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アベノミクス、米国へ大流出している日本の資金

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 国際決済銀行(BIS)バーゼル

 このブログではこれまでも、いわゆる「アベノミクス」とやらが消費増税、TPPとの併用効果により、決して「デフレ脱却」の「景気対策」などではなく、最悪の場合は「家計、企業、政府の共倒れ破綻」であり、最良の場合でも「勤労者窮乏化の効果だけは必ずある」ことを指摘してきました。

 そして、これらの「政策」が「米国の指示」に従い、米国の利益のためのものであることをしてきました。
 「通貨戦争(65)アベノミクスに潜む「日米密約」」、「黒田「異次元金融緩和」は米国とFRBの意向」。

 リーマンショック以前の3倍もの流動性供給を続ける米国FRBは、このままではいくら基軸通貨とはいえ通貨の信認に不信が強まるために、多少の時間調整はしても遅かれ早かれ金融緩和の縮小「出口調整」に向かわざるを得ない。
 10年かかろうが、この秋か来春かには縮小を開始するスタンスを示さなければならないだろう。
 そのための、米国と国際金融資本のための「アベノミクス」なのである。
 名目は国内企業への貸出増加、設備投資増で景気回復だが、それは最初からあり得ないことである。
 「アベノミクスと国際金融資本」、「アベノミクスは米国と国際金融の草刈り場」。

 以下の日経記事はそのことを露骨に表すものである。
 しかも国際決済銀行(BIS)が「報告書のなかに、日本の金融機関の国際融資を点検する特別コラムを載せた」そうである。
 いうまでもなく「BIS」は国際金融資本の影の「巣」。米国FRBを含め各国中銀を支配する外貨準備のバンカーである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー
   国際融資、邦銀がシェアトップ 13年3月末、米独抜く  9/16 日経

 【ベルリン=赤川省吾】国際決済銀行(BIS=本部スイス・バーゼル)は15日、国際融資の世界シェアで日本勢が首位になったと発表した。
 新興国への融資を伸ばした邦銀の残高ベースのシェアが2013年3月末に13%となった。米国(12%)やドイツ(11%)を上回った。
 BISはバブル崩壊の痛手から日本の金融機関がようやく回復したと分析しており、「邦銀の復活」と評している。

 BISは四半期ごとにまとめる報告書のなかに、日本の金融機関の国際融資を点検する特別コラムを載せた。それによると「国境を越える銀行債権」で、南米やカリブ海地域、それにアジアなどの新興国に加え、米国向けの融資が「大きく伸びた」という。

 国内の貸し出しの利益率が低いため、邦銀は海外融資に積極的に取り組むようになった。その一方で、ライバルだったドイツやフランスなど欧州系の金融機関は欧州債務危機の痛手を受けて、融資を手控えざるを得ない。

 この結果、07年は8%にすぎなかった邦銀の国際シェアが上昇し、ほぼ6年間で1.5倍近くにまで膨らんだ。

 日本の金融機関はバブル経済に沸いた1980年代に海外拠点の拡充を進め、国際融資のシェアはピーク時の89年に39%に達した。
 しかしバブル崩壊で国外に融資を振り向ける余裕がなくなり、シェアが急降下した。
 20年かかって、ようやく国際金融市場での存在感を取り戻しつつある。
 ーーーーーーーーーーーーーーー
 ※ 日経記事はなぜか楽しそうだが、これは通貨増刷効果が米国の利益にしかなっていないことを露骨に示すものだ。
 以下は「ひょう吉の疑問」氏からの抜粋。
 ーーーーーーーーーーーーーーー
 金融緩和で、日本の資金がアメリカに流れている

 アメリカは今量的金融緩和を縮小しようとしている。その結果、資金不足に陥る危険がある。そんな時に日本はアメリカへの融資を拡大している。
 昨日の本ブログの記事に、アメリカが日本によってファイナンスされているという趣旨のことを書いたが、そのことが上の記事によって証明されたわけだ。

