ロータリー交差点
2013-02-09
冷泉氏がアメリカでロータリー交差点が復活傾向にあるとの記事を書いている。
十数年ですが、道路づくりに関わった私としてはなかなか面白い。
日本では極まれに駅前などにあるくらいで、まずは見かけません。
ほとんど存在しないのは国土交通省(旧建設省)の担当者がロータリー交差点をよく知らないために、補助事業として認可されないためなのです。
ロータリー交差点というのは交差点を円形の周回路にすることです。左側交通の日本なら右回りの一方通行となります。
基本的に交差点信号はなしで、周回する車両と周回から出る車両が優先します。つまり交差点に入る車両が後回しです。
出る車がウィンカーを点滅させることになります。
利点は多いのです。
・ 交差点で信号待ちしなくて良いので、交通が円滑に流れる。
・ 普通は信号機が不要なので、停電でもまったく支障がない。
・ 5差路、6差路に対応できる。周回路の直径を大きくとることでもっと多交差路にも対応できる。
・ わざわざ交差を直交させる必要がかなり減る。
・ 必ず徐行するので、重大事故が減る。
・ 夜間にヤンキーが暴走できない。
・ 周回路に囲まれた中央広場には植栽やモニュメントを設置することで優れた街並みを作れる。
欠点は何も無いに等しいのですが、唯一は周回する車出る車が優先することが周知されていることが必要なことです。
要は慣れていない車が多いと、渋滞もどきの感じになる場合があるわけです。
日本なら一概には言えませんが、せめて50km間隔かくらいな感じで、どこかの都道府県道か市町村道にロータリー交差点があると慣れた車が流れを作るでしょう。
イギリスを含めヨーロッパ各国にはこのロータリー交差点が一般道に数多くあります。
駅前や街広場、都市の旧市街、新市街、田舎道など、このページの一番下に少しですが写真を載せておきましたので、御覧ください。
ーーーーーーーーーー
「円形交差点」の導入、効率と安全性への影響はどうか? 2/8 冷泉彰彦 Newsweek日本版
2月7日の毎日新聞(電子版)にあった「円形交差点:ラウンドアバウト型、飯田で運用開始 全国初、信号機撤去し改造」という記事は、私には大変に興味深く思えました。というのは、アメリカにはこうした「円形交差点」というのはかなりあって、色々な議論があるからです。
この「円形交差点」というのは、要するに交差点の中央に「ぐるぐる回る周回路」というのがあって、各方向から来たクルマは一旦この周回路に合流して、その後で目的の方向に周回路から出て行くというもので、十字路だけでなく、五差路や六差路でも信号なしで「さばく」ことができるものです。
元々こうした「円形交差点」については、日本の場合は「ロータリー」という呼称が一般的でした。また、この「円形交差点」が今でもたくさん採用されている英国では「ラウンドアバウト」という言い方が一般的です。一方で、アメリカの場合は今でも「サークル」とか「トラフィック・サークル」と言われることが多いようです。有名なものとしては、ニューヨークのブロードウェイとセントラルパーク・サウスの交わる「コロンバス・サークル」があります。
その日本の「ロータリー」ですが、戦前から全国にあり、大規模交差点でのものもあれば、駅前のバスやタクシー乗り場の交通を円滑にする小規模なものも多くあったと思います。この駅前のものは、例えば東京ですと新宿駅の西口や国立駅などにあるわけですが、大規模なものの方は交通渋滞の原因になるとして撤去が進み、現在でも残っているのは旭川市の「常磐ロータリー」など数は少ないようです。
例えば岡山県の岡山市にはロータリーの痕跡がたくさん残っており、柳川交差点、大供交差点、大雲寺交差点、清輝橋交差点など、今では交通は十字路になり信号も設置されていますが、昔のロータリー構造は原型をとどめています。柳川は特にハッキリその形が残っているので、今でも地元の人は「柳川ロータリー」と言っているんじゃないかと思います。
岡山がいい例なのですが、どうしてロータリーがどんどん廃止されたのかというと、古い思想での運用だと、どうしても渋滞や事故の要因となったからです。これはアメリカでも同じで、特に私の住むニュージャージー州では、田舎道では昔ながらの「サークル」も残っているのですが、交通量の多い箇所では信号が設置されて実質的に「円形交差点」ではないような改造がされていることも多いのです。
