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投信はカモネギ詐欺の罠:覆面座談会

 長年働いて退職となると、今までは住宅ローンという巨額の債務を背負っていた立場から、一転して退職金という大きな額をもつことになる。
 もらうべき賃金の後払い分に過ぎないので、堅実に生活、臨時出費などに当てるべきものなのだが、おかしな投機や投資に拠出する人が多いのが現実だ。
 特に大手企業などで企業年金などもあり、年金生活に不安のない人は「自由になる余裕のお金」に見えるらしい。

 事業主なら様々だが、雇用されて働いてきた人には、資産運用の感覚さえ備わっていないのが普通なのだ。
 銀行、証券、保険などの金融界は「あなたの資産」と言って資産を守れ、資産を増やせと洗脳の限りを尽くしている。
 「70歳を前にした貧乏」にならないためには、「騙されないこと」が肝心だ。
 彼らは「資産」などと言っておだてるが、あなたが持っているのは金持ちの言う「資産」とは二桁以上違うのだから。

 保険と並んで大衆を食い物にする投信販売。
 「悪いやつら」は本音ではお客をどう見ているのか。
 カモネギにされないように。
 ーーーーーーーーーーーーーー
【覆面ホンネ座談会】
  あなたの資産を狙う証券・銀行・投信業界 “悪いやつら”の魂胆  週刊ダイヤモンド (※ )は私の注釈。

投資信託の割高な販売手数料、不十分な説明、回転売買……。投資家を悩ますこれらの問題はなぜなくならないのか。ホンネトークから関係者の腹の内を理解し、大切な資産を守ろう。

A氏 証券会社営業マン
B氏 証券会社元営業マン
C氏 投資信託運用会社社員

──来年1月から始まる少額投資非課税制度(NISA)の申請件数が10月で300万口座に達しました。どんな勧誘をしていますか。

A氏 NISAには、手数料が安いインデックス投信やETFが向いていると一般的にはいわれます。
 でも、それじゃあ証券会社の取り分が少ない。だから実際には、何も知らないお客さんには、手数料が3%台の日本株ファンドなんかを勧めてますね。(※ 何も知らない人には手数料3%!)
 NISAに向いていないといわれる通貨選択型、毎月分配型のハイイールド債券投信でも、とりあえず提案はするようにと上に言われてます。

B氏 NISAはね、はっきり言って、証券会社にとっては、広告宣伝や口座維持のコストがかかるだけで、たいしてもうからないんですよ。
 投資枠も、1人年間たったの100万円だし。若者に投資を促すといっても、みんなたいしてお金持ってないですから。いずれ、親から相続を受けたときに投資を始めるきっかけになれば、という期待感ぐらい。

A氏 ただお客さんの中には、同じ投信でもネット証券のほうが手数料が安かったり、無料だと知ってる人もいる
 そういう人には、「うちで特定口座さえつくってもらえれば、よそのネット証券でNISA口座を開いても、そこでの投資をアドバイスさせていただきます」と言います。
 もちろん、いずれはうちで、もっと大きな額で取引をしてもらえるように誘導するんですけどね。

──テレビCMや現金プレゼントキャンペーンなど、NISAの顧客の囲い込みも盛んです。

B氏 国策だから、やらざるを得ない。ただ、投資の初心者を呼び込むことが制度の目的だったのに、営業マンは口座獲得ノルマを課されて、結局は既存のお客さんにお願いするケースが多い。

A氏 投信を何百万円分も「これ、ちょうだい」って買うようなお客さんなら、新規の100万円分の投資なんて何の抵抗もないですからね。

B氏 しかもね、社内の営業以外の部署でも、部長が最初は「もし知り合いで興味のある人がいれば、軽く勧めて」と言っていたのが、やがて「必ず申し込ませて」になり、最近は「口座数で他の部署に負けているから必ず取ってきて」と言うようになった。
 社内でも競ってるのかよ、と(笑)。

──えーと(苦笑)、毎月分配型の投信や回転売買は問題だと、かねて指摘されていますが。

C氏 変わりつつはありますよ。金融庁がここ最近、投信の販売の仕方なんかについて、監督指針を打ち出しているからね。

 特にマスコミに評判が悪い毎月分配型。利益が出ていないのに元本を取り崩す特別分配金は、高齢の投資家に利益だと思い込ませて販売していると散々たたかれたけど、NISA向けに、毎月分配型の先駆けだった「グローバル・ソブリン・オープン」にも、資産の成長を優先して分配しないタイプが今月設定された。
 元本を取り崩すと再投資できないというNISAの仕組みを念頭に、年1回決算型も注目されてるし。

