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戦争犯罪へ進む米国、対シリア“限定”戦争の嘘

0801イスラエル_シリア
 2013/8/1イスラエルのシリア攻撃

   対シリア“限定”戦争の嘘 シェーマス・クーク 2013年8月31日 Global Research 翻訳「マスコミに載らない海外記事」から

沈みかけている船からネズミ達は脱出しつつある。オバマの最も強力な同盟諸国も、対シリア戦争準備の基盤である嘘の匂いに耐えられなくなっている
外交政策全体が、アメリカに“飛べ”と言われると、“どれほど高く?”と問うだけの立場に貶められているイギリスさえもが、オバマの戦争願望にも落ち着いた状態を保つことを選んだ。

アメリカ外交政策によって、長らく傀儡と見なされてきたアラブ連盟も、あやつり糸を断ち切った。
国連安全保障理事会も、リビアで、オバマを信じてはならないことを学んだ後、攻撃を許可するのを拒否した。
残るは、攻撃に“国際的”支持という装いを施す“重要な”ヨーロッパ諸国の表象として、イギリスの代役を果たす、シリアの元宗主国フランスだけだ。
だが、イギリスの傲慢さが、戦争挑発者として動くことはあるまいと“社会主義者”大統領に投票したフランス国民に、感銘を与えるであろうことは確実だ。

オバマは、ごく最近の化学兵器攻撃を行ったのがシリア政府であるという証拠を何も提示していない。
国連査察官カルラ・デル・ポンテは、前回の化学兵器攻撃は、アメリカが支援する反政府勢力が行ったとしており、誰を有罪かと推定することになれば、それは反政府勢力の方向に向くだろう。

諸外国が、オバマの戦いの歌を、ブッシュ大統領がイラク攻撃に用いた歌詞の剽窃だと即座に理解する一方、アメリカ国民の一部は、オバマの甘美な調子に騙されている。
“何日ではなく、数時間”しか続かない“限定攻撃”という穏やかで、安心感を与える響きは、基本的に“悪い”子でいるシリアには、軽いお仕置きが必要だが、その後全てが通常に戻ると言い聞かされているアメリカ国民の神経に対して沈静効果があるのだ。
アメリカ軍兵士は誰も死ぬ必要がない。本当に、大騒ぎするほどのことではない。

だがもちろん、中東におけるいかなる軍事行動も重大事だ。
この地域で、アメリカが戦争をする度毎に、緊張は高まり、自衛の準備がなされ、抑止力として機能すべく地域同盟も用意できている。
アメリカ外交政策に同調しない国々は数多いが、全中東におけるアメリカの血まみれの行進を止めようとうずうずしているのだ。

アメリカ人は、イラク戦争が、中東を一体どのように根本的に変えてしまったのかを理解していない。
かつて多くの人々から誇り高いアラブの国と見なされていたイラクを破壊したことで、アメリカ政府は、この地域の圧倒的大多数の人々から、ひどく憎悪されている
何百万人ものアラブ人が、同様に非常に強い親近感を抱いている、中東の中心にあるもう一つの国を攻撃すれば、大変な“ブローバック”を生み出すだろう。

どれほど“限定された”攻撃であろうと、外国を爆撃することは、重大な戦争行為だ。
実際、第二次大戦後、ニュルンベルク裁判は、ナチスの“最高の国際犯罪”は、集団大虐殺やホロコーストではなく、他の全ての戦争犯罪は、この原罪から吹き出したのだから、侵略戦争を始めたことだと結論づけた
もちろん、オバマの侵略戦争計画は、シリアの何輌かの戦車に対して何発かのミサイルを発射するという程度のものではない。
それが海軍駆逐艦を5隻、地域に移動させた理由だ。

それがまた、おそらくフランスの日刊紙ル・フィガロが報じた通り、8月17日に何百人ものアメリカの特殊部隊員と“訓練された好戦的戦士”がシリアに入り込んだ理由だ。

シリア攻撃の本当の意図は、ニューヨーク・タイムズによれば、ほぼ二年間、そして、おそらくはもっと長期間にわたり、銃、訓練や、資金の形で、膨大なアメリカの支援を受けてきて、現在苦しんでいるオバマの反政府勢力にてこ入れすることだと広く推測されている
イスラム過激派の民兵が、アサドに反対する中で、最も強力な戦闘部隊であることは議論の余地がない事実だ。もしアサドが倒れれば、彼等が権力を握るのだ。

アメリカが支援する過激派反政府勢力は、アサドを打倒する何らかの希望を持つには、それよりももっと強力な支援が必要なので、もし小規模な爆撃作戦だけが行われるとすれば、後日、更なる爆撃が行われるのは確実だ。
オバマ側の、本質的に打ちのめされている反政府勢力と、シリア政府の間の力のバランスを変えるには、リビアに似たやり方の大規模爆撃作戦が必要だ。

