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災害、事故で私たちの命を守る3つのこと

 名取川津波

 地震について地学、地球物理学では活動期と静穏期という概念がある。
 現在、日本列島はほぼ全域で大地震の活動期に入りつつある。
 2005年国会の石橋克彦教授証言「原発震災、浜岡から全ての核燃料撤去を!2005年石橋証言

 戦前から続いた静穏期は終わり、既に活動期に入っている。
 地震だけではない。
 地球は地圏、水圏、気圏の一体であり、太陽活動と連携している。
 地震、噴火、異常寒波、大干ばつと洪水など地球物理全般にわたる活動期と考えるべきである。

 少なくとも、かつてのサイクルと異なるのは生活全般の高度化である。
 冬でも室内は薄着になり、食料ははるか遠くからの物流によっている。
 食料と工業原料はほとんどが海外からの輸入である。
 頑丈な5階建てがせいぜいだった建物は超高層が乱立し、地下と高架の交通網。
 鉄道のすばらしい速度は、同時に全滅速度でもある。航空機は言うまでもない。

 これらの施設高度化は自然環境の災害と重複することで思いもよらぬ大災害に発展する。
 密集した大都会の震災としては阪神大震災がある。
 東日本大震災はその教訓が生かされて地震そのものの被害は大きくなかったが、大津波には無力だった。
 最も甚大な今だ収束の手立てもないのは原発事故である。
 地震で原発が事故を起こす「原発震災」となってしまったからである。

 原発震災と今回の豪雪災害で明らかになってしまったことは、政府は何も頼りにならないこと。
 マスコミは不安を煽りそうな情報は過剰抑制し、テレビ依存の政府は危機対応が大巾に遅れるということ。
 NHKを先頭にマスコミの過剰抑制は原発事故では現地の避難を遅らせて、住民の被曝を増大させ、今も危険地域に日常生活を強制している。
 今回の豪雪では想定される危険を報道せず、死者を増加させている。
 政府が眠ったままで、新潟県は独自に除雪救援に入っている。
 これは無能な政府が指示のないなかで経費負担の保証もなく、決断せざるをなかったはずである。

 事故や災害などの緊急事態に対するマスコミとりわけNHKと政府の対応はますます低下している。
 後進国以下の対応しかできないと思って、私たちは自分を守らなければならない。

 「津波てんでんこ」の考えを教育し、あの大津波を全員無事で避難しきった小学校と中学校に学ばなければならないだろう。
 小さな事故、小さな災害と思えても、その実態は報道されず、車内アナウンスもされず、全員丸焼けになる可能性がおおいにある。石勝線の特急全焼事故や韓国地下鉄火災がよい例だ。
 そのとっさの判断と対応が私たちの命を守る。

 一見小さな異常に見えても「津波てんでんこ」の精神が重要だ。
 それと「危険を誤魔化す同調圧力と正常圧力
 
 「みんな逃げないから逃げなくても大丈夫だ」
 「みんな大丈夫と言ってるから大丈夫だ」
 「みんなじっとしているから大丈夫だ」
 普段からこんな考え方、感じ方をしている人は改めたほうが良い。
 そして身近にこうした人がいたら、非常時には何も期待しないほうが良い。 

 埋まった車
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
   巨大災害の中で、少しでも助かる確率を増やす3つの方針とは  2/18 「Darkness」から抜粋 

世界各国を襲っている異常気象は日本にも到達している。
 (略)

あらゆる観点から見て「異様な時代」に突入している

今のところ、多くの被害を「局地的」に出しながらも、人類は何とか対処できている。しかし、いずれ対処できなくなる時代がやって来る。
そのうちに良くなる」「そのうちに誰かが何とかしてくれる」という社会ではなくなるのだ。

「どうにもならない時代がやってきた」と、覚悟しなければならないほどの凶悪な災害に見舞われるようになっていく。
いろんな災厄が次々と襲いかかって、下手したら人間の社会システムが維持できなくなるのではないか考える人が多くなっているが、それは突拍子のない考え方ではない。

明確に、世界が瀬戸際になりつつあるのである。

これほどまで自然災害が巨大化した時代はないし、これほどまで人口が増えた時代もないし、これほどまで自然破壊が進んだ時代もない
現在は、あらゆる観点から見て「異様な時代」に突入している。

自然災害が次々と襲いかかってきて、最終的には人間社会がカタストロフィにまで行き着くと思うのは、もう「既定路線」に入ったように見える。
だから、地球規模でどんどん拡大していく自然災害を前にして、私たちはいろんな意味で、覚悟しなければならなくなった。災害と言えば「一過性」のように捉えるが、災害に見舞われた後の後遺症は一過性ではない

少しずつ少しずつ、地域の復旧ができなくなり、インフラも社会も壊れたまま放置されて地域社会が壊死するような状態になっていく。

危険から目をそむけ、「正常な状態が続く」と勘違い

ところで、こういった危険な事態になったときに助かるには、どうしなければならないのか。心理学的に言えば、3つのシンプルな指針がある。

(1)正常性バイアスに捕らわれない。
(2)愛他行動を起こさない。
(3)同調バイアスに捕らわれない。

心理学的な専門用語を言われてもあまりよく理解できない人が多いと思う。
これを噛み砕いて言えばこういうことになる。
何があっても助かる決意をしている人は、非常事態になったときには、しっかりと肝に銘じて欲しい指針だ。

