クーデター軍政、昨日のエジプト
2013-09-23
白玉ミルク小豆カキ氷(というタイトルにしておこう) 「エジプト在住者」から
さすがに放置しすぎてしまい、安否確認メッセージまで頂いてしまったので
今日は普通な感じで(笑)書いてみましょ。
一家は元気にしています
さて、日本にいる皆さんが気になるエジプトの今、ですが。
表面上は落ち着いているように見えますが、中身は全然。
非常事態宣言を盾に不当逮捕をじゃんじゃんしている暫定政府。
ただいま、ない頭を集めて自分たちに都合のよい憲法を作ろうと画策している模様。
シリア人への迫害も強まっている。自国を追われて来たのにエジプトも追われる・・・
主に毎週金曜日に各地で行われているデモは実際は人数が増えているのに
相変わらずの国内メディアはこんな感じで、デモなんてやってませんよ~と
絶賛偏向報道中。もちろん海外でのデモなんて映しもしません。

右上が国営放送の画面、実際はかなりの規模のデモ行進。
こういうのはどうですか?
この国で今起こっている衝突はほとんどが「暴徒」によるもの(暫定政府によると)

前の二人が暴徒ですね。(※雇われゴロツキ暴徒。)
後ろには治安部隊がずら~~り。見守ってる?任せてる?
この写真に寄せられたコメントは・・・・・
「この二人は警察のどんな地位の人なんでしょう?」
「いやあ、よっぽど偉い人みたいですね、任せたぞ、みたいな」
などなど。
大虐殺が行われたラバアには、奇妙なモニュメントが建てられてましたよ。
「軍と警察と国民はひとつ」というタイトルだそうです。
遺族に喧嘩売ってるの?気持ちは・・・なんて考えるわけないけどね。
(気持ち悪いので写真は載せません)
まあ、どんどんアカラサマに変な事をしまくっているので、軍に任せて様子を見よう、と
思っていたレベルの人達の気持ちが離れ出してくれるのと、
世界各地でアンチクーデターのデモが広まっているのが追い風になってくれるといいな、
と思う今日この頃。
実際に、アンチクーデター、アンチモルシー、という第三のグループの活動も盛んに
なっているし。
あちこちの旅行会社ブログなどで、
「早く平和なエジプトに戻りますように」というのを見かけるけど・・・・・
クーデターが起きた国にすぐ観光客が戻るなんて例はないし
クーデターを受けて経済が停滞しているせいで、物価も急上昇しているし
残念ながら、今後は落ち着いたと思ったら、テロ、ややあってまたテロ、という繰り返しになるはず。
いえるのは、暴力行為で押さえつけられた人たちの怒りが消えるわけはない事。
嘘や力で無理矢理作った安定・安全は脆くてすぐ崩れるという事。
それを支援している人は、自らの首を絞めているという事に早く気がついて欲しい。。
元を正せば、6月30日の大規模デモの動員数。(※モルシー反対の)
国内メディアでは、こぞって2000万人から3000万人と言っていた。
私も最初はそれを信じて、
「ほおお~そんなにモルシー政権に反対する人が通りに出たのね」と思っていた。
その後のクーデターから今に至るまで、
「エジプト国民の3000万人以上の支持を受けてモルシーを更迭した」と言っているでしょ。
これ・・・・
その後の調べで多くても400万人だった事が判明。
でも国内メディアしか見ない、信じない人達は、もちろんいまだに3000万人と思っている。
そんな嘘からスタートした暫定政府。。
ーーーーーーーーーーーー
※ 狂って権力維持のためなら、何でもするクーデター軍。
筆者の安全を確保するため、リンク及びブログタイトルなどは付けません。
権力支持の一色マスコミと強制暴力、ゴロツキを使った不法無法な虐殺と傷害。
極右化する日本の明日を見る気がする、といったら悲観的すぎるでしょうかね?
さすがに放置しすぎてしまい、安否確認メッセージまで頂いてしまったので
今日は普通な感じで(笑)書いてみましょ。
一家は元気にしています
さて、日本にいる皆さんが気になるエジプトの今、ですが。
表面上は落ち着いているように見えますが、中身は全然。
非常事態宣言を盾に不当逮捕をじゃんじゃんしている暫定政府。
ただいま、ない頭を集めて自分たちに都合のよい憲法を作ろうと画策している模様。
シリア人への迫害も強まっている。自国を追われて来たのにエジプトも追われる・・・
主に毎週金曜日に各地で行われているデモは実際は人数が増えているのに
相変わらずの国内メディアはこんな感じで、デモなんてやってませんよ~と
絶賛偏向報道中。もちろん海外でのデモなんて映しもしません。

右上が国営放送の画面、実際はかなりの規模のデモ行進。
こういうのはどうですか?
この国で今起こっている衝突はほとんどが「暴徒」によるもの(暫定政府によると)

前の二人が暴徒ですね。(※雇われゴロツキ暴徒。)
後ろには治安部隊がずら~~り。見守ってる?任せてる?
この写真に寄せられたコメントは・・・・・
「この二人は警察のどんな地位の人なんでしょう?」
「いやあ、よっぽど偉い人みたいですね、任せたぞ、みたいな」
などなど。
大虐殺が行われたラバアには、奇妙なモニュメントが建てられてましたよ。
「軍と警察と国民はひとつ」というタイトルだそうです。
遺族に喧嘩売ってるの?気持ちは・・・なんて考えるわけないけどね。
(気持ち悪いので写真は載せません)
まあ、どんどんアカラサマに変な事をしまくっているので、軍に任せて様子を見よう、と
思っていたレベルの人達の気持ちが離れ出してくれるのと、
世界各地でアンチクーデターのデモが広まっているのが追い風になってくれるといいな、
と思う今日この頃。
実際に、アンチクーデター、アンチモルシー、という第三のグループの活動も盛んに
なっているし。
あちこちの旅行会社ブログなどで、
「早く平和なエジプトに戻りますように」というのを見かけるけど・・・・・
クーデターが起きた国にすぐ観光客が戻るなんて例はないし
クーデターを受けて経済が停滞しているせいで、物価も急上昇しているし
残念ながら、今後は落ち着いたと思ったら、テロ、ややあってまたテロ、という繰り返しになるはず。
いえるのは、暴力行為で押さえつけられた人たちの怒りが消えるわけはない事。
嘘や力で無理矢理作った安定・安全は脆くてすぐ崩れるという事。
それを支援している人は、自らの首を絞めているという事に早く気がついて欲しい。。
元を正せば、6月30日の大規模デモの動員数。(※モルシー反対の)
国内メディアでは、こぞって2000万人から3000万人と言っていた。
私も最初はそれを信じて、
「ほおお~そんなにモルシー政権に反対する人が通りに出たのね」と思っていた。
その後のクーデターから今に至るまで、
「エジプト国民の3000万人以上の支持を受けてモルシーを更迭した」と言っているでしょ。
これ・・・・
その後の調べで多くても400万人だった事が判明。
でも国内メディアしか見ない、信じない人達は、もちろんいまだに3000万人と思っている。
そんな嘘からスタートした暫定政府。。
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※ 狂って権力維持のためなら、何でもするクーデター軍。
筆者の安全を確保するため、リンク及びブログタイトルなどは付けません。
権力支持の一色マスコミと強制暴力、ゴロツキを使った不法無法な虐殺と傷害。
極右化する日本の明日を見る気がする、といったら悲観的すぎるでしょうかね?
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