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4万Lの高度放射能水漏洩、沈黙の米マスコミ:仏ルモンド紙

 ハンフォード

「ただちに健康への危険はありません」:米ハンフォード原子力施設から漏れ出す4万リットルの高度放射能汚染水と沈黙を守る米国メディア/ルモンド紙(2月27日) 3/1翻訳「フランスねこのNews Watching」から

広島、長崎に落とされた原爆の製造地、米ハンフォード原子力施設(ワシントン州)。ワシントン州のジェイ・インスレー知事は2月22日、同施設の地下に埋められた高度放射性廃棄物の貯蔵容器6個から放射性物質が漏洩していることを認める公表を行った。
事態は先に米国エネルギー省が発表した「貯蔵容器1個のみからの汚染水漏洩」という状況をはるかに上回る深刻な事態に発展している。

1940年代に建設された米国内最古の原子力施設の地下には、廃棄物貯蔵容器170個分、およそ20万立方メートルに上る高度放射性物質が格納されおり、このうち3分の1の容器からは既に汚染物質の漏洩が確認されている。
「環境団体ハンフォード・チャレンジ」のトム・カーペンター代表は既に3.8万リットルに上る高度汚染水が漏れ出したと指摘している。

この緊急事態に対し、米国当局はハンフォードの周辺住民を安心させるべく素早い行動をとった。

ただちに健康への危険はありません。

短期的に見れば、当局のこの言葉は確かに正しい。カーペンター代表も米国政府のこうした見解に異を唱えない。
しかし長期的に見れば別の話だ。
ハンフォード原子力施設の地下から漏れ出しているプルトニウムの半減期は25万年もの長期にわたる。

こうした状況に直面しても、米国メディアはまだ沈黙を守っている。

「米国メディアが黙っていることに驚いてはいけません。長い時間が経たなければ、被曝被害が目に見える形で現れることはないのです。」

カーペンター代表は指摘する。
放射性物質の新たな漏洩が発表されたにもかかわらず、米メディアがこれを大きな見出しで取り上げることは無いのだ。
ハンフォード原子力施設近辺の住民は述べる。

「もしテロリストがここで漏れ出しているのと同じ量の劣化ウランを搭載した爆弾をアメリカのどこかの町に仕掛けたとしたら、アメリカ中が大騒ぎになるでしょうよ。」

(抜粋、一部編集)

●元の記事:ハンフォード原子力施設で汚染水漏えい―米では「だから何?」/ルモンド紙(2月27日)
(« Aux Etats-Unis, le site nucléaire de Hanford fuit...Et alors ? », Le Monde, 2013.02.28)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2013/02/26/aux-etats-unis-le-site-nucleaire-de-hanford-fuit-et-alors_1839031_3244.html
 ーーーーーーーーーーーーーーーー
 アメリカのハンフォード核施設から放射能漏れが継続 2/23 イラン国営放送

アメリカ・ワシントン州のインズリー州知事が、同州のハンフォード核施設で放射能漏れが続いていることを明らかにしました。

ロイター通信によりますと、インズリー州知事の事務所は22日金曜、「ハンフォード核施設の地下に設置された放射性廃棄物貯蔵タンク6基から、放射性物質が漏れ続けている」と表明しました。
この報告によりますと、同事務所は現在もこの貯蔵タンクの放射能漏れを食い止めることができていない、と発表したということです。

ワシントン州知事の報道官も、「アメリカ政府関係者は、同州のコロンビア川がこの核施設からもれた放射能で汚染される懸念について警告している」と表明しました。
これに先立ち、16日土曜、ワシントン州の関係者が、ハンフォード核施設の放射能漏れの長期的な影響について警告を発していました。

一方で、アメリカのエネルギー省は、「現在稼動停止中のハンフォード核施設の地下にある、177基の放射性廃棄物貯蔵タンクのうちのひとつのタンクの放射性物質の残留レベルが低下している」と表明しています。
ハンフォード核施設は、1989年に稼動停止しました。
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