ですが、ここへ来てアメリカでも「円形」再評価の動きも出てきました。私の町内では、長い間朝晩の渋滞の原因となっていた「T字路」があったのですが、数年前にこれを「円形交差点」に改造する工事が完成し、以降このポイントでの渋滞は軽減され住民には好評です。ニュージャージー州では、他にも近年同じような改造の例が数件あるようです。
何よりも、渋滞が軽減されるというのは利用者の利便性ということでも、エネルギーのムダや排気ガスの問題という観点からも良いことだと思います。また、今回の飯田市の例にあるように信号機を廃止することによる節電効果ということもあるでしょう。
では、どうしてこの「円形交差点」の再評価が進んでいるのでしょうか? その再評価の背景にある「新しい思想」というのは何なのでしょうか?
これは実は単純な話です。つまり、従来の「円形交差点」では「周回」と「流入」のどちらが優先関係にあるかが曖昧だったのです。例えば、信号で流入が制限されたり、五差路であるけれども、そのうちの2本は「幹線道路として交差点を貫いている」ために、その2本が他より優先されるとか、交差点ごとにルールが違っていて混乱の元になっていたわけです。
一方で、英国の場合は「周回優先」ということが以前から確立していたことで、この「円形交差点」というのは上手く機能していたのだと思います。アメリカでの再評価(まだ派手な動きではありませんが)というのは、この英国方式を取り入れたもので、アメリカでもこの「新しい思想」での「円形交差点」のことは「ラウンドアバウト方式」という呼び方にして、イメージの悪い「サークル」とは区別するという動きも専門家を中心としてあるのです。
私の町内の例では、とにかく「周回路優先」ということが住民に定着してから、一段と流れもスムーズになったように思われます。ということで、今回の飯田の例のことを、日本の伝統に従って「ロータリー」とは言わずに「ラウンドアバウト型」と呼んでいるのは正しいのだと思います。
では、このまま日本でも全国各地でどんどん導入を進めて行ったら良いのでしょうか? 私はそれで良いようにも思いますが、4点だけ気になることを指摘しておきたいと思います。
1つ目は、まずどんな交差点でも「ラウンドアバウト」にすればいいということではないと思います。明らかに交通量の多い、流れも速い幹線が貫通している場合は、そっちを優先するべきであり、周回路優先の「ラウンドアバウト」では交通量がさばけないように思います。私の住むニュージャージー州でも、複雑な五差路のうち貫通している幹線道路は「高架」に上げてしまって、「下の道」だけを「円形」で残した例もありますが、そうした対策も考慮されるべきでしょう。
2点目は、シュミレーションをすると「ラウンドアバウト」は十字路よりも事故が少ないのだそうですが、ドライバーの心理としては「流れに合流する」というのには抵抗感がある人がいるように思うのです。新型の、あるいは英国式の「ラウンドアバウト」の場合は、流入側が躊躇するというのは、周回路優先と整合性があるのでそれでいいという思想で、その辺は正に設計思想に入っているのですが、仮にこの「円形」を普及させるのであれば、やはり「合流」の方法について免許取得者への教習なり、免許を持っている人への安全教室などで指導や啓蒙の活動をする必要があるように思うのです。
3点目はもっと本質的な問題で、日本の場合は信号のない交差点では「左方優先」というのが道路交通法にはあるわけで、これを厳格に適用すると「周回側」ではなく「流入側」に優先権があるということになってしまいます。この点は、混乱を避けるために「円形」の場合にはどうするかということについて、必要であれば法改正をしてスッキリさせたほうが良いように思われます。
4点目としては、この「ラウンドアバウト」でのドライビング感覚に関しては、右側通行なら「反時計回り」、左側通行なら「時計回り」になるわけで、国際間での戸惑いの原因になるという問題です。例えば、左側通行のために時計回りである英国のラウンドアバウトは、右側通行のアメリカ人のレンタカーでの旅行者には不評です。今後の日本は、一層の少子高齢化で、例えば右側通行の国出身のドライバーに移民してもらって人手不足を補うような事態になるかもしれません。その際には、キチンとした安全教育が必要になるでしょう。
いずれにしても、この飯田市のニュースは、国際的なトレンド(そんなに大袈裟なものではないかもしれませんが)に則した動きだと言えるように思います。
ーーーーーーーーーーー

