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緊縮財政策に抗議、欧州連帯ゼネスト

 20121114マドリッド
 11/14マドリッド

 金融緩和と緊縮財政策の組み合わせ推進が、過剰蓄積と勤労大衆の窮乏化を生み出し、恐慌に至ることは、このブログでも一貫して主張してきたところです。
 このブログならずとも、世界の良心的な(御用評論家でない)エコノミストは同じ主張を繰り返してきた。
 ユーロ圏のグローバル化による危機の進展は、ついに労働者の連帯行動を作りだした。

 ペーパーマネー債務のツケは、労働者階級にはなんの責任もない。
 各国労働者は自国の1%の大金持ちや、欧州の1%などに騙され分断されることなく、欧州連帯行動を積み重ねてゆくだろう。
 その一歩は少なくとも、かなり成功したようだ。 
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  ヨーロッパでの緊縮財政に抗議するゼネスト 11/14 イラン国営ラジオ

ポルトガル、スペイン、ギリシャ、イタリアなど、ヨーロッパの債務危機に見舞われた一部の国で、数十万人の人々が、政府の緊縮財政に抗議し、初めて、欧州労連の呼びかけにより、14日水曜から、ゼネストを開始しています。

ポルトガルやスペインの労働者は、14日、政府の支出削減と増税に抗議し、ストに入りました。
このストは、道路交通の混乱や空の便の運休、学校の休校といった事態を引き起こしました。
ポルトガルの消防隊は、ヨーロッパの緊縮財政に対し、まっ先に、大規模な抗議を開始しました。
スペインでも、このストが始まる数時間前、労働組合が、首都マドリードの歴史的な広場の前に集まりました。
スペインのラホイ政権は、2014年までに1500億ユーロの経費を削減しようとしていますが、この措置は、スペインの多くの人々を圧迫するものになるでしょう。
これには、公務員の給与や失業保険の削減、増税と医療・教育部門の予算削減などが含まれています。

ギリシャとイタリアの労働組合の幹部も、ヨーロッパの緊縮財政に対するゼネストの日に際し、抗議デモを計画しました。
彼らは、「ヨーロッパの緊縮財政は、ヨーロッパの経済危機を悪化させている」と語っています。
ギリシャは、5年連続の景気低迷を経験しています。この国の過去4年間の財政削減により、およそ4分の1の国民が職を失っています。
現在、ギリシャの労働者の5人に1人が失業者です。
金融機関は、不安定な状況にあり、公務員の給与や退職金は、40%まで削減されています。
このような危機は、ギリシャの若者たちに、特に深刻な影響を及ぼしており、彼らの半数以上が職についていません。

ユーロ圏の債務危機は、2009年にギリシャで始まり、2011年にはイタリア、スペイン、フランスに波及しました。この危機は、ヨーロッパだけでなく、世界の多くの先進国の経済をも脅かすものだと見なされています。
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  欧州全土で反緊縮の一斉スト、一部暴徒化で逮捕者や負傷者も 11/15 CNN

(CNN) スペインやイタリアなど南欧を中心とする欧州の各国で14日、政府の緊縮策に抗議して大規模なゼネストが実施され、デモ隊と警官隊の衝突で逮捕者や負傷者が出ている。
スペインではゼネストの影響で公共交通機関がまひ状態となり、空港や工場、商店なども閉鎖、学校は軒並み休校した。大規模なデモも頻発し、一部が暴徒化している。

ポルトガル、ギリシャ、イタリアでも大規模なストが行われ、各地で警官隊とデモ隊の衝突が起きた。フランスやベルギー、さらにはこれまで堅調な経済を保ってきたドイツでも、散発的なデモが実施されている。デモ参加者は、緊縮策のために生活が苦しくなり、失業者が増加したと訴える。
ストの影響で欧州各地の空の便は数百便が欠航し、鉄道なども大幅に本数が削減されている。

ストは欧州各国の85労組でつくる「欧州労働組合連合(ETUC)」が呼びかけた。ETUCはウェブサイト上で「緊縮策は完全に行き詰まった。社会保障と賃金をこれ以上犠牲にすることがあってはならない」と呼びかけている。