──これから毎月分配型はなくなっていくんですか。

C氏 いやー、なくならないでしょ。お客さんの“ニーズ”がある以上は、僕たちも作って売らないと。この間、ある大手証券会社の幹部の方と話したけど「買う客がいるんだから、いいじゃねえか」って、悪びれもせずに言ってた。当分はなくならないね(苦笑)。

A氏 お客さんでも、特に高齢の人だと、やっぱり毎月分配型がいいっていう人は多いですよ。運用実績がどうこうより、毎月手元に現金が来るのが安心っていう、感覚的な要素が大きいのかな。
 手数料が高いものなら、僕たちも「お得じゃない」とわかっていても勧めますね。

C氏 お客さん側の問題もあるけど、そこに付け込んできた証券業界の問題でもある。

──運用会社の側は、毎月分配型について本音ではどう思っているのですか。

C氏 資産規模の小さいファンドだと、毎月元本払い戻しなんてしてたら、運用はしにくいよね。投資の幅が制約されるから。
 でも、日本の運用会社はたいてい証券や銀行傘下だから、投信を売ってくださる親会社には文句は言えないですよ。

──回転売買ですが、大手証券会社では最近、営業マンを、稼いだ手数料よりも、顧客の保有資産残高や満足度で評価するというところも出てきています。

C氏 確かに野村證券の営業姿勢がここ最近で変わった、という話は、僕らの業界でも出ている。大和証券も数年前から、回転売買を抑える方向にかじを切ったといわれてはいるよ。
 ただ、信託報酬は運用会社と販売会社で折半だけど、手数料の大半は販売会社に落ちる仕組みだから、お客さんに何度も売り買いをさせるインセンティブは残っている。完全になくなるとは思えないね。

A氏 そうかもしれない……。

B氏 むしろ最近は、お客さんが売りたがってしょうがないらしいよ。
 特に去年の秋から今年の春にかけて相場が上がってからは、お客さんは「売らせろ、利食いさせろ」の大合唱。なのに、こっちは(※社内評価が)預かり資産で評価されるんだから、たまったもんじゃないと。

A氏 社内でも、回転売買はさせ過ぎるとよくないと言われているので、お客さんには「もう少し持っていてください」とは言うんですよ。でも、ネット口座から勝手に売っちゃう人もいる。

B氏 売却して利食いしたほうがいい場合もあるからね。
 銀行の窓口販売の連中なんて、買わせるだけ買わせて、本当になかなか売らせないらしいから。

C氏 いいんじゃないの。回転売買はしないし、暑苦しい営業マンが押しかけてきて次から次へと訳のわからない商品勧めるよりも、よっぽどいいよ(笑)。

A氏 そんな……(泣き顔)。
(※ どっちにしてもカモネギ相手の商売。)

B氏 Cさんは投信に精通しておられるから、ネット証券で自分で選んで買えますね。

C氏 むしろ、僕はインデックス投信しか買わない。通貨選択型とか、僕でも理解できないようなのもあるしね。

B氏 Cさんがそれを言ったらおしまいですね(笑)。米国では運用責任者が自分でそのファンドに投資してるかどうかも投資家の選択基準だからね。お客さんも営業マンに「あなた、この商品買ってますか?」と聞いてみたらいいよ。
(※ 自分は買わない不思議な投信を、顧客に薦める日本の販売!)

──日本証券業協会は12月から、75歳以上の高齢者に複雑な投信などを販売する場合、面談の内容を録音するなど、記録に残すよう義務づけますね。

B氏 大手なら、何年か前から対策やってますよ。僕も数年前は営業現場にいたけど、複雑な投信の最終的な契約の確認は、自動的に録音される会社の電話でやってましたから。
(※ 言った言わないの証拠づくり。本当に理解させているわけではない。)

C氏 ふーん。でも、NISAの獲得口座数ですら社内で競い合うぐらいだから、お年寄り相手の無理な営業って、なくならないでしょう。

A氏 ……。
(※ なんとも言えず。年寄り相手の無理な営業とは婉曲話法。ほぼ、おれおれ詐欺に近い実態。)