 しかしこのことはアメリカにとっては良くても日本にとっては一向に良くないことである。
 何のための量的金融緩和なのか。
 日銀の黒田と首相の安倍の説明には嘘があるのではないか。

 今日の日経新聞には、この記事とは別記事で、アメリカの債務上限問題が来月10月で期限を迎えることが書いてある。これが通らないとアメリカは来年度の予算が組めなくなる。それほどアメリカの経済状態は逼迫しているのだ。
 金融面だけではなく財政面でも逼迫している。

 そこへ日本から大量の資金が流れている。
 日本は利用されているだけではないか。

 少なくとも、日銀の金融緩和策は、
 日銀 → 市中銀行 → 民間企業
という流れの後半部分がうまくいっていない。

 現状は、
 日銀 → 市中銀行 → アメリカ
となっている。
 これでは日本の景気回復はおぼつかない。

こんな記事を嬉しそうに書く日経新聞は、ことの真実を覆い隠そうとしているのではないか。
 ーーーーーーーーーーーーーー 
 ※ 以下は勤労者賃金、所得の再配分と消費増税、デフレに関連するページ。

労働分配率の強制修正
世界で日本のみデフレ
日銀の金融緩和は誰のためか
信用創造と言えば聞こえは良いが
信用創造とは
公務員叩きとデフレ政策
通貨、金利と信用創造の特殊な性質
信用創造(3)無政府的な過剰通貨
デフレ脱却には賃金上昇が不可欠:根津
これからの経済生活はどうなるのか
なぜデフレなのか、なぜ放置するのか
ゆでガエル!
消費増税でデフレ強行を目指すかいらい政権
日本の労働は封建主義の農奴農民か 
窮乏化、3軒に1軒が貯金もなし
逆進課税とデフレ恐慌
消費増税を許すな!三党談合政権を倒そう
破滅の緊縮財政か、恐慌を断ち切る財政出動か
景気対策ではない、消費増税を通すためのGDP操作だ
安倍某の経済政策?恐怖のシナリオか
安倍の過激刺激策は過去のミス繰返し:人民網
家計、企業、政府の共倒れ破綻
生活と円安、アベノミクスが招くこと
アベノミクスが作り出す地獄の窮乏生活
通貨戦争(62)ゴロツキ右翼が口火で世界大戦:ペセック
アベノミクスは現実を欠いた宗教:ペセック
勤労者の地獄と国際金融資本の高笑い
賃上げが無ければ経済成長は無い
来年度成長率2.5%?参院選向けの国民騙し!
なぜ消費増税に固執するのか
アベノミクス、勤労者窮乏化の効果だけは必ずある 
アベノミクスの展開と帰結:吉田繁治
企業内労組連合の腐敗とブラック企業、アベノミクスの茶番
安倍の犯罪、早くも生活苦が始まった
失業、窮乏、貧富の拡大を目指す安倍政権
通貨戦争(64)キプロスにみる、金融緩和という火薬庫
スタグフレーションとバブル:藻谷
狂気のアベノミクス、マネタリーベースと長期国債
注意!大マスコミが好景気を「演出」している
小沢氏4/1経済も安倍政権もこのままでは持たない
出口もリスクも無視、空気に従う委員たち
通貨戦争(65)アベノミクスに潜む「日米密約」
黒田日銀は己の失敗を願うべき:Richard Koo
黒田「異次元金融緩和」は米国とFRBの意向
目算違いの金利高騰、荒れる債券市場は何故か
アベノミクスと国際金融資本
円安は賃金低下と一部企業の利益増:野口
破綻早めるアベノミクス
インフレ目標は宗教か脅しか:中原
アベノミクスは米国と国際金融の草刈り場
デフレ脱却ではなくスタグフレーション:野口
中原圭介インタビュー:通説経済学に騙されるな
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