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もうすぐ北風が強くなる

報道しなければ原発も放射能も忘れるだろう?

 原発貯水槽

で、原発はどうなんだ?…1  4/17   DragonMama  Seetel  (※ )は北風の注釈

貯水槽にも配管にも問題があって、汚染水が漏れ出している。

放射性セシウムを除去した汚染水だと言うけれど、他の放射性物質は多く含まれているわけだ。

京大原子炉実験所の小出助教授によると、ストロンチウムは1ccあたり0.03ベクレル以下でないと自然環境に放出できないという。
けれどもこの汚染水には、29万ベクレル含まれていると言われる。
すぐに洗い落せば問題はないものの、一定時間いると考えるならばやけどする。漏れたところに近づけないほどの濃度と考えてよいだろう。

これまで漏れた汚染水は120トンともいわれているから、ストロンチウムは35兆ベクレル分…ってことになる。
セシウムほど生物毒性は強くないとしても、地中に流れ出てしまった分だけで、35兆ベクレル分というのはとんでもない量なのだ。(ちなみに広島原爆によって放出されたセシウム137の量は89兆ベクレルと考えられている。)

小出助教授によると、汚染水に最も多く含まれているのはトリチウムだと考えられるそうだ。
この危険性はセシウムよりずっと低い。
けれど、三重水素であるトリチウムは水そのものになっているから放射性物質除去装置では取り除くことができない
で、これが環境に入れば当然「水」になってしまうから、取り除きようがないというのだ。

海に東電側は、海に流れ込んではいないと言うが、地中に入れば地下水は海にも流れ出ていくだろう。

それなりに報道されてる貯水槽の汚染水漏れのことよりも、原子炉建屋内の汚染水漏れの方がもっと深刻なのではないか?
すでにできている細かな亀裂が、このところ頻発している地震で、より広がることはないのだろうか?
そもそも人が入り込んで調査できない位の状況だから本当のことはわからない。

事故後2年間、水をかけると言う対処療法を続けてきただけだ。その結果、汚染水が増えていく。
汚染水が自然環境、たとえば海へ流れ込めば…「薄まるから大丈夫」ってことはない。
たしかに一定量の水に含まれる放射性物質の測定値は下がるだろうけれど、
プランクトンから大型魚へと食物連鎖を通じて移行し、海底の生態系内で濃縮され、循環していくことになる。

実際に、福島第1原発の港湾内でとったアイナメから、魚類では過去最大値となる1キログラム当たり74万ベクレルの放射性セシウムが検出されたのは最近のことだ。ちなみに国が定める一般食品の基準値は1キログラム当たり100ベクレルである。

(※ 一方で100ベクレル/kg以上は放射能廃棄物であり、黄色のドラム缶に詰めて「厳重管理」である。
国の食品基準値なるものは実に恐ろしい。放射能廃棄物スレスレが食品として流通しているわけだ。国などの考え方がわかるというものだ。)

一方政府は、4月以降、自治体が実施している食品の放射性セシウム検査で、葉もの野菜や、果実の一部とイワシなど魚類の一部などを原則として重点検査対象から除外することにした。

野菜類ではホウレンソウやレタス、キャベツ、ダイコン、ジャガイモなど、果実ではモモ、リンゴ、ナシなど、魚類ではコウナゴ(イカナゴの稚魚)、イワシ、サバ、ブリなどが除外され、対象食品数(品目・類)は132から98に減っている。

厚生労働省は「検査で放射性セシウムが検出されない食品が多くなっているため」としているけれど、
セシウム以外の放射性物質は含まれているし、それがどのように影響するかさえ分からないのが現状だ。
(※ セシウム以外の放射性物質は完全に放置、野放しである。)

もちろん、安全な食品を流通するための努力はされているだろう。
(※ なにもしないところを見ると、努力している「ふり」をしているだけなのは間違いない。)

怖がり続けていてもストレスがたまるばかりだし、
実際幼い子がいる家庭など、この2年間で気疲れしてきている方も少なくないだろう。
(実際に、こどもを抱えてもう既に疲れ果ててしまっている母親が多いことだろう。)

ただ、報道されないからと言って安心になったとは考えない方が良いだろう。
(※ 報道しなければ国民は放射能の危険を忘れるだろう!騙しても騙してもまだまだ騙せる…….自民党のTPP断固阻止だけではありません。マスコミと政府の原発と放射能タブーです。)

福島の原発事故はまだまだ拡大継続中なのだ

どうやらこの国は、私たちが心配するよりずっとこの事故を心配してないようだ。

もちろん現場で力を尽くしている人はたくさんいる。

けれども、貯水槽の作り方に土木専門家の意見さえ聞こうとしないのだもの…。
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