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細川氏2/1新宿:命と暮らしを守るために

 細川新宿アルタ

   細川 護煕 街頭演説 2/1 新宿アルタ前  書き起こし「銅のはしご」氏から

 皆さん,こんにちは。お忙しいところ,寒い中を,大勢の皆様方に,こうして耳を傾けていただきまして,本当に有り難うございます。
 今日も小泉さんと共々にお訴えに上がりました。
 この選挙もあと半分あまり残すだけでありますが全力で,今,選挙区を廻ってお訴えを続けているところです。

 私は実は15年ほど前に政治の世界を退いて田舎へ引っ込んで,画を描いたり本を読んだり草取りをしたり,のんびりと過ごしてきました。
 しかし,どうも最近,世の中が色々と,おかしい。だんだん心配になってきた。
 そういう中で,申し上げたいことは,色々心配になってることは沢山あるんですが,特にその中で最近気になったことが,1つ,あります。

 それは,原発をエネルギーの基幹電源としてエネルギー政策の中で位置付けていく,エネルギー基本計画の中で,そのように原発を位置付けていく。それから,原発を再稼働するという方向も打ち出しました。
 とんでもない。

 未だに事故の究明も為されていない。(汚染水の)垂れ流しも続いている。大変な災厄を,海外にも及ぼしている
 本当にそういう中で,原発を再稼働なんかして,いいのか。核のゴミ,捨てる所だって無いんです。
 これは,原発を再稼働するなんていうことは,あるいは原発を基幹エネルギーとしてやって行くなんてことは,これは国家存亡の問題です。国家存亡にかかわる問題です。(聴衆・拍手)

 もうこんな街頭演説を宣伝カーの上に乗ってやるなんてことは,二度とやるまいと思っておりましたが,やっぱりここは仕方がない。
 腹を決めて立ち上がって,このおかしな世の中,不条理と闘って行かなきゃいかんのじゃないか。小泉さんも「 そうだ 」 背中を押していただいて一緒に闘って行こう。
 毎日,何回も街宣車に乗って。(小泉さんも)総理の時にやられたことは,ないって言うんです。こんなに沢山街宣車に乗って(街頭演説を)やられたことは。それでも,こうやって,私にホカロンまで沢山配っていただいて,ラクダの下着まで...
 ラクダの下着って,ご存知ですか。そんなもの,少し(上の)世代の,年配の方しかご存知ないかも知れない。そんなものまで色々気配りをしていただいて,ほんとに有り難いことだと思います。
 これはもう身体を張って命懸けで頑張らなきゃ,しょうがない。そう思って,立ち上がりました。(聴衆・拍手)  

 最初の出馬表明の記者会見に至るまで,ほんとに私は,迷いに迷いました。  のんびりした暮らしをしてて,何もこんな所へ出てきて,いい歳してボロクソに叩かれて,ロクなことはないことは分かってます。
 しかし,黙っていられない。とにかくここは,闘わなきゃいかん。そういう気持ちで出てきたわけです。(聴衆・拍手)

 その記者会見の時に聞かれました。「あなた,今度の次の時のオリンピックの時は80歳になってる」
 「いいじゃないか。それが,どうした」と,私はそう言ったんです。その時に私は,サミュエル・ウルマンという人の詩を引いて,こう言いました。
 サミュエル・ウルマンの詩というのは,多くの方,ご存知の方いらっしゃるかと思いますが,(詩 ;「青春とは」)「歳を重ねただけで 人は老いない 理想を失った時に 初めて老いがくる」 それは,その通りでしょう。
 私も素晴らしい言葉だと思います。

 しかし,私はそれに,もう1つ,付け加えて申し上げたい。
 世の中のおかしいと思っていること,間違ったこと,正しくないことに,不条理に対して,闘う気概を持っているかどうか。
 それが一番の若さを測るバロメーターだ
ということです。(聴衆・拍手)

 18歳でも20歳でも,世の中の間違ったこと不条理なことに対 して闘う気概を持っていない若者もいる。
 しかし逆に80歳でも90歳でも(不条理なことに対して闘う気概を持つ人がいる)。
 昨日,(瀬戸内)寂聴さんが来られて,もう何日間か,2日か3日間,車の傍に立って街頭演説をしていただきました。
 92歳ですよ。「あなたなんか,まだ76歳。まだチンピラだ」と言われた。(聴衆・爆笑) 小泉さんも私も,チンピラ扱いだ。
 世の中の不条理に対して,断固として闘う気概を持っておられる。素晴らしい。そういうお年寄りの気力・勇気・気概。覚悟を決めておられる。
 覚悟決めなきゃ,こんな所に出て来られませんよ。
 槍でも鉄砲でも,持って来い。私はそんな気持ちで,今ここに立っているんです。(聴衆・拍手)

