクリミアでの措置に理解を持って歩み寄った全ての人に、私たちは感謝の念を持って接するでしょう。
クリミアを巡る状況を、完全なる歴史的な視点で見てくれた、中国首脳部に感謝します。

 ウクライナ分割について

私たちは国を分割しようとした人々とは違い、ウクライナの領土的一体性を常に尊重しています。
現在の国民の対立は、完全にそういう人々の責任です。
あなた方をロシアで脅したり、クリミアに他の地域も続くなどと叫んでいる人々を信じないで下さい。私たちはウクライナの分裂を望んでいません
私たちにはそれは必要ありません。
クリミアは長年そうであったように、そこに住む全ての民族にとっての生家となるでしょう。
しかし、クリミアはバンデラのものには決してなりません。
クリミアは私たちの共通の財産です。それは戦略的地域であり、事実上、ロシアという堅固な主権の下にあるべきなのです。

 NATOとの協力について

私たちはNATOとの協力に反対ではありませんが、私たちは軍事組織が私たちの垣根の付近に、私たちの歴史的領土に跋扈することをよしとしません
私たちがセヴァストーポリのNATO海軍兵に招かれて行くなどということは、私は想像できません。
彼らは素晴らしい人々ですが、我らがセヴァストーポリに来てもらう方が良いでしょう。

 国家の一体性について

まさにこういった転機にこそ、国家の成熟が現れます。
ロシア国民も、同胞を支えてそのような成熟を示しました。
ロシアの強さ数百万の人々の意志に基づくものであり、国家の一体性に基づくものです。
私はこの気運に対し、皆に感謝申し上げたい

西側の政治家の中には、制裁だけでなく国内の状況が悪化するぞと私たちを脅してくる人がいます。
彼らが何を視野に入れているか知りたい。
第五列(スパイ)の行動でしょうか?私たちはそのような宣言を、攻撃的なものとみなしており、彼らに対しては相応の形で反応するでしょう。
私たちは文明世界がそうしているように、自ら善隣関係を築くつもりです。

私たちは私たちのパートナーたちと衝突しようとは一切していません。それは東も西もそうです。
住民投票で問題提起したクリミア住民のことを、私は極めて率直に、はっきりと理解しています。
確信を持って言えるのは、クリミアの指導部は、問題を形にして、集団的利益の上に立ち上がったのです
彼らは人々の根本的な利益を重要視したのです。
住民投票は公開で、クリーンに行われました。
クリミア住民ははっきりと自らの意志を示しました
彼らはロシアとともにあることを望んだのです。

ロシアもまた、難しい決定を下さねばなりません。
ロシアの人々の意見はどうでしょうか?
様々な視点がありますが、圧倒的多数の国民の立場は明らかです。
95%の国民が、ロシアはクリミアに居住している人々の利益を守るべきだと考えています。
民衆だけがあらゆる権力の拠り所なのです


 2つの新たな連邦構成主体について

クリミア共和国とセヴァストーポリ市という2つの新たな連邦構成主体のロシアへの編入に関する憲法的法律を連邦議会に提出し、審議を要請する。
また、クリミア共和国とセヴァストーポリ市のロシア連邦編入に関する準備条約の批准を要請する。
皆様の支援が得られるものと思う。
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://bator.blog14.fc2.com/tb.php/2209-83efb86e

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (174)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。