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もうすぐ北風が強くなる

通貨戦争(67)奈落に向かう世界戦争

  金貨チョコ
金貨チョコ。無記名有価証券である現代通貨は需要を越えて過剰生産すると価値は金貨チョコ以下になる。

   欧州中央銀利下げ、0・25%に…過去最低水準 11/7 読売新聞

 【ロンドン=五十棲忠史】欧州中央銀行(ECB)は7日の理事会で、ユーロ圏17か国に適用する政策金利を0・5%から、0・25%に引き下げた。

 ECBの利下げは今年5月以来半年ぶりで、0・25%は過去最低の水準となる。

 10月31日に発表されたユーロ圏の消費者物価(10月)は、前年同月比0・7%の上昇にとどまった。
 ECBが政策運営の目標としている「2%未満だが2%に近い水準」を大きく下回り、デフレに陥る可能性が高まったことなどから、利下げに踏み切った。
 ECBのドラギ総裁は、理事会後の記者会見で、利下げに踏み切った理由について、「消費者物価の上昇率が1%を下回った」ことなどを挙げた。
 今後については「必要がある限り(金融緩和を)続ける」と述べた。

   マネーという怪物 欧州中央銀利下げ、過去最低水準 11/7  「ひょう吉の疑問」氏から

世界中が金融緩和だらけ。
アメリカも、日本も、そしてヨーロッパも。
アメリカは、QE3の継続による量的金融緩和。
日本はアベノミクスと黒田日銀の量的金融緩和。
ヨーロッパは金利引き下げによる金融緩和。

ジャブジャブのマネーは今後どうなるのか。
世界中がジャブジャブになったとき何が起こるのか。

これは通貨安競争でもある。
まず最初にドルが下がった。これはドル・ショック以来続いている。
つづいて日本の円が下がった。これがアベノミクスである。
今度はユーロが下がる。

通貨安競争は近隣窮乏化策などと言われるが、近隣どころか、世界中が窮乏化する恐れがある。
ヨーロッパ(EU)は、アベノミクスに当初から日本に対して批判的であった。
そのことは十分理解できる。
ユーロだけが高くなるのだから。
自国通貨が高くなれば輸出が伸びない。

そんな中でアメリカの株価だけが最高値を更新している。
日本は今まで富をアメリカに奪われていたが、昨年からのアベノミクス効果により、今年日本企業は息を吹き返しつつある。
先進国ではユーロ圏だけが出遅れている。

アメリカがして、日本がしていることを、ヨーロッパがしていけないわけがない。
だからこのことを批判することはできない。

しかし世界中にお金がジャブジャブにあふれた時一体どうなるかは、正確に言い当てた人はいない。

正確には言えないが、このような国際金融の状態は何かおかしい。
物を作らず、お金を刷るだけで、またはお金をまき散らすだけで、世界経済がよくなるとは思えない
(※いくら金融緩和で通貨増刷しても勤労所得に跳ね返らない限り消費需要の増加、設備投資の増加、信用増の成長循環にはならない。
投機市場と後進国にまわり、食いつぶす。)
誰もが思う素朴な疑問だと思う。

今先進国だけが潤おうとしている。
東南アジアなどの発展途上国にしわ寄せが来るだろう。
ドル安・円安・ユーロ安とくれば、東南アジアなどの自国通貨は切り上がるだけだからだ。

日本の安倍政権はべったりとアメリカにへばりついているが、ヨーロッパはアメリカに対して対抗姿勢をみせているようだ。
アメリカがドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴していたことなどとも関係があるかも知れない。

日本は今、日本版NSCなる言葉でごまかされようとしているが、国家安全保障会議なるものが設置されようとしている。
それと抱き合わせる形で、特定秘密保護法案なるものも国会で審議されようとしている。
要はアメリカの戦争を擁護するためのものだ。

ヨーロッパもその仲間入りをしようとしているのか、それともアメリカとの対決姿勢を明らかにしようとしているのか、どちらなのかはわからないが、
今の世界情勢が、経済的にも軍事的にも非常に不安定な状況にあることは見て取れる。

日本は民主党政権誕生時にはそのようなことから距離を置こうとしていたが、菅直人が首相になった時から方向が変わった。
そしてそれが安倍政権になってアメリカべったりになった。
まさに第二の小泉政権さながらである。

次には中国が金融緩和に動き出すだろう。
中国のシャドーバンキングの実態はよくわからないが、日本では中国経済の景気減速が必要以上に伝えられている
そもそもシャドーバンキングなる言葉が一体誰が名づけたのかさえよくわからない。
中国のPM2.5の被害状況もことさらに強調されているように思える。
これから冬場にかけて日本にそれが西風に乗って流れてくることをマスコミは一大事だとばかりに伝えているが、本当にそうなのかどうかはわからない。


ヨーロッパが金利を引き下げれば、理屈上はユーロ安になる。それは裏を返せば日本の円がユーロに対して高くなることでもある。つまり円高になることである。

今TPPなどの貿易面でも、日米間の軍事面でも、通貨安競争という金融面でも、何か大がかりな操作が行われている。

日本に設置されようとしている国家安全保障会議は議事録さえ残さないという。
特定秘密保護法案とあわせて、国家ぐるみで秘密を作ろうとしているように思える。
国民には何も知らされないまま、怪物のように国家が動き出そうとしている恐ろしさを感じる。

まずはマネーという怪物が暴走しそうだ
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