 色んな脅かしが,ある。色んな中傷もある。色んな“あること無いこと”じゃない,無いこと無いことがほとんどなんだが,まあ,そんなことは,どうでもいい。来るなら,槍でも鉄砲でも来るがいいという感じなんですが(聴衆「頑張れ!」)それはともかくとして,そういう覚悟を持ってここに出て来ました。

 今,東京の抱えている問題というのは,言うまでもなく様々です。
 それは,1千3百万人の都民が暮らしておられるんだから。
 介護・医療あるいは教育・障がい者のこと,様々な問題があります。
 そういう中で,例えば都民の皆様方の大きな関心は,直下型の地震が来たらどうするか。そういうことは実は全部,東京の都の職員の方々が今まで長年かけて作り上げてこられた,練り上げてこられた「 2020年の東京 アクション・プログラム 」とか,あるいは「地域防災計画 」とか,これ素晴らしいものです。
 そういうものの中に,ほとんど尽きていると言ってもいい。
 要は,そういうものの中から優先順位を付けて,どれを選んでスピードアップしていくか。誰がやったって,ほとんど変わらないんです。

 しかし,そういうものの中で,私が少し付け加えて言うならば,例えば,災害の問題については「水と緑の回廊」ということが(上記計画に)書かれています。
 江戸時代,東京は「 水の都 」と言われました。
 そういう水の機能あるいは緑の機能というものを,充分併せ考えながら,この首都の災害と景観を考えていく。
 これはやっぱり素晴らしいことだと思います。そういうものは積極的に進めていかなければならない。
 もちろん,先ほど申し上げた「地域防災計画」そういうものの中に,木造密集住宅の対策,あるいは帰宅困難者の話とか不燃化の対策とか,全部そういうことが盛り込まれている。
 優先順位を付けて,そういうものはしっかりと進めて行きたいと思っている処です。(聴衆・拍手)

 あるいは高齢者,少子高齢化の問題。この問題も色々な観点から着実に進めて行かなければならない。世界の首都の中で,大きな大都市の中で,東京が一番,少子高齢化が進んでいる。
 これは,大至急取り組んで行かなければならない課題であることは,間違いありません。

 高齢者の方々が住む場所がない。あるいは,そういう施設が足りない。
 そういう問題については,都の管理している資産,そうした物の中にも活用できる場所がまだまだ色々あると思います。
 そうした物を精査して,できる限りそういう方々の入る所を確保していくということは,当然これは考えていかなければならないことだと思いますが,大事なことは東京砂漠と言われる所で,独りきりの寄る辺のないお年寄りが寂 しい思いで亡くなっていかれるような事態を少 しでも減らしていくためには,かつて「隣組」というものがありました。その「隣組」のようなシステムというものを,お互いに助け合って行くシステムを,行政 も支援をして,そうしたネットワークというものを作っていくことができるならば,それは,そんなにお金のかかる話じゃないと思います。
 そういうものを,できる限りスピードアップしてネットワークを確立をしていく。そういうことができるならば,お年寄りの方たちにも,大きな安心感を与えることができるのではないか。

 それからもう1つは,待機児童の問題が大きな問題です。今8千人とか言われますが,実数はその3倍とか4倍とか言われている。
 その問題は取りも直さず女性の社会進出の問題と裏表の問題です。
 安心 して子どもを預ける所が なければ,女性は社会に出て仕事に就労できない。
 ですから,どうやってそういう場所を増やしていくか。これも先ほど申し上げた高齢者の問題と,同じ側面もあるんですが,都の持っている資産を有効に活用 していくということもあるでしょう。
 あるいは保育士などの資格を持っている人たちの就労の支援をサポートしていく,ということもあるでしょう。
 待遇の改善なども,その中に含まれると思います。

 とにかく,女性がどれだけ多く安心して子どもを預けて仕事に就けるか。そのことによって日本のこれからの,日本の社会の活力が全然違ってきます
 私は,具体的に 1つ,名案として考えられるのは,今.都の担当の部局。だいたい女性が半分ぐらいは既にそういうポストに就いているんですが,もっと増やしてもいいんじゃないか。
 3分の2ぐらい,その担当部局の職員が,スタッフが女性になったら,身近な問題と して良いアイディアが次々と出てくるんじゃないか,と。小さなことなんですけど,私は実は,現実的にはとても良いアイディアをいただける,とても良いことではないかと思っております。(聴衆 ・拍手)
 そんなことも色々考えながら,これ方から進めて行きたい。