スペインのゼネストは今年に入ってこれで2回目。同国の2大労組は、25%を超す失業率や、医療や教育といった分野の歳出削減に反発を強めている。内務省によると、抗議デモでは118人が逮捕され、警察官など43人を含む74人が負傷した。

隣国ポルトガルでも大幅な増税や失業率の悪化に抗議して、大手労組がストを呼びかけた。これまで平穏だった同国も、国民の怒りが強まって社会的不安が増大、抗議デモが頻繁に実施されるようになり、参加者も増えているという。
ドイツのメルケル首相がポルトガルを訪問した12日には、首都リスボンで数百人が抗議デモに参加した。
イタリアではローマ、ミラノ、トリノでデモ隊と警官隊が衝突し、警察官数人が負傷した。
同国は若者の失業率が35%に達し、学生などの怒りも強まっている。

ギリシャでも警察発表で5000人が抗議デモに集結したが、衝突などは起きていない。デモ参加者は、公務員の給与カットや年金カットに対して怒りをぶつけている。
抗議デモはドイツでも開かれ、首都ベルリンのデモには200人が参加した。
労組がデモを組織したのは連帯感を示すのが主な目的だったとみられるが、同国でも景気が減速し、労働市場にもユーロ圏危機の影響が出始めている。
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   欧州史上初、4か国で同時スト 1/15 TBS

 ヨーロッパ史上初めての「4か国同時ストライキ」です。ユーロ圏の信用不安が長引く中、スペインやポルトガルなど経済が低迷している4か国で、緊縮財政に反対するストライキが行われました。

 「スペイン議会前にさしかかったデモ隊が、議会に向かってシュプレヒコールをあげています。3キロの道のりで最も盛り上がるのがこの場所です」(記者)

 経済が低迷するスペインでは、失業率がヨーロッパで最悪のおよそ26%に達し、国民の間に、政府の緊縮策への反発が高まっています。14日には、24時間のゼネストにあわせて全国で一斉に抗議デモが行われ、一部は警官隊と衝突。これまでに110人が逮捕されました。

 「今、仕事を探すのが一番難しいことなんです。僕たちは仕事を探して海外に行かなくてはいけない」(デモ参加者)

 14日には、ポルトガル、ギリシャ、イタリアでもストライキが行われ、ヨーロッパ史上初めて4か国での同時ストライキとなりました。

 緊縮策に反対する声は南欧諸国だけでなく、ドイツなどにも広がっています。ベルリンでは14日、およそ数千人がベルリン市内をデモ行進しました。

 財政規律を重視するドイツは、各国に「緊縮策」を求めてきましたが、このことにより格差が拡大し、ヨーロッパは分断されたと、ドイツの政策を批判する参加者もいました。

 「緊縮策では何も解決しないわ。ドイツは、他の国が(緊縮策を)進めるべきだと言いますが、他の国は、それに従うしかないのよ」
 「緊縮策のために危機はより深刻化し、ヨーロッパ全体の失業者も増えてしまいました」(デモ参加者)

 14日にデモが行われた国は、ヨーロッパ全域の23か国に及びました。
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   スペイン全土で百万人超デモ 緊縮策に抗議 11/15 東京新聞

 【マドリード共同】ラホイ政権による緊縮策に抗議するゼネストが14日実施されたスペインの首都マドリードで同日夕から、数十万人が参加しデモ行進が行われた。
 首都を含めた全土では100万人を超える市民らが抗議し、警官と参加者の70人以上が衝突により負傷、120人超が拘束。主要メディアが伝えた。

 マドリードのデモ参加者は「(ラホイ首相は)辞任しろ」とシュプレヒコールを上げた。一部が国会周辺に押しかけて警官隊と衝突し、警官隊はゴム弾などを使用した。
 授業料値上げに抗議するために来たという女子学生(19)は「教育関連予算の削減は国の将来を切り捨てることだ」と話した。
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  11月14日、ヨーロッパが揺れる...史上初のヨーロッパ・ゼネスト 11/12 レイバーネット
最低7か国でゼネスト、15か国80地域で連帯デモを予告