記事にあるニューヨークのコロンバス・サークル。
記事に紹介されている飯田市。

旭川市。

北九州市八幡

ヨーロッパの田舎道。奥がロータリー交差点(フランス)。

左はパリ凱旋門広場(ドゴール広場)。 右はローマの共和国広場。
十数年ですが、道路づくりに関わった私としてはなかなか面白い。
日本では極まれに駅前などにあるくらいで、まずは見かけません。
ほとんど存在しないのは国土交通省(旧建設省)の担当者がロータリー交差点をよく知らないために、補助事業として認可されないためなのです。
ロータリー交差点というのは交差点を円形の周回路にすることです。左側交通の日本なら右回りの一方通行となります。
基本的に交差点信号はなしで、周回する車両と周回から出る車両が優先します。つまり交差点に入る車両が後回しです。
出る車がウィンカーを点滅させることになります。
利点は多いのです。
・ 交差点で信号待ちしなくて良いので、交通が円滑に流れる。
・ 普通は信号機が不要なので、停電でもまったく支障がない。
・ 5差路、6差路に対応できる。周回路の直径を大きくとることでもっと多交差路にも対応できる。
・ わざわざ交差を直交させる必要がかなり減る。
・ 必ず徐行するので、重大事故が減る。
・ 夜間にヤンキーが暴走できない。
・ 周回路に囲まれた中央広場には植栽やモニュメントを設置することで優れた街並みを作れる。
欠点は何も無いに等しいのですが、唯一は周回する車出る車が優先することが周知されていることが必要なことです。
要は慣れていない車が多いと、渋滞もどきの感じになる場合があるわけです。
日本なら一概には言えませんが、せめて50km間隔かくらいな感じで、どこかの都道府県道か市町村道にロータリー交差点があると慣れた車が流れを作るでしょう。
イギリスを含めヨーロッパ各国にはこのロータリー交差点が一般道に数多くあります。
駅前や街広場、都市の旧市街、新市街、田舎道など、このページの一番下に少しですが写真を載せておきましたので、御覧ください。
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「円形交差点」の導入、効率と安全性への影響はどうか? 2/8 冷泉彰彦 Newsweek日本版
2月7日の毎日新聞(電子版)にあった「円形交差点:ラウンドアバウト型、飯田で運用開始 全国初、信号機撤去し改造」という記事は、私には大変に興味深く思えました。というのは、アメリカにはこうした「円形交差点」というのはかなりあって、色々な議論があるからです。
この「円形交差点」というのは、要するに交差点の中央に「ぐるぐる回る周回路」というのがあって、各方向から来たクルマは一旦この周回路に合流して、その後で目的の方向に周回路から出て行くというもので、十字路だけでなく、五差路や六差路でも信号なしで「さばく」ことができるものです。
元々こうした「円形交差点」については、日本の場合は「ロータリー」という呼称が一般的でした。また、この「円形交差点」が今でもたくさん採用されている英国では「ラウンドアバウト」という言い方が一般的です。一方で、アメリカの場合は今でも「サークル」とか「トラフィック・サークル」と言われることが多いようです。有名なものとしては、ニューヨークのブロードウェイとセントラルパーク・サウスの交わる「コロンバス・サークル」があります。
その日本の「ロータリー」ですが、戦前から全国にあり、大規模交差点でのものもあれば、駅前のバスやタクシー乗り場の交通を円滑にする小規模なものも多くあったと思います。この駅前のものは、例えば東京ですと新宿駅の西口や国立駅などにあるわけですが、大規模なものの方は交通渋滞の原因になるとして撤去が進み、現在でも残っているのは旭川市の「常磐ロータリー」など数は少ないようです。
例えば岡山県の岡山市にはロータリーの痕跡がたくさん残っており、柳川交差点、大供交差点、大雲寺交差点、清輝橋交差点など、今では交通は十字路になり信号も設置されていますが、昔のロータリー構造は原型をとどめています。柳川は特にハッキリその形が残っているので、今でも地元の人は「柳川ロータリー」と言っているんじゃないかと思います。
岡山がいい例なのですが、どうしてロータリーがどんどん廃止されたのかというと、古い思想での運用だと、どうしても渋滞や事故の要因となったからです。これはアメリカでも同じで、特に私の住むニュージャージー州では、田舎道では昔ながらの「サークル」も残っているのですが、交通量の多い箇所では信号が設置されて実質的に「円形交差点」ではないような改造がされていることも多いのです。
ですが、ここへ来てアメリカでも「円形」再評価の動きも出てきました。私の町内では、長い間朝晩の渋滞の原因となっていた「T字路」があったのですが、数年前にこれを「円形交差点」に改造する工事が完成し、以降このポイントでの渋滞は軽減され住民には好評です。ニュージャージー州では、他にも近年同じような改造の例が数件あるようです。
何よりも、渋滞が軽減されるというのは利用者の利便性ということでも、エネルギーのムダや排気ガスの問題という観点からも良いことだと思います。また、今回の飯田市の例にあるように信号機を廃止することによる節電効果ということもあるでしょう。
