fc2ブログ

もうすぐ北風が強くなる

泉田知事、規制庁長官に怒りの抗議

 泉田知事

「原子力発電所の安全と住民の安全。守る気があるんでしょうか?」泉田新潟県知事4/22報道ステーション・OurPlanetTV(文字起こし) 4/23 「kiikochan.blog」から

新潟県知事が激怒 原子力規制委は…

新潟県知事が怒り心頭

泉田裕彦知事 新潟県:
行政機関の話も聞かない。
現場の声も聞かない。
そんな安全基準がどうして役に立つと思うんですか?


泉田新潟県知事が原子力規制庁の池田長官と面会し怒りをぶつけた。
規制委員会が今月10日新規制基準案を了承した事に関係する。

泉田裕彦知事 新潟県:
上から目線で決めている独立行政委員会が
「いい」って言えば全部いいんだという態度は間違いだ
と思いますよ。
じゃあ3月の段階からあって、それで、ここまで引き延ばしたんですよ。

知事は原発を抱える新潟県の疑問点などを新基準に反映するため、3月に面会を申し出たが拒否され、
そのまま基準案が策定されたという。
自然災害と原子力災害が同時に起きたらそれぞれの法律の間で“不具合”が生じるという。

泉田裕彦知事 新潟県:
そもそも、法体系が二重になっているのは問題だと思いませんか?
新潟県は福島の事故が起きる前に複合災害(2007年地震で原発に影響)を経験していますからね。
地震の中で原子力災害が起きた場合に、このオフサイトセンターに知事が行ったら
災害対応の指揮が出来なくなるんですよ


他にもいくつかの問題を訴えた。

泉田裕彦知事 新潟県:
国の安全を守るために真面目に仕事をしていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

池田克彦長官 原子力規制庁:それはちょっと言い過ぎじゃないですか!

泉田裕彦知事 新潟県:
じゃあ、どうしてね、今日まで引っ張るのか。
そもそも原案が出来るまでですよ、会わないというのがおかしいでしょ?

…………………………….
 
「住民守る気あるのか」新潟県知事、原子力規制委を批判
ourplanet 04/22/2013 - 08:22

新潟県の泉田裕彦知事は22日、
同県が独自に設置した東京電力福島第1原発事故の検証委員会の議論に基づいた要請書を手渡すため、
原子力規制庁の池田克彦長官と面会した。
泉田知事は冒頭から、「原発と住民の安全を守る気があるのか」と原子力規制委員会を批判。
「なぜ田中俊一委員長が会わないのか」と怒りをあらわにした。
 
泉田知事が提出したのは、同県が3月29日にまとめた
「原子力発電所の安全対策及び住民などの防護対策について」と題した田中委員長宛の要請文
同県の検証委員会の議論に基づいたもので、
原発事故対策のほか、緊急時の広域避難ルートの明確化や物資の調達、
福祉病院施設の対策を含め、具体的な対応策の検討を求めている。
 
泉田知事は、去年10月に田中委員長宛てに、
原発事故対策と住民の避難対策の強化を求める質問状を送ったにも関わらず、
4ヶ月間も回答がないまま、原子力災害対策指針や新基準を策定していると厳しく批判。

 住民を守る気があるのか

新潟県 泉田知事:原子力発電所の安全と、それから住民の安全。守る気があるんでしょうか?

規制庁 池田長官:それは当然です。それが我々の責務でございますので、えー、それは当然ですよね。

新潟県 泉田知事:立地地域と向き合う気はありますか?

規制庁 池田長官:もちろんです。

新潟県 泉田知事:あるんですね。

規制庁 池田長官:はい。

新潟県 泉田知事:なぜ、田中委員長は今日会いに来ていただけないんですか?

規制庁 池田長官:中身につきましては我々がきちんとあげております。えー、それをね、あの

新潟県 泉田知事:どうして間接話法にしようとするんですか?じゃあ。

規制庁 池田長官:
いや、それは、あ~、ま、いろいろな団体からですね、面会を受けて非常に多いんです。
それを、おー、おー、お…片方は

新潟県 泉田知事:新潟を団体の一つだと思っているんですか?行政を所管しているんですよ。

規制庁 池田長官:いや行政を所管しているけれども同じです

新潟県 泉田知事:原子力安全行政の一部を担っている訳でしょ

規制庁 池田長官:いやいやとにかく

新潟県 泉田知事:
原子力規制委員会っていうのは、避難をどうするのかという事に対しても責任を持つ機関じゃないんですか?

規制庁 池田長官:あー、あの、許可を住民にとるという話ですか?

新潟県 泉田知事:
そういうことです。
どうしてそれをね、現場の実際の話を聞かないで出来るんですかね?
どうしてそれで完全な、完全なというか、内容ですよね。
今回の安全基準と言われるもの。
少なくても新潟県は柏崎刈羽の中越沖地震の際に火災事故と複合災害を経験しているわけですよ。
で、いったい何が起きるのか?
現場がどうだったか?というのを聞かないでどうして判断できるんですかね?
我々が現場で何が起きて困ったのか。
たとえば複合災害の場合は電源車がそもそもたどり着けない可能性だってある訳ですよ。
どうするんですか?