(1)今が正常だと思い込まない。
(2)非常時には他人を助けようとしない。
(3)みんなと同じ行動をしようとしない。


多くの人が、今の時代の空気を嗅いで「どうも大災害がやって来そうだ」と思う。
致命傷になるのは、豪雨なのか、干魃なのか、猛暑なのか、酷寒なのか、あるいは大地震なのか、大津波なのか、大噴火なのかは誰にも分からない。

しかし、何かとてつもない破滅的な災害が目の前にやってきて、自分の身が危険になる可能性は高い。

だからこそ、(1)の心構えが重要になってくる。今が正常だと思い込んではいけないし、楽観的に感じてもいけない。
「何かとてつもないこと」が襲いかかってくるのだから、自分が巻き込まれてしまうと覚悟して備えていなければならない。

危険から目をそむけ、「正常な状態が続く」と勘違いするのが、「正常性バイアス」である。
多くの人が不安を抱えながらも「何とかなる」と思い込もうとするのは、今の生活が崩れ去ることが恐ろしいからだ。
しかし、現実を直視するのであれば、まず「終わりが来る」と認識しなければならない。

巨大災害の渦中で最も危険なのは、何もしない他人

そして、ここからが重要なのだが、いったん危険が迫り来るのを察知して、自分が巻き込まれていると認識したら、認識できない人たちを助けようと説得したり、議論をしてはいけないということだ。
他人を説得しようとしても、危機を捉える感受性があまりにも人によって違うし、絶対に正常性バイアスから抜けだそうとしない人も多い
(※ もうすぐ北風:大川小学校の場合はあきれて事故判断で避難したのは3分の1。)

そのときは、他人を説得しないで自分だけを助けなければならない。他人を助けようと時間を食って自分が死ねば元も子もない。
緊急事態に陥ったら、「他人を助ける=愛他行動」を起こしてはならない。自分が助かることに全力を尽くさなければならないのである。

巨大災害の渦中で最も危険なのは、実は「何とかなるだろう」という「事なかれ」「先延ばし」「根拠なき楽観主義者」と一緒にいることだ。

事なかれ主義者は、みんなが淡々としているから、自分も何もしなくてもいいと思う。
何の根拠もなく、何とかなると思って何もしない。
実はこれで多くの人がまとめて死ぬ

災害が起きたとき、常識を働かせないでみんなと同じ行動を取る人が多いが、それは他人に判断力を預けているのと同じだ。自分で何も考えていない

これを「同調バイアス」あるいは「多数派同調バイアス」と呼ぶ。「事なかれ主義者」の無意味な楽観に流されてしまうのである。

「みんな逃げないから逃げなくても大丈夫だ」
「みんな大丈夫と言ってるから大丈夫だ」
「みんなじっとしているから大丈夫だ」


助かる方法は以下の3つのルールを厳守すること

スマトラ沖大地震のときも、津波が来ると思った人たちは速やかに海岸沿いから離れるか高いところに避難した。

しかし、逃げている人たちを笑い、「逃げなくても大丈夫だ」とイスに座って海を見ていた人も大勢いた。「みんな大丈夫と言ってるから大丈夫だ」というわけだ。

2004年12月26日の大地震・大津波で亡くなった人は20万人。この中で、最初から必死で逃げていれば助かった人たちも多い。

大丈夫だとのんびりしている人たちを見て、自分ものんびりして、やっぱり駄目だった人も相当数いるのである。

他人と同じようにしていれば助かるというのは幻想だ
自分が逃げたほうがいいと思えば、他人と同調していないで逃げておくほうが素直でいい。

もう一度まとめる。非常事態になったときに、助かる方法は以下の3つのルールを厳守することだ。

(1)今が正常だと思い込まない。
(2)非常時には他人を助けようとしない。
(3)みんなと同じ行動をしようとしない。


他人に左右されないで、自分で考えて自分で行動する、という常識的な行動が、結局のところ助かる方法なのだろう。
もちろん、世界の破滅がいつ来るかなど分からない。
しかし、そろそろ準備が必要だと思わないだろうか?

スマトラ地震津波
スマトラ沖地震でも、逃げないでわざわざ海側に見に行った人間もいた。
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コメント

ネットしていませんでしたら周囲のように放射能問題も政治も関心持たなくて日常を過ごしていたでしょう。デモ参加する、国会議員に電話、FAXで陳情する、放射能の食物を懸念と同時に周囲に知らせる、正直3.11以前には想像できませんでした。TV、新聞信じるB層でしたから。
こちらをはじめ多くの個人のブロガーさんのおかげですが秘密保護法可決、ブロガーも処罰の対象にで閉鎖等されて情報取得が難しくなってきました。

Re: タイトルなし

私も同じですよ。
2009年政権交代前の小沢事件からマスコミを信じなくなり、そこに原発事故でした。
Netで情報を選ぶようになりました。
私の周りもインターネットで情報を得ている人はほとんどいません。
男は携帯メールさえしない人がほとんどです。
Netで情報を得る人は今もほんの僅かで、この情報の格差というか、溝は大きく深いです。
ほとんどの人は民放は信じなくても、NHK報道を信じていますよね。
無意識にそれが世の中でみんなの空気かと思わされている。特にテレビが怖いです。
この「溝」が実に困ったものです。

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