リビアでの一連の出来事を忘れるべきではない。
アメリカが支援するリビア反政府勢力が敗北に直面すると、オバマは、何千人ものリビア国民の虐殺を防ぐためには“緊急行動”がなされなければならないと主張して、国連の“無邪気さ”につけこんだ。
国連は愚かにも“民間人保護”という曖昧な決議に合意し、オバマはそれを、すぐさま侵略戦争と体制転覆をしかける口実に利用し、ジェット戦闘機でリビアに何千発もの爆弾を投下し、軍事と民間標的両方を攻撃し、その過程で国家の縫い目を引き裂いた
ヴィジャイ・プラシャドの素晴らしい著書、“アラブの春、リビアの冬”はこの戦いを詳細に論じている。

リビアの例の後、国連はオバマの嘘に騙されなくなった。
そこで、今、対シリア戦争をする上で一番難しい部分は、戦争を始めることだ。
戦争が、一度足掛かりを得てしまえば、戦争の論理が即座に乗っ取り、それが、通常、拡大の方向の、新たな、不測の力学を即座に生み出すのだ。
この“不測の”戦争の要素こそが、まさにオバマが計画しているものである可能性はきわめて高い

例えば正気の軍事アナリストなら誰でも、シリアが自国を防衛することを予想するだろう。
そしてシリアは、リビアやイラクがそうであった以上に、そうする能力がずっと高かろう。
アメリカ国民は、基本的に、シリアは多分ひどいかんしゃくを起こした後、従順に懲罰を受け入れるだろうと聞かされているので、これには覚悟ができていないのだ。

しかし、シリアには高度な武器体系があり、例えば、アメリカ海軍駆逐艦を爆撃したり、あるいは、おそらくは、攻撃に何らかのレベルで確実に関与しているので、それゆえ合法的な軍事目標であるイスラエルを標的にしたりして、シリアが自らを守ろうとするのは全く合法的で、合理的なことだ。
イスラエルは、過去六ヶ月の間に、シリアを何回か爆撃している。

アメリカ国民に、戦争をエスカレートする為の“本当の”理由が得られるよう、オバマが、シリアに強い反撃をさせようとする可能性は十分あり得る
イランとシリアは相互防衛条約を締結しているので、シリアに対するいかなる攻撃も、イランを紛争に巻き込む可能性がある。
だから、それが究極的な狙いなのかも知れない。
イランが軍事的関与をするよう挑発し、アメリカが、戦争を、長年アメリカの照準十字線にあるイランへと拡張する言い訳が得られるようにするのだ。

もし、国際的、国内的圧力が、単なるシリアが反撃をしてこない程度の“形だけの”攻撃をするようオバマに強いれば、アメリカ外交政策にとって、アメリカの国際的覇権の衰退を示す、歴史的屈辱となるだろう。
しかし、たとえ“局部”攻撃であっても、極めて危険な前例となり、必然的に近い将来に再開されるであろう将来の攻撃の為の扉を大きく開くことになる。
帝国というものは単純に忘却のかなたへと消えていくものではないのだから、今回のひ弱な戦争準備は、次回、オバマ政権を一層戦争に対して貪欲にさせるだろう。

もしオバマが、この時点でシリアを攻撃すれば、イラク攻撃時のブッシュより、彼の同盟国は少ない。
ノーベル平和賞受賞者のオバマは、50年前 1963年3月に、マーチン・ルーサー・キング・Jrが演説したワシントンの土地を、厚かましくも汚した
オバマは、対シリア戦争を計画しながら、偉大な調停者を褒めたたえた。

オバマは、ブッシュの様な形で、自分の品格を実に急速に破壊してしまった。
彼はチェルシー(旧ブラドリー)・マニングの様な内部告発者を投獄したが、マニングの唯一の犯罪は戦争犯罪を暴露したことであるのに、大統領は、現在シリアに対する遥かに大きな戦争犯罪を準備している

彼の大統領としての地位は、炎に包まれて、目覚しい速度で下落しつつあり、この国の他のすべてをも引きずり降ろす可能性がある。

土曜日、8月31日は、対シリア戦争に反対の抗議行動をする国際的な日だ。アメリカにおける大規模な反戦行動は、より多くの戦争支持派のネズミに、船から飛び降りるよう納得させるだろうし、特に大規模行動は、軍艦を一発で沈没させる可能性もあろう。

原文はグローバル・リサーチ(カナダ)http://www.globalresearch.ca/the-lie-of-limited-war-against-syria/5347354

どこぞの原発の地下、活断層ではないことになった。これで、再稼働可能ということにするのだろう。
常識で考えれば、猿でもワカル。福島第一原発のメルトダウン、別に、福島第一原発地下の、活断層が動いて、大地震が起きたためではない。
活断層であろうとなかろうと、原発は限りなく危険なのだ。

シリアについては、宗主国と、属国の傀儡首脳、密接に連絡をとりあうという。

集団自衛権が承認されていれば、日本軍も、現地に駆けつけることになっていただろう。そして、一緒に攻撃することになっていただろう。

福島第一原発メルトダウンだけでも、国家存亡の瀬戸際にあるのに、いくら宗主国の命令とはいえ、海外侵略をする資金的・人的余裕は全くないだろうに。
それで、同じ言葉を、しつこく書いておこう。

売国とアメリカ語で書く三代目
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