では、どうしてこの「円形交差点」の再評価が進んでいるのでしょうか? その再評価の背景にある「新しい思想」というのは何なのでしょうか?
これは実は単純な話です。つまり、従来の「円形交差点」では「周回」と「流入」のどちらが優先関係にあるかが曖昧だったのです。例えば、信号で流入が制限されたり、五差路であるけれども、そのうちの2本は「幹線道路として交差点を貫いている」ために、その2本が他より優先されるとか、交差点ごとにルールが違っていて混乱の元になっていたわけです。
一方で、英国の場合は「周回優先」ということが以前から確立していたことで、この「円形交差点」というのは上手く機能していたのだと思います。アメリカでの再評価(まだ派手な動きではありませんが)というのは、この英国方式を取り入れたもので、アメリカでもこの「新しい思想」での「円形交差点」のことは「ラウンドアバウト方式」という呼び方にして、イメージの悪い「サークル」とは区別するという動きも専門家を中心としてあるのです。
私の町内の例では、とにかく「周回路優先」ということが住民に定着してから、一段と流れもスムーズになったように思われます。ということで、今回の飯田の例のことを、日本の伝統に従って「ロータリー」とは言わずに「ラウンドアバウト型」と呼んでいるのは正しいのだと思います。
では、このまま日本でも全国各地でどんどん導入を進めて行ったら良いのでしょうか? 私はそれで良いようにも思いますが、4点だけ気になることを指摘しておきたいと思います。
1つ目は、まずどんな交差点でも「ラウンドアバウト」にすればいいということではないと思います。明らかに交通量の多い、流れも速い幹線が貫通している場合は、そっちを優先するべきであり、周回路優先の「ラウンドアバウト」では交通量がさばけないように思います。私の住むニュージャージー州でも、複雑な五差路のうち貫通している幹線道路は「高架」に上げてしまって、「下の道」だけを「円形」で残した例もありますが、そうした対策も考慮されるべきでしょう。
2点目は、シュミレーションをすると「ラウンドアバウト」は十字路よりも事故が少ないのだそうですが、ドライバーの心理としては「流れに合流する」というのには抵抗感がある人がいるように思うのです。新型の、あるいは英国式の「ラウンドアバウト」の場合は、流入側が躊躇するというのは、周回路優先と整合性があるのでそれでいいという思想で、その辺は正に設計思想に入っているのですが、仮にこの「円形」を普及させるのであれば、やはり「合流」の方法について免許取得者への教習なり、免許を持っている人への安全教室などで指導や啓蒙の活動をする必要があるように思うのです。
3点目はもっと本質的な問題で、日本の場合は信号のない交差点では「左方優先」というのが道路交通法にはあるわけで、これを厳格に適用すると「周回側」ではなく「流入側」に優先権があるということになってしまいます。この点は、混乱を避けるために「円形」の場合にはどうするかということについて、必要であれば法改正をしてスッキリさせたほうが良いように思われます。
4点目としては、この「ラウンドアバウト」でのドライビング感覚に関しては、右側通行なら「反時計回り」、左側通行なら「時計回り」になるわけで、国際間での戸惑いの原因になるという問題です。例えば、左側通行のために時計回りである英国のラウンドアバウトは、右側通行のアメリカ人のレンタカーでの旅行者には不評です。今後の日本は、一層の少子高齢化で、例えば右側通行の国出身のドライバーに移民してもらって人手不足を補うような事態になるかもしれません。その際には、キチンとした安全教育が必要になるでしょう。
いずれにしても、この飯田市のニュースは、国際的なトレンド(そんなに大袈裟なものではないかもしれませんが)に則した動きだと言えるように思います。
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記事にあるニューヨークのコロンバス・サークル。

記事に紹介されている飯田市。

旭川市。

北九州市八幡

ヨーロッパの田舎道。奥がロータリー交差点(フランス)。


左はパリ凱旋門広場(ドゴール広場)。 右はローマの共和国広場。
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コメント
ありがとうございます
ロータリー交差点の話を解ってくださる方がいて、嬉しいです。
やはり、ポイントは優先の周知ですね。せっかく利点の多い工法なのですからもっとあちこちに作ることで慣れれば良いのですが………………。
貴重なお写真をありがとうございます。
ページに追加させて頂きました。
やはり、ポイントは優先の周知ですね。せっかく利点の多い工法なのですからもっとあちこちに作ることで慣れれば良いのですが………………。
貴重なお写真をありがとうございます。
ページに追加させて頂きました。
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おっしゃるように‘周回路優先’を知らない車が結構あって、30年ほど前に優先車線が定められ、一時停止ラインが一カ所引かれました。
入るとき以上に出るときは神経を使います。それほど車の往来が多くないので何とかいってるようですが、優先車線を知らない車も多く、ルール周知の必要性を感じます。