緊縮反対と社会的ヨーロッパのためのヨーロッパ民衆による11月14日ヨーロッパ ゼネストの準備でヨーロッパが持ち上がっている。歴史で初めてのヨーロッパ ゼネストにますます多くの国で、労働者が手を取り合っている。

11月14日、まずポルトガル、スペイン、ギリシャ、マルタとキプロスの労働者 によるヨーロッパゼネストの計画に、イタリアとベルギーの労働者も加勢した。
この日はゼネストと共にデモ行動が行なわれ、15か国で最低80の都市でゼネスト とデモ行動が同時に進められる。
遠く米国のニューヨークでも連帯行動が 行われる。ゼネストとデモ行動を組織するために作られたFaceBookには、すでに 数千人が参加の意思を表明している。


ヨーロッパゼネストを断行する労働者たちは、銀行と政府による緊縮が民族経済 の破壊を強要し、大衆失業、貧困化と私有化を拡大すると反対している。
労働者 たちはまた、交渉の自立権、結社の自由を侵害し、労働時間の延長、賃金低下、 不安定労働の増大などで悪化している労働条件を問題にしている。

こうした要求と共にギリシャの二大労総はこの日、ストライキをする計画だ。 ギリシャ労働者はすでに11月には6日と7日に48時間ゼネストを行い、18日にも ストライキを行う計画だ。

ポルトガルでは、共産主義労働組合のCGTとポルトガル最大の労総のポルトガル 労働者総連盟(CGTP)がゼネストを行う。CGTPは、最初にヨーロッパゼネストを 発議した組織でもある。

スペインでは二大労総の労組連盟(CCOO)と労働総同盟(UGT)が全国でゼネストを 行う。この日は飛行機も250便が取り消される展望だ。

イタリアでは左派労働組合(COBAS)と共に最大労総のイタリア労働総同盟 (CGIL)がストライキの意思を明らかにした。

ベルギーからはフランス語圏で地域でのゼネストが計画されており、全国鉄道 労働者もこの日、ストライキをする予定だ。ベルギーのヘンクにあるフォード 工場の労働者もヨーロッパゼネストに参加して、この日は議会前での集中集会 が計画されている。

フランスでは5つの労働組合が大衆行動を行う。25の地域で大衆デモが計画され ている。労働組合と社会運動団体の大衆デモと共に、学生はこの日、教育の 私有化に対抗し、教育ストライキを進めるという立場だ。

ドイツは一部の地域でヨーロッパゼネストに加勢してストライキを進めるが、 大多数の労働組合と社会団体は、ヨーロッパ労総が提案した「行動と連帯のた めの日」の集会に参加する計画だ。
フランクフルトの労働組合の活動家たちは、 ギリシャ領事館前で集会を開き、続いてヨーロッパ中央銀行前でデモを行う 予定だ。これ以外にもベルリン、ケルンなど18の地域でのデモが計画されている。

ドイツでは、政治ストライキは認められず、ヨーロッパ・ゼ ネストを契機として政治ストライキの権利のための討論が行われた。ヨーロッ パゼネストを契機としてドイツ左翼党のラフォンテーヌ前議長は、労働者の権 利を守るためには政治的ストの権利が必要だとし、ヨーロッパ労働者との連帯 のための政治ストライキを提案した。

英国では、抵抗連帯がヨーロッパ委員会前でデモを開く計画だ。この日の集会 は、「支払うことも、支払う必要もない」というスローガンの下で、英国労総 (TUC)、ユナイト(Unite the Union)などの労働組合とギリシャ・ソリダリティ・ キャンペーン、ロンドン・シリザなど社会団体が共に進める。

これ以外にも、オーストリア、スイス、フィンランド、オランダとブルガリア でもストライキ、または連帯デモが提案されている。

14日には全世界の大学生の教育全面ストライキも予定されている。

一方「緊縮とヨーロッパ民主主義の危機に対する継続的かつ幅広い対応を計画」 する国際連帯会議である『フィレンツェ10+10』は8日、ヨーロッパ会議を開き、 14日のゼネストに集中的に参加することにした。ここには28か国約300の組織から 4千人が集まり、100以上の会議に参加して熱い反応を呼んだ。
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