プーチン:シリア攻撃は違法な侵略行為
2013-09-05

4日、プーチン氏は米国のシリア攻撃は国際法の違反行為であり、米国議会が承認できるものではない。
国際法は侵略行為を禁止している。米国議会にそれをくつがえす権限はない。
プーチン氏は外交用語に考慮したやや婉曲な言葉を使っている。
つまり、米国が押し通そうとしているシリア攻撃は国際法が戦争犯罪と規定する侵略行為に他ならないからである。
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プーチン大統領「米議会は、シリア攻撃を承認することはできない」 9/4 ロシアの声
4日、プーチン大統領は、大統領付属人権評議会の会議で
「米議会は、シリア攻撃を承認できない。それは彼らの権限ではない」と述べ
「実際上、彼らは今、対シリア攻撃を認めようと問題を検討しているのであり、そんなことは絶対に許されない」
と指摘した。
プーチン大統領は又「どの国の議会も、そうした事を決める事はできない」
と強調し、次のように続けた―
「そんなことは、健全な考えや国際法に関する理解の完全なすり替えである。
シリアは米国を攻撃していない、それゆえ自己防衛の問題ではない。
米国当局は、シリアでの化学兵器使用問題を議会で討議する際、米国の攻撃がシリア国内における『アルカイダ』の立場強化に繋がる事はないと請合い、『アルカイダ』はシリア国内にそもそも存在しないと主張しているが、これは嘘だ。
『アルカイダ』は、シリアの反政府側にたって戦っている軍隊の主要な一部である。」
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