福島の検証もしていない。
行政機関の話も聞かない。
現場の声も聞かない。
そんな安全基準がどうして役に立つと思うんですか?


どうしてこれを15分で説明できるんですか、そもそも。
「15分しかダメ」っていうのはそちらからですよ。

原子力規制庁広報課 佐藤暁課長:
今日の15分というのも、わたくしは新潟県さんから15分でいいというふうに聞いています!
 ※佐藤暁課長ってこんな方 http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2388.html「福島県民に無用の被ばくを避ける権利があるかどうかは分からない」と言った佐藤暁

新潟県 泉田知事:
いい加減にしてほしいですよね。
それで原子力安全行政を国民に「安心しろ」って放れますか?

記者:知事、最初から相当お怒りでしたけれども。

新潟県 泉田知事:
そりゃそうですよ。
だって3月からね、安全基準を検討している中で、
県の技術委員会で専門家が検討した事をお知らせをしてですよ、
「より安全になるように」という形で申し入れをしているのに会わない
訳ですよ。
さらに記者会見で田中委員長が
「なぜ新潟県知事の質問に答えなければいけないのか。義務はない」
というような発言をしている訳ですよ。
これは、「国民の安全を守ろうという意識が組織としてあるのか?」と
やっぱり疑問を感じざるを得ないんですよね。

記者:あらためてどういった事を規制委員会に求めていきたいと思っていますか?

新潟県 泉田知事:
これはね、安全を守るっていうことですよ。
福島の事故がなぜ起きて、
そしてそこにどう対応したのかという事をしっかりやるという事が一番大事であって、
それを透明性を持ってですね、情報を提供していくっていう事が一番重要なんじゃないでしょうか。
情報は提供しない。それから話も聞かない。独善で進めると。
我々は指針を書きました、終わり。と、
これで信頼を得るのは難しいんじゃないでしょうか?


記者:柏崎刈羽原発の再稼働について

新潟県 泉田知事:
だから再稼働の議論は福島事故の検証が先でしょうと質問もしている訳です。
答えられている所が答えていないという事ですもんね、今日の話だと。
先ずそっちが先だと思います。

記者:じゃあ、何年かかっても?

新潟県 泉田知事:だから、時間の概念じゃありません。(※北風:人命の安全に関することだ!) 
  …………………….

原子力規制委員会の定例記者会見(平成25年3月13日)
動画はこちら↓
http://youtu.be/5D0ozCwRWtE?t=14m44s
14:44~

雑誌科学 田中:
ありがとうございます。
では、最後の質問、第4番の質問をさせてください。
昨年 10 月 29 日付で新潟県の泉田知事から委員長宛てに出された質問状に対して、
2月6日の規制庁から知事への回答は、
具体性を欠き、正対したものになっていないことからお考えを伺いたいと思います。
質問状には高放射線量率下での収束作業が必要な場合に
労働法制上、民間事業者である電力事業者等の従業員に
収束作業の実施を命じることができるとお考えでしょうかという問いがあります。
もう一つ、高線量率下で緊急時対応を実施する特殊部隊を国として創設すべきと考えますが、
どのようにお考えでしょうかという問いがあります。
委員長のお考えをお聞かせください。

田中委員長 :
まぁ、個人の考えをいま述べるような質問ではないですね。
今後、あの大事なことかもしれませんが、
あのこれから検討そういうことも含めて、あの、検討する必要があると思いますが、
えっとー、日本の場合は今までは、そういう、あのー体制が整っていなかったという、
御指摘があるのは分かっていますけれども、
すぐにそれをできるかと誰かが命令して、かなりあの、ま、言い方はあれですけれども、
アメリカだと FEMA(米国連邦緊急事態管理庁)かな?
あういうような、そういう組織を作るべきだという御指摘はあるんだけれども、
日本でそれがすぐにそういうことができるかどうかというのは、そう簡単な課題ではないです。
(※北風: FEMA(米国連邦緊急事態管理庁)などが出てくるとこでこの人の頭の中がわかる。 FEMAは緊急事態にその地域で軍と公安の全権を握るのだが、ニューオリンズの水害で恥を晒した。
頭のなかが治安とか鎮圧とかで埋まっているのだろう。
当初記者会見から新聞「赤旗」を排除しようとした、広報課長の佐藤暁と似たような異常な「とんでも非常識」人間だ。)

田中記者:
もちろん簡単ではないですが。

田中委員長:
でも、それが新潟県知事から出されたからって、
私がいちいちそれを答えていく義務があるとは思えません


司会:
田中さん、ほかにも質問されたい方がいらっしゃるのでちょっとよろしいですか
 ーーーーーーーーーーーーーーー
※北風:この異常な傲慢さと国民を軽蔑した態度。この特徴では電力幹部もおかしい者が多いが。負けず劣らずの異常性格だ。
 科学、学術とか合理的思考などの資質を期待できない人格ではないか!
 国会事故調も指摘した人間の資質の問題が露呈している。
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://bator.blog14.fc2.com/tb.php/1732-ed3a28b8

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (175)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

Template by たけやん