 もう 1つ,皆様方が大きな関心を持っておられるのは,おそらくオリンピックの問題だと思います。パラリンピックの問題だと思います。
 私は当初はオリンピック・パラリンピックを今,東京で開催するということついては,ちょっと気の重いものを感じておりました。
 東日本であれだけの災害があった。
 福島でああいう大きな事故があって,未だに仮設住宅で暮らしておられる方は30万人を超えてるんです。福島から 5万人を超える方々が県外に出て,暮らしておられる。
 家を失い,田畑を失い,仕事を失い,学校にも行けない。そんな方々の苦しみを考えた時に,東京でオリンピックをして,それで済むんだろうか。いいんだろうか。
 そういう重い気持ちを持ってきました。そんなに慌てることはないんじゃないかという気持ちがあったんですが,しかし,東京でとにかくオリンピック・パラリンピックをやるということが決まった。決まったからには,私は180度考え方を改めました。(聴衆・拍手)

 と言うのは,2020年までの,あと6年余りというものを1つの期限として,タイムリミットとして,これから東京が,どうやって新しい首都として発展をして行くか。
 また,その東京が牽引力となって日本全国を引っ張って行くか。1つの目標の期限を設定して様々な問題に取り組むということも,決して悪いことではないんじゃないか。
 むしろそれを良い方向に転換してやって行くことを考えた方がいい。

 今度のオリンピックは,昨日だったか一昨日だったか記者会見でも聞かれたんですが,色々な施設の問題についても尋ねられました。当然のことだと思いますが。「8万人入る代々木の施設はどんな感じがするか」と。
 私は,前回( 2012年 第30回夏季 )のロンドンのオリンピックでは,持続可能なオリンピックというものがスローガンとして採用されたんですが,東京もその精神を継承していくべきだと思っている,と申しました。
 何故か。今までのオリンピックのように,施設を,大きな贅沢なものを沢山造っていくということでは,これから後にオリンピックやる国が 出て来なくなっちゃうんです。
 アフリカの国や沢山色々な所でオリンピックやってない所が沢山ある。そういう国々が皆何処も此処も,8万人の大収容施設を造るというようなことは,皆財政が大変な状況なんですから,できるわけがない。

 だから,持続可能なオリンピックというスローガンを掲げて前回のロンドンは,やりました。
 私は東京も,そのスローガンそのまま引き継いだらいいんじゃないか。持続可能な,先々色んな国でオリンピックができるような,精神を引き継いでいったら良い。
 そしてできるだけ簡素でコンパクトで,しかし環境に配慮した
,おもてなしの心に溢れた,オリンピックをしていくということが,世界の人びとにより喜んでもらえる一番良い方向ではないか。
 そして今度のオリンピック,6年間のあいだに現発の電力を一切使わない。(聴衆 ・拍手) 自然エネルギー,再生可能エネルギー,分散型のエネルギー。バイオマスとか風力とかそうした電力を使って,選手村でもあるいは競技の施設でも,全部それで賄っていくんだと。
 私は,それが決して実現不可能な夢だとは思いません。(聴衆 ・拍手)

 それが実現したならば,素晴らしい。世界中の国々が,日本のそのオリンピックに感動するでしょう。
 そして日本はこれから,それをきっかけにして世界に飛躍して行くんだということを考えたら,これは世界に衝撃を与える話だと思います。(聴衆・拍手)
 それは決して,実現不可能なものではない。絶対に確信を持って,実現できる。今の日本の技術を以ってしたら,実現できることだと私は思っております。

 それから,東北のことを,やっぱり,忘れるわけにいかない。
 私は今度のオリンピックは,“東京・東北オリンピック”という名称の下に(開催したい)。
 どれだけのことができるか分かりませんが,オリンピックの3大ムーヴメントと言うのは,スポーツだけではない。文化,環境,そうしたものも,そのテーマに含まれております。
 色々な様々なイヴェントを通じて,あるいは環境への問題を通じて,東北やその他多くの地域とも,特に東北の地域と,恩恵を分かち合えるような,そうしたオリンピックにしていかなければならない。(聴衆・拍手)

 私は,例えば福島から風力発電の電気を持ってくることだってあると思います。今これだけ蓄電の技術が進んでいるんですから。
 色んなエネルギーを,バイオマスや(その他の技術で)東北で(つくり )東京で蓄積をして,それをそういう施設で活用することもできるでしょう。色んなことが可能だと思います。(聴衆「頑張って!」)