B氏 まあ、最終的には営業マンや役職者のモラルにかかってくると思います。(※ 実際はは)「三度の飯より数字が好き」って感じの人はザラ。
 僕が営業やってたころの上司も、夕方に「数字が足りてないぞ! おまえ、今から数字を詰めろ!」とか言われて、会社からあわててお客さんに勧誘の電話してたな。
(※ 「数字」とはもちろん売り上げ=手数料と顧客資産のこと。「三度の飯より好き」とは売り上げ中毒のこと。)

──これから投資を始める人には、何と伝えたいですか。

B氏 人の言うことをうのみにせず、よく勉強してください。投信なら、ネットで運用実績とかリスクはかなり調べられますから。知識のあるお客さんには、営業マンも適当なことは言えません。
(※ 「知識の不十分な顧客には、営業マンは適当な事しか言わない。」という意味。 現実には、よく勉強した顧客なら逆に「投信」など買いません。)

 関連ページ。

市場という名の大衆詐欺収奪
「日本リスク」に騙されて「カモ鍋」になるな
関連記事

コメント

鴨に葱

>よく勉強した顧客なら逆に「投信」など買いません。

いえ~、買いますけれど。 証券会社からは買いません。 販売手数料3%なんか払っていたら、リターンなんか飛んで行きますから、直販投信なら買います。
 日本の証券会社は、皆さん二流で、その社員はアホばかり。 投資初心者と同程度の社員が何を云っても、聞く気はありません。 
 日本株は、もう終わりなので、今売るのは常識で、アベノ何んとかを信じて心中するなら御先にどうぞ。 
 そもそも、退職後に経験も無いのに投資に手を出すのは、自殺と同じです。 経済・金融の勉強もせず投資に成功することは絶対にあり得ません。 亡父(証券業)が云っていたとおり、素人が証券会社の窓口に行くのは、「鴨葱」です。

Re: 鴨に葱

コメントをありがとうございます。
>>よく勉強した顧客なら逆に「投信」など買いません。
もちろん、とら猫イーチさんのようにしっかり本腰の入った方は別格です。
大概は半端な生かじりで買わされているのが実態かと、そんな被害に会いやすい人とかご家族を念頭に、実態暴露と啓発を書いています。 
>そもそも、退職後に経験も無いのに投資に手を出すのは、自殺と同じです。 経済・金融の勉強もせず投資に成功することは絶対にあり得ません。
  まったく同意、同感です。
 何も知らないかどうか分からない人に売りつけるのは詐欺罪になってないだけで、悪質サプリメントや金運財布などよりも実害は大きいと思いっています。
 ま、世の中「投信」以外にも「カモネギ」はいっぱいありますがね。順次追ってゆきたいですが。

 

回転売買、健在ですね。

もうすぐ北風 様

 拙いコメントに御返事を有難う御座います。
御指摘のとおりに、詐欺罪なみの悪徳商法で、退職金等の持ち馴れない大金を手にした投資初心者を食い物にしている金融機関が多いので、要注意です。 
 特に、最近は、元金保証の無い金融商品である投信を、銀行や郵便局が扱っていますので、投資経験の無い人が錯誤に陥り、投資経験者ならば、手を出さない投機性の高い商品を高額で買う人が多いようです。 
 また、相変わらずに「回転売買」が盛んです。 近年に私の知人から相談を受けた事例では、御両親の退職金が投信の売買で零になっていたのがあります。 投信の回転売買で、証券会社から次々に売買を繰り返す取引を勧められて、しかも買った投信は、実績が殆ど無いカスみたいな投信であり、その結果は、御両親の退職金は、残金が零になっていました。 
 売買報告書等の資料があれば、弁護士に相談して訴訟も検討した方が良い、と忠告しましたが、資料を破棄したので、弁護士にも、訴訟に訴えても証拠が無い、と云われて、諦めたそうです。 未だに、やっているのです「回転売買」。
 そもそも投信は、その性質上、長期に渡る買いでリスクを分散しながら、長期保有をしないとリターンを得ることが困難な商品で、しかも、合理的市場仮説を信じる立場からは、インデックス・ファンド等市場に倣うファンドか、または、ETFぐらいしか買ってはならない商品なのです。 従って、投信でぼろ儲けは絶対に有り得ないのです。 
 でも、日本人は、投資と投機を同じ範疇で理解していて、投資に大きな期待を抱き過ぎです。 元本が短時間で数倍に為り得るような夢を持って投資をする人が多いのには、呆れてしまいます。 しかも、人真似で投資をする人が大半ですので、例えば、株が上がれば買い、下がれば売る、と云った流れに従うので、結果は損です。 現に、今の日本株市場で、既に割高の域にある日本株を今頃になって「アベノ」何んとか相場に乗り遅れるな、とばかりに買っていますが、これ等の人々は、手痛い目に遭う確率が高いと思われます。 

