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もうすぐ北風が強くなる

米国と北朝鮮のマッチポンプ

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 米国と北朝鮮のマッチポンプがどこまでか具体的なものでその深さはは知るすべが無い。
 あうんの呼吸かも知れないし、具体的な言葉でやり取りがあるのかは分からないが、マッチポンプになっていることは事実だ。
 韓国が朴正熙政権時代に、大統領選挙前に北鮮ゲリラが侵入していたのが、北との連携工作だったことは、韓国が民主化後にマスコミが暴露している。
 韓国、日本などで選挙が近づくと北朝鮮から何かが起きて、日韓の保守派、右派に有利な情勢が造られる。
 米国軍産複合体にとっては、利益をもたらす重要な存在が北朝鮮だ。 
  ーーーーーーーーーーーーーー
    北朝鮮制裁決議は米国によるマッチポンプ  3/10 「陽光堂主人の読書日記」から一部抜粋転載させて頂きます。

 明日3月11日は震災追悼行事が各地で催されますが、静かに追悼できるかどうかやや危惧しています。と言うのも、朝鮮人民軍最高司令部は5日に声明を発表し、3月11日をもって朝鮮戦争の休戦協定を破棄すると表明しているからです。

 核実験を受けた国連安全保障理事会での制裁論議に反発した結果ですが、安保理は7日、制裁決議案を全会一致で採択しています。その間の6日には、北朝鮮軍幹部が「われわれは精密な核攻撃でソウルのみならずワシントンまで火の海にする」と威嚇しています。

 今回の制裁決議案には中露も賛成していますから、北朝鮮が米韓だけを目の敵にしているのは理屈に合いません。本来なら、「われわれは精密な核攻撃で北京やモスクワも火の海にする」と言わなければなりません。

 中露は形式的に(米国の強要に屈して)制裁に回っただけと見ているのかも知れませんが、さすがに世界中を敵に回すわけには行きませんし、北朝鮮は米国の「お敵様」の役割を付されていますから、それを忠実に履行しているのです。

 米朝は水面下で繋がっており、2月15日付の朝日新聞には興味深い記事が掲載されています。ネット記事は一部有料なので、原田和明氏のメルマガから引用します。(http://archive.mag2.com/0000083496/20130222065000000.html)

   米高官、極秘訪朝3回 11年末以降 日本は疎外 2/15 朝日

 【牧野愛博】米政府高官が2011年11月から昨年8月にかけて少なくとも3回、平壌で北朝鮮の政府高官と極秘に接触していたことがわかった。米政府から日本政府に対して公式な説明はなかった。
 北朝鮮の3回目の核実験を受け、日米間の緊密な連携が求められているが、同盟国・日本でさえ共有できない「情報の壁」が浮き彫りになった。

 日米韓の政府関係者らが明らかにした。11年11月、米領グアムの空軍基地を出発した米軍機が横田基地でブルドーザーなどの重機を積み込み、平壌に向かった。米太平洋軍関係者らが搭乗していたとみられ、北朝鮮側と朝鮮戦争当時に行方不明になった米兵の遺骨捜索と収集方法について協議したという。

 12年4月7日と8月18~20日には、それぞれ米軍機がグアム基地と平壌間を往復した。搭乗者は米国家安全保障会議(NSC)のセイラー朝鮮部長と、国家情報長官室のデトラニ北朝鮮担当主任(昨年5月に離任)とみられる。北朝鮮の張成沢(チャンソンテク)国防副委員長らと面会し、金正日(キムジョンイル)総書記死去後の政策などを探ったとされる。

 空軍基地などを観察する愛好者からの通報や飛行計画などで米軍機の訪朝を知った日本政府が米側に説明を求めたところ、一昨年11月の訪朝に関しては非公式な説明があった。
 しかし残る2度については、米国は「インテリジェンス(諜報〈ちょうほう〉)の問題」として不快感を表明。米国務省は、日本外務省に「これ以上の問い合わせは両国関係を損ねる」と警告したという
 

 何とも素晴らしい「オトモダチ」です。米軍機がブルドーザーなど重機を積み込んで平壌へ飛んだり、米国の諜報関係者が張成沢らと面会していた頃、北朝鮮はミサイル実験を行い、3回目の核実験の準備をしていました。
 米国はこれらの支援をしていたわけで、「マッチポンプ」の典型です。

 そう言えば、今回の安保理決議の模様がテレビで放映されていましたが、笑っている人が2人ぐらいいて、緊張感が丸で感じられません。米朝によるヤラセの対立劇と知っているのでしょう。

 潘基文・国連事務総長は声明で、今回の決議を歓迎するとした上で、北朝鮮に対し「国際社会は核兵器開発を容認しないとの明確なメッセージを送った」と厚顔にも述べていますが、「このオッサンよく言うよ」という感じです。

 米朝の狙いは、半島情勢を緊張させて日韓から金を巻き上げることで、日韓の国民を恐がらせるために小競り合いを演じる可能性が大です。
 米国は予算カットで囚人を解放、警察も人員削減と無茶苦茶な状況で、国防費も大幅カットになります。
 ここいらで戦争の火種を作っておかないと軍需産業も立ち行きません。
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 ※ 米国、韓国、北朝鮮のマッチポンプ関連ページ。
軍事挑発は誰のためか
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