 もう1つ気になることは,何かどうも喧嘩腰の外交で彼方此方の国と摩擦が起こっている。平和の祭典というオリンピックが,それで上手く運べるのかどうか。 
 外交の問題は国の専権事項でありますから,とやかく申し上げることじゃないけれども,しかし,そこの処はどうもひとつ,くれぐれも気を付けてやっていただきたいなと,そういう強い希望を持っているところです。(聴衆・拍手)

 外交は東京の問題じゃあ ありませんが,しかし例えば,私が知事になったら,そういう(摩擦の起きている)国々とPM 2.5の話でも何でもいいんですけど,北京とかソウルとか3都市間のトップでサミットを開いて,その対策を話 し合うなんてことだって,1つの外交の良いテーマじゃないか。(聴衆・拍手)

 色んなことが考えられると思うんですね。そういうことを,ぜひ,やっていきたいものだと,そう思っております。(聴衆 「頑張れ!」)

 今度の東京の都知事選挙は,「原発なんかテーマ じゃない」と「エネルギーをテーマにするのはおかしい」と,そう言う人がおりますが,とんでもない。そんな話は,おかしいと私は思います。
 冗談じゃない。

 あの福島の事故の後,さっきも申し上げたように,福島から沢山の人たちが県外に出られました。東京にも沢山の方々がおられる。
 あの事故の後,東京の一部では水が止まりました。停電にもなりました。外国人も皆,逃げ帰っちゃった。それが都政の問題じゃないと言うんでしょうか。
 とんでもないことだ
と思います。
 あれだけの事故を起こして,原発や核のゴミの話は,全部,地方に任せて,東京はいつまでも美味い汁だけ吸ってて,それで済むか。(聴衆・拍手)
 これは正に,都政の問題でしょう。(聴衆・拍手)

 東京の知事の第1の任務は何か。都民の命と暮らしを守ることじゃないですか。(聴衆・拍手)
 原発事故がひとたび起こったら,とんでもない災厄を引き起こすんです。
 日本だけじゃない。世界中に,アジアを含めて世界中にその災厄を及ぼす,迷惑をかける。今でも迷惑かけてるんです。

 ほかの問題はどの候補者がやったって,みんな大して違いはありませんよ。  東京都がさっきも申し上げたように「2020年 アクション・プログラム」とか都庁の方々が職員の方々が知恵を絞って,色んな素晴らしい,良いプランを出している。その中で,優先順位を付けてどうやってやっていくか。それを進めて行くだけのことです。誰が知事になったって大して変わりはない。

 しかし,原発の問題だけは違うんです。
 これ,金に換えられない。命の問題だから
。(聴衆・拍手)
 それこそ,最優先で知事が取り組むべき課題じゃないでしょうか。(聴衆・拍手)

 私は,震災の後ずっと,東日本の方に出向いて「瓦礫を活かした森の長城プロジェクト」というものを,やってきました。
 震災の後,なかなか放射能のくっついた瓦礫を引き受ける自治体がない。九州までトラックで運んでって,突っ返されたり,色々ありました。
 だけど,これは,そんなにお金をかけて遠くまで持って行かなくても,そこにある瓦礫はそのまま土と混ぜて 5m,6mのマウンドにして,そこに,その土地その土地の植生の木を,椎(シイ)とか椨(タブノキ)とか樫(カシ)とか,色んな種類の木 ,20種類ぐらい今植えているんですが,そこに木を植えていく。
 その木が15年,20年経ったら,ここにあるような大きな木になって,立派に,次に何時やって来るか分からない津波や震災に対して,大きな防災効果を,必ず果たしてくれる。

 実際に今度(の震災時)でも,根の浅い松とか桜とかは,かなり手痛い打撃を受けましたが,その土地その土地の自然の植生の椨(タブノキ)という木(の根)は5mも6mも地面に入っていくんです。
 瓦礫に纏わりついて瓦礫を抱いて,地中深く5m,6m入っていくものですから,東北の方でも,ずいぶん椨(タブノキ)は,残っています。
 そういう木を中心に,しっかりと樹木で以って防災の機能を果たしていくようなマウンドを造っていく。 それは非常に大 きな効果を持ってくれるだろう。
 10年間かけて,9千万本の木を植えて行こう。壮大な計画です。(聴衆・拍手)

 今その計画に取り組むためには,私は福島にも何回か行って,その仕事を進めて,そのヴォランティアの活動をやってきました。
 そういうプロジェクトを通じて,福島の彼方此方を歩いて,本当に,福島の災害は,酷い。
 身を以って感じてきたから,この原発と断固として闘わなきゃいかん
 そういう思いがますます強くなってきたんです。(聴衆・拍手)

 これから厳しい闘いがありますけれども,私は20年前 に日本新党を立ち上げた時のことを思い起こします。
 もう日本新党と言ったって,覚えている方,あんまりおられないかも知れない。
 まだ生まれてなかったという方々も,この中には沢山おられるかも知れませんが,1992年のことです。
 私は,たった1人で,その当時の政治の状況。当時はリクルート事件だとか,色んな政・官・業 癒着の問題。様々な不愉快なことが沢山ありました。
 それで何とかこの政治の状況を打開していかなきゃいかん。
 それで私は,当時,行革審=行政改革審議会の取りまとめをしてたんですけど,頑張って1年間,半分徹夜みたいな状態が続く中で,様々な規制緩和とか,政・官・業の癒着の問題とかの,答申を出した。
 しかし,全く,時の政府(宮澤内閣)から無視された。

 頭に来て,月刊の文藝春秋に「1人で新党を立ち上げる」という論文を書いて,「そんなアホな。1人で立ちあがってドン・キホーテ Don Quijote みたいなことして,何ができるんだ」と,皆,親しい人たちからも止められました。
 しかし今度も,「御乱心 」とか何とか言われてるんですけれども(聴衆 ・笑)。
 まあ,その通りだ,と。御乱心しなきゃ,やれたもんじゃない,と私はそう言っておりますが。(聴衆・拍手)

 その時も,覚悟を決めて,そんな 1人で立ち上がって,38年間続いている自民党の一党支配の体制に「日本のベルリンの壁」と言われる,その後ろに巨大 な霞が関の官僚部分がくっ付いてる,そんな状況に,風穴が開けられるのか。 
 だけど,その時,5月に論文を書いて発表して,7月の参議院の選挙で4議席取った。それから数か月後の都議会議員の選挙で24議席取りました。
 その2か月後の衆議院の選挙で,日本新党は35議席取って,私は首班指名された。まさかそんな状態になるとは思っていなかったけども。

 昔から「国家は一人(いちにん)にして興り,一人(いちにん)にして滅ぶ」と申します。
 本当に1人で,やろうと思ったら,やれないことなんかないんですよ。(聴衆・拍手)
 皆,最近の特に若い人たちは,どうも,怒ることを忘れている。もっと怒ってもらわなきゃダメだ。世の中の不条理に対して。(聴衆・拍手)

 立ち上がってもらわなきゃ,日本は,変わりませんよ。インターネットでゲームばかりやってても,日本は変わらない。だから,もっと怒って立ち上がってもらいたい
 私はそんな古い経験を申し上げるのも,実際に自分で「日本のベルリンの壁」を壊してきた,そういう体験があるからです。
 今度だって,皆でこの原発を止めて,日本を新しい国に変えていこう,と(立ち上がった)。
 多くの方々,それに賛同していただいたら,日本は,必ず変わっていくんです。(聴衆・拍手)

 だから,ぜひどうぞ,そういう思いを共有していただきたい。そう思っております。
 これから,どういうふうにして取り組んでいくか。 これは皆様方が,この思いを共有していただけるかどうかに,懸かっているんですけども,全 く大きな勢力と(闘う)。
 その日本新党の時もそうだったんですけども,今,巨大な政党とかあるいは組合とか労働組合とか,そういう壁が立ちはだかっておりまして,非常に,厳 しい闘いだとは思います。
 もちろん,そんなことは覚悟しているんですけども,今回この選挙で問われていることは,1つの文明の転換です。
 戦後続いてきた日本の文明のあり方。今までは,鉄とコンクリートと原発とプラスティクで以って,日本の戦後というものが支えられてきた。
 しかし,これからは,自然エネルギーで,日本をつくり変えていくという作業は,水と緑と,太陽と風と,あるいは地熱とか色んなもの,あるでしょう。そういう自然の力によって,日本という国を,新しく,新しい価値観の下に変えていこうという,壮大な試みです。
 もの凄くロマンがある。(聴衆・拍手)

 これからの豊かな国づくりに向けて,ぜひ皆様方,同じロマンというものを共有していただければ有り難く思います。心強く思います。(聴衆・拍手)

 その壮大な夢に向かって,ぜひ皆様方と共に歩みを進めていきたいということを申し上げて,私のお訴えに代えさせていただいて,小泉さんにバトンタッチさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(細川氏・礼)(聴衆・拍手)
新宿
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