Re: 回転売買、健在ですね。

貴重な示唆のコメントをありがとうございます。

>元金保証の無い金融商品である投信
・ そうなのです。
にもかかわらず、元金保証のないものを銀行、郵貯で窓販することで犠牲者が増えているはず。銀行や郵便局なら無条件に信仰している人が意外に多いと思ってますが、投資と投機の区別も何も関心すらないままに勧誘されている。
昔からある貯蓄型生命保険の勧誘みたいなものでですが、「義理」で入って、身ぐるみ剥がれる危険、リスク説明は「婉曲早口」で説明するので、老人でなくとも普通の人はほとんど分からないでしょう。(「用語」がほぼ分からないはずなのに見栄をはって分かったようなふりをするから、さらに営業の餌食になるのですが。)
「窓販」の危険性というか、詐欺と思っています。
「貯蓄から投資へ」「貯めるから増やすへ」などと政府が推奨し、大衆資金によって投資の裾野を広げるのではなく、大衆化が投機市場への資金源供給になっているのが現状かと思います。

>投信は、その性質上、長期に渡る買いでリスクを分散しながら、長期保有をしないとリターンを得ることが困難….ぼろ儲けは絶対に有り得ない
・ だからこそ投資信託という名前がついているはずなのだが。
一般にはリスク分散でリターンがかなり低くなることも、手数料も信託報酬もきちんと数字の%が理解されていない。
 インデックス、ETFの利点は少数の評論家は言うが、手数料はほとんど言わない、まして「窓販」は何も言わない。
 
>日本人は、投資と投機を同じ範疇で理解していて、投資に大きな期待を抱き過ぎです。 元本が短時間で数倍に為り得るような夢を持って投資をする人が多いのには、呆れてしまいます。 しかも、人真似で投資をする人が大半
・ 言われてみれば、確かに。
自分で勉強しないで、夢を勧誘されて同調する。
投信の詐欺がまかり通っているのはこの日本人の世間見する癖、空気に同調して権威に服従する国民性が関わっているようですね。
マーケットに奉仕する御用評論家が口をそろえて「相場に遅れるな」と言えば、遅れまいと買う。(仰るとおり多くの人が痛い目にあうでしょう。)
これではもう法則的に天井買いの底値売りになってしまうのだが、分からない。裸になってやっと分かるかというと、大概はそうではなくて、単に悲観して終わっただけ。
何が分かってないかと言えば、世の中には巨万の取引があって、インサイダー情報の世界もあって、操作もある。
そんななかで、一般素人が短時間で儲けるなどと、そんな夢自体が「おかしい」のですがね。
カモネギからの脱出。(私も何らかのカモネギです。自戒も込めて)

投機に失敗したら、
昔は「首つり」でしたが、
今は「破産」しても「生活保護」で、暮してゆける。

投機に成功したら、自分の物、
失敗したら、税金で後始末・・
私は同情できません。

タイミングのずれたコメントですみません

投信という名の詐欺商法

似たような趣旨で私も書いていますので
ごらんになってもらえれば幸いです。

私が危惧するのは
外国の訳わからない商品に
年金掛け金とかが投資されてることですね

基本的に海外の連中は
日本人を騙すことしか考えてないと思うので

Re: 投信という名の詐欺商法

「ゼニをドブに捨てる方法」読みました。
まったく仰る通りです。
外国のことは知りませんが、少なくとも日本の投信、それと保険は「詐欺」と思っています。
ろくに解らないのにプライドで解ったフリして頷く人は営業マンの良いカモネギです。
なにかしら「投信」やら「保険」やらが一種のステータスのように感じている人がいるようです。
投信も保険も購入者に見返りが保証されない、購入は一方的な不等価交換。
おれおれ詐欺などと同じと思います。
これらもマスコミ、評論家、広告などによる「まかり通る嘘」の一つ。
素直で、注意深ければ解るはずですが、殆どの人は風潮に流される。
困ったことです。

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