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もうすぐ北風が強くなる

よくわかる?消費税

  「なんでやねん五郎さん」が大変わかりやすいグラフを載せていましたので、その分を転載させていただきました。
 ーーーーーーーーーーーーー
 第20回「なんでやねん短縮ニュース」 「大阪弁で世情を語る」から抜粋。 (※印はいつもどおり北風の注釈です。)

 よくわかる消費税と所得税、法人税の関係…
所得法人消費税
 (※ 大きいのですが、小さくすると数字が読めなくなるので。
 年号は左端が昭和52年、真ん中左寄りの「元」が平成元年、右端が平成23当初見込みです。
 グラフは赤線が所得税、太線が法人税、細点線が消費税の税収です。)
 
このグラフは消費税と所得税と法人税の税収の折れ線グラフやねんけど

消費税が導入された平成元年から、みごとに所得税と法人税が減ってきてるやろ?
(その減り方は、なんとピーク時の半分やで!)

ということは結局、「消費税の税収=所得税の減収+法人税の減収」ってことに
なってるだけやないのか…!

(※ 日本の消費税は生活必需品も何もかもが対象なので、世界に類をみない「逆進税」。そのため勤労家計が打撃を食らって消費需要が落ちると企業は利益が減って法人税収が落ち、ほぼ後追いで所得税収も落ち込む仕掛け。
3%から5%への消費増税もパターンは同じ。途中で利益が向上して法人税が上向いても所得税には跳ね返らない。

企業はますます儲からない。勤労家計も減るばかりなので、所得税収も当然減るばかり。
企業の役員報酬は上がっても、100人分もの物を買うわけはないので、勤労者所得が減り、消費税にとられては消費需要は減るばかりですから、実体経済の景気回復などはますます可能性がなくなるという仕掛けです。)

ということで、消費税が上がれば上がるほど、法人税も所得税も下がっていく…ので
お金持ちは消費増税を歓迎する…というのが、このグラフ↓

収入と消費税賛否

う~ん、なんてわかりやすい話…

(※ まったくわかりやすいグラフですね。
年収600~800万の階層以上になると露骨に「賛成」だそうです。
だいたい「名ばかり管理職」以上の階層ですね。
800万以上になると「本物管理職?」ですかね。このくらいからヒラとの差で自分を金持ちの端くれと勘違いし始めるそうですがね。
1200万を超すと本気で「金持ち」ですか。株は怖いから「投信」でなどとね。高速道無料化すると貧乏人で渋滞するから無料化反対の階層ですね。
「消費税」という代物が、いかにひどい貧乏人虐めの制度かがよく解ります。

そうです。
1000万以上の収入階層などは、勤労階級の敵なのです。
石をぶつけてあげましょう。)
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コメント

よくマスゴミの報道や特集などで、欧州の「付加価値税」を日本の「消費税」と全く同じものであるように引き合いに出されますが、食料等の生活必需品は非課税であったり、食料品でも加工食品や高級食材は課税対象だったりと、日本の消費税とは、「以って非なるもの」ではないかと思うのですが…

確かにあちらの税率は、日本の消費税率よりも高いのは事実ですが、そもそも課税対象が違うし、使用目的も明確で、監視制度もしっかりしているように見受けられます。

いろいろな所で言われていることですが、そもそも「国の借金」って、政府は誰から「お金」を借りたのでしょうか?
貸主に借主が「俺の借金を代わりに払え!」って言って払ってくれる金貸し(銀行、サラ金、高利貸し)が、何処に居るのでしょうか?

ブログ主さんや皆さんみたいに、世の中の動向を勉強していない私ですが、私が感じている(思っている)違和感や不信感は、単に私の無知からかも知れませんが…

Re: タイトルなし

違和感や不信感。そしてどう考えてもおかしい説明が公然と報道されています。
あまりにも足並み揃えて、当たり前と言わんばかりに報道されるので、面倒になり有耶無耶になってしまっています。
しかし、嘘は嘘です。
騙しは騙しです。
欧米の付加価値税と日本の消費税は比較にもなりません。付加価値税の税率が高いのに税収に占める比率は低く、消費税の比率は低いのに税収に占める比率は付加価値税より高い。
日本の消費税は最初は売上税と呼んだもので、しかも税の送り状が無いために企業も個人も弱い企業、自営業、貧乏人ほど家計に占める負担が強まる「逆進税」です。
欧米の付加価値税は日本の昔の物品税(奢侈品税)に毛の生えたようなもの。
比較するべきものではありません。
おまけに5兆円の消費増税による景気不安を解消するために5兆円の企業向け景気対策とは一体何なのでしょう。
+5兆円-5兆円ならば、そもそも消費増税の意味は?
貧乏人や中小企業を叩いて絞り出したカネを、大企業に移すことしかありません。
こんなことがあたかも仕方なくそうなったかのように報道されています。
国民はよほど馬鹿と思っているのでしょう。
国債についても国民は間接的な債権者であり、国債が国民の借金であるかのような報道はひどいデタラメがまかり遠ています。
>貸主に借主が「俺の借金を代わりに払え!」って言って払ってくれる金貸し(銀行、サラ金、高利貸し)が、何処に居るのでしょうか?
 そうです。まったくとんでもない理屈が公然と報道されています。
まして通貨を製造するものが、通貨を借りているのは形式上の債務であって、架空の信用創造でしかありません。
国債暴落の危険は確かにありますが、これは世界の国際金融資本がバックについた金融投機のヘッジファンドが食いつく危険のこと。
実体経済ではありません。
またインフレの危険なら、アベノミクスとやらの「異次元金融緩和」のやり方が極めて危険。こっちの危険性はすでに生活用品の値上げで始まっています。

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Re: タイトルなし

私も同じく思いますよ。
妥当な発言です。

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