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工藤函館市長、大間原発の建設差し止め訴訟を正式表明

  函館市長
 ブログに載せるのが遅れましたが、函館市が大間原発の建設差し止め訴訟を正式表明しました。
 前例のない訴訟なので、当事者資格からの裁判所との闘いになると思われますが、この原発問題に光をあてる正しい行動と思います。
 工藤市長の勇気と行動力、住民の健康と命を守る責任を果たすその決意を讃えます。
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   大間原発差し止め正式表明 北海道・函館市長、来月にも提訴  2/13  北海道新聞

 【函館】青森県大間町で建設中の大間原発をめぐり、函館市の工藤寿樹市長は12日の記者会見で、国と事業主体の電源開発(東京)を相手取り建設差し止めなどを求める訴訟を3月にも東京地裁に起こすことを正式に表明した。
 市は27日開会予定の定例市議会に訴訟の関連議案を提出する。最終日の3月26日に議案は可決される見通しで、工藤市長は「その後、速やかに提訴する」としている。

 訴状案の概要などによると、函館市は大間原発から最短23キロの距離にあり、「事故が起きれば壊滅的な被害を受ける」と強調。人に生命や身体などの安全が保障される「人格権」があるのと同様、自治体にも崩壊を回避し、存続を図る権利があると主張した上で、電源開発に対し原発の建設と運転の差し止めを求め、国には電源開発に建設停止を命ずることと原子炉設置許可の無効確認を求めている。

 原発をめぐり自治体が国と事業者を相手に起こす全国初の訴訟となる。

 東京電力福島第1原発の事故後、国は事故を想定した避難計画策定など防災対策を重点的に行う地域(緊急防護措置区域=UPZ)を原発から30キロ圏内と定めた。

 工藤市長は会見で「UPZ圏内にある函館市に対し、説明会が一度も開かれていない。こんなやり方は受け入れられない」と、訴訟に踏み切る理由を説明した。
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