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もうすぐ北風が強くなる

小沢氏2/18記者会見

  2/18 生活の党 小沢一郎代表 定例記者会見   2/19 「銅のはしご」氏から

≪ 会見 ≫

 小沢一郎代表 ; 25日の韓国大統領の就任式にお招きを頂きましたので,出席する事に致しました。その前日に,青森の平山君の所に入ります。今週末の予定はそのくらいかな。

≪ 質疑 ≫

 Q. 『日本改造計画』出版から20年経った。現在,日本の安全保障環境も大きく変わったが,新・あるいは改定版の『日本改造計画』を出版するご予定はおありか。

 A.小沢一郎代表 
 そんな気持ち(=20年経った現在)を持って,原稿は何回も推敲して,ほぼ出来てるんですけど。あとは現状に合わせて書き直さなくてはならない所もあります。
 また,読んでもらわなきゃしょうがないので,そういうタイミングもありますし。基本の原稿は,書き上げて有りますんで,後は手直しを加えて,いずれの日か(少し嬉しそうに)近々出したいと思ってます。

 Q. 出版社はどこか。

 A. 小沢一郎代表
 出版社はまだ決めていません。出そうと思って何年か前にやった時は,最初は講談社だったので(コンタクトしたが)いったん先送りという事にしたので,その後は決めてません。

 Q. 2月16日(土)テレビ東京の番組で,参院選では民主党から呼びかけがあれば全野党と連合したい,ただし,維新以外とおっしゃたように思う。具体的な政策や公約などは何が解決点になるか。

 A. 小沢一郎代表
 特定の政党をどうこう言ったわけではありません。
 野党第1党,そして良くも悪くも政権を一度取った民主党ですので,民主党が皆なに呼びかけて,このまま,また自公の政治を,自民党政治を許すべきでないと思う人が皆なちからを合わせようと,
 そういうふうに言うのが筋道ではないだろうかという事です。

 維新の党も別に除外したという訳じゃなくして,若干,自民党と石原代表は考え方が近いのかなという感想を申し上げただけで,除外するという意味ではありません。(共闘するのが)良ければ,いいと思います。
 それから,一番の共通の我々の考え方は,長年にわたる官僚主導,お上主導,この政治がこんにちの激変する世界情勢に対処できなくなって来ているというのが,色んな日本の社会的な矛盾を表面化させている,と。

 ですから,それにかわって,新しい体制を,政治主導・国民主導の形にして政治を変えなくちゃいけない,
 そういう基本的考え方が一致できれば,わたくしは全く問題ないと思っております。
 それ以外の個別政策については,手法の問題ですから。
 たとえば,社会保障にしても安全保障にしても,それは要らないと言う日本なら別ですけれども(笑)。

 国民主導の政治,国民の生活が第一,我々の言葉から言えばそういう事である以上,要らないという議論は成り立たないんですから。
 とすれば,じゃあ,どういう風な仕組みにすれば良いかとか,そういう類いの違いは別にあったって良いと思います。
 ですから飽くまでも旧来のアンシャン・レジーム=旧体制を,新しい体制に変えるんだ,という事で一致できれば,わたくしは良いと思っています。

 Q. 今日,大阪市に岩手県から100トンの瓦礫が搬入された。2月初めから本格的に焼却が始まった。反対運動の人が叫んだだけで3人逮捕されたり,駅前でビラ配布しただけで逮捕された。今までの逮捕者11名中6名も起訴されている。橋下徹大阪市長の下で大阪府警がかなり暴走しているという印象を持つ。
 岩手県から100トンの瓦礫が,なぜ大阪市に行ったのかあまり説明がない事。それに反対する市民運動に対し物凄い弾圧が始まっている事。これらに感想を。

 A. 小沢一郎代表
 (質問の間,何度も「ほおーっ」と驚きを表しながら)基本的には,わたくしは,震災の当事県はその復興について,瓦礫の処理であれ何であれ,出来るだけ自分たちでこなして行く。
 それに対して政府が支援をするという形が一番望ましいと思います。
 ただまあ量が多かったり,急に処理場が間に合わなかったりという事もあって,他府県のご厚意にお願いするという事じたいは,仕方のない事でもあろうかと思います。
 
 ただ,そういう反対の意見の表明や反対運動等について,今お話しのようなそんな大勢逮捕者が出ているという事については,
 わたくしはちょっと知りませんでしたが。それは,どの程度どうなったのか現状・事実関係を知らないので論評のしようはありませんけれども,
 どんな意見であれ,意見を主張する事によって官憲による妨害があるという事は,民主主義社会では,あってはならない事だと,わたくしは思っております。

 Q. 『日本改造計画』は,1年後に英語版も出版された。小沢代表の当時の考えは世界に発信されたが,鳩山由紀夫元総理や安倍首相も英語の論文を発表している。現在の小沢代表の政見,考え方を,たとえばニューヨークタイムズなど海外メディアに発表する事については。

 A. 小沢一郎代表
 あの時は(『日本改造計画』出版時)そういう要請があったので(また)家に米国市民の秘書もおりましたので英訳をしてもらったということです。
 それから中国語訳もあります。これも出版社からお話しがあって,中国語の本も出させてもらいました

 やはり,日本はどっちかと言えば自己主張がない国という事で評価されておりますので,
 自己主張をきちんと,それこそ自立した国家として自立した個人として,自己主張をする。
 そしてそれは,共通言語になっております英語でやらないと,外国人には分からないという事もありますので,出来る限り英語も使ってやるという事は必要な事だと思っております。

 わたくし自身については,さっき言いましたように,本であれ意見であれ,自分でもう少し推敲を重ねながら,また,タイミングを見てやりたいと